Marvelous Designer 4(2.1.87)で刀剣乱舞の和泉ちゃんの服を作ってみよう♪
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【MD4】和泉守兼定の服を作る。4【赤い上着】 | Create3D-3dCG制作作業日記
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和泉守兼定の服を作る | Create3D-3dCG制作作業日記
袴を作る。
袴の型紙と作り方♪
作り方☆「袴(はかま)」Sサイズダッフィー等の縫いぐるみに Part 1☆無料型紙 : 無料型紙工房ことろ
袴は谷折り山折りがあって、縫合が面倒くさいんだよね。
MD4は谷折り山織りはできるけど、袴なんかは折り目で型紙別にした方が良くないかな。
縫合が多いとシミュレーションに負荷かけるだろうけど、
縫合と山折り谷折りってどっちが負荷高いだろう?
折り紙~♪
上記サイトに、折り紙で作ってみればよくわかるってあったので、折ってみた。
たまに袴を描いたこともあったけど、今始めて構造を理解したわ。
↓斜め部分の一番下の部分がベルトとの縫合線になるので、そこで水平に折る。
↓MD4で一番縫合しやすい部分に赤マジックでライン入れる。
リアル縫合だと、折り畳んだ全部を一気にベルトに縫い留められるけど
MD4だと、そんな縫合指定すると邪魔臭いというか、負荷だけ上がるので最低限の部分だけ縫合する。
展開すると↓こうなる。
↑右端の横ラインにも赤マジック入ってる。
この三カ所だけベルトに留めればOKの筈♪
左端の跳ね上がりのせいで、かなり変形。
シミュレーションの負荷が上がるといっても、
↓こういうことをしても、別段遅くは感じなかったので、気にしなくていいんだとは思うけどね。
ファスナーを、メッシュで作った馬鹿は私です(笑)
MD4でファスナー作った詳細はこちらで↓
【Marvelous Designer 3】アントニオ・ロペスの服を作る。17 | Create3D-3dCG制作作業日記
とにかく、この型紙をMD4上で再現する。
MD4作業
右前身頃を作る。
テキトーな大きさの型紙に、折り目のポイントをつけた。
右側の最初の折り目に内部線を作成。
その2本を左側にコピー。
脇の折り目をつけて、変形させる。
ベルトに縫合する部分をシフト選択。
折り目の縫合を指定。
山折り谷折りを指定。
↓左が山折りで右が谷折り。(私の感覚的には逆なので、よく間違える)
ベルトをアバターにタックで固定。
幅が合ってないので詰めていく。
後ろもつけて、右足分を完成。
なーにがおかしいのかなー?
谷折り山織りの指定を間違えていた。
明らかに幅が足りない。
さっき、余ってたから縮めたら、こんなことになってたので当たり前。
ぐちゃっとなっとる理由は?
こういうときは、手間の少ない方から解析していく。
↓赤枠のポイントを増やして、ピンクラインと緑ラインを縫合。
さっき、左端のひだもベルトにくっつけてた。
そのせいでギャザーになってた。
多分、前も同じ理由でギャザーになってると思う。
矢印の部分を下に入れられれば後ろは完璧!
ここをクリックして、『下に』にしたら下になった!
型紙毎じゃなくても、アンダー、オーバーは使えるらしい! すばらしい!
縫合と、布の上下は完璧!↓
けれど、↓ベルトの同じラインで縫合しているために、メッシュが重なって見えてる。
これは、ちょっと前から気づいてたんだけど
奥に入る襞のために、ベルトも内側に作って、そっちに縫合させればいいんじゃないかと思う。
どの道、ベルトは厚みが必要なので、ここでその分のメッシュを作っても、
『メッシュが倍になる!』という被害ではないはず。
3d服をMD4で作ることについて。【ごたく】
【3d服作成】ライアン作成【まとめ】 | Create3D-3dCG制作作業日記
↑この服を作ったときに、
『既存の型紙の方法で作った方が、結果的に巧く作れる』ということを学んだ。
というか、一着目だから何もかも手さぐりだったけど。
MD4はリアルタイムに布シミュレーションしながら作れるのは凄いんだけど
最終的には『メッシュ』なので、
今回の袴のように、『厚みの無いベルト』に三枚の生地を重ねて縫合すると不具合が出る。
ならば、ベルトの厚み↓(黒い部分)を擬似的に作成。
赤いのが前方になるヒダ。
緑が奥に入る予定のヒダ。
二重にしたベルトの前と後ろに縫合したら、
これで綺麗になるんじゃないかと思う。
現実で袴を作ったって、ベルト布は裏表必要なわけだから
型紙として逸脱し過ぎているようにも思わないけど。
リアル型紙とは違う。
前回の着物を作ったときも思ったんだけど
リアル型紙に沿った方が綺麗にしわとか作れるし、なにより、ネット上に型紙はいくらでもある。
それをおおまかな下絵として使った方が、基礎デザインが綺麗にできる。
けど、結局は、『布の厚み』の無い『メッシュ』なんだから
こういうときまで『リアル型紙』に固執する必要は無い。
という、分かりきったことをようやく納得した。
ということで、『メッシュなんだから』と、リアル型紙から逸脱することは
とっととやって、さっさと服を作ってしまおう。
こういうのは、こうして記事にでもして『考えを確定』しておかないと
このあとずっとこのことで悩むことになる。
一つ解決!
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エンジョイ! & サンキュー♪
【この記事を書いた日 2015/04/25 10:32 】
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