Marvelous Designer 5(MD5)をZBrushとDaz Studio4.9(D|S)で連携するときの設定。
Autodesk Maya 2014でも一緒です。
ZBrushはサーフェイスの設定を削除してしまう。
だから、Mayaで作ろうが、MD5で作ろうが
そのあと、ZBrushにOBJ連携して、OBJとして書き出すと
サーフェイスは無くなる。
実例)
MD5で服を作成して、ZBrushで修正してDaz Studio4.9の服として設定する。
- MD5からOBJで書き出しする。 → 『MD5OBJ』
- 『MD5OBJ』 をDaz Studio4.9にインポート。(服設定は必要なし)
- 『MD5OBJ』 をZBrushに読み込んで修正する。
- ZBrushからOBJを書き出す。 → 『ZBrushOBJ』
- 『MD5OBJ』 に 『ZBrushOBJ』 をモーフで設定する。
- マテリアルを設定する。
この順序を間違えてはいけない。
これは、書き出し先がDazでもMayaでも一緒。
MD5で作成した服をZBrushで修正したものを、服として設定したい場合は、
上記の『5』から追加。↓
- MD5からOBJで書き出しする。 → 『MD5OBJ』
- 『MD5OBJ』 をDaz Studio4.9にインポート。
- 『MD5OBJ』 をZBrushに読み込んで修正する。
- ZBrushからOBJを書き出す。 → 『ZBrushOBJ』
- 『MD5OBJ』 に 『ZBrushOBJ』 をモーフで設定する。
- 『ZBrushOBJ』 モーフに下状態で、Dazからゼロポーズで書き出す。 → 『DazOBJ』
- 『DazOBJ』をDazにインポート。
- 服設定をする。
- マテリアルを設定する。
DazでZBrushOBJをモーフとして設定した段階で、
サーフェイスを引き継ぐので、それをDazからOBJ書き出しすると
そのOBJには、サーフェイスが受け継がれます。(Mayaに持って行っても大丈夫♪)
なので、そのOBJをDazにもう一度読み込んで服設定するだけ。
- Maya → Daz
- MD5 → Daz
では、サーフェイスは引き継がれます。
間にZBrushをカマスと、
- ZBrush → Daz、Maya
で、サーフェイスが無くなります。
サーフェイスが無くなる。
MD5からOBJで書き出してZBrushで修正したのを
MD5のOBJに上書きしてしまうと、サーフェイス設定が全部無くなる。
そして、MD5のファイルが壊れてたりするともうどうしようもない。(元ファイルが書き出せない)
この時に、MD5から『UVも書き出し』をしておくと
ZBrushでUVによるグループ化ができるので
最悪の事態は回避できる。
(ただ、元ファイルは帰って来ない)
ファイル名でも管理
- abcと言う服をMD5からD|Sに書き出したときのOBJファイル名 → mtd abc.obj
- 同じく、ZBrushに書き出したときのファイル名 → mtz abc.obj
この二つは、中身同じだけど、違うファイル名で保険として書き出す。
ZBrushからのファイルはZBrush用ファイルでしか保存しない。
ファイル名の規則。
(書き出し元ソフト名 to 書き出し先ソフト名)(空白かアンダーバー)オブジェクト名(数字).拡張子
私は、最後の『数字』は、日付でいれてる。
- 【パソコン快適生活】ファイル名に日付を入れる【Windows7 64bit】 | Create3D-3dCG制作作業日記
- 【パソコン快適生活】ファイルやフォルダを絶対に『置き換え保存』しないために! | Create3D-3dCG制作作業日記
ZBrushでの保存は、mtz abc1.obj に上書き保存するけど
Daz Studio4.9にエクスポートするときは、ztd abc.obj で書き出す。
保険大事。
こういうのもあるから
うちではGoZがうまくいかないのもあるけど
毎回OBJで授受してる。
OBJファイルが保険(別名保存)になるから。
ぱっと見ると煩雑だけど
なれるとファイル名だけ気をつければ良いことなので、私にとっては楽。
小説って、どんどん上書きして平気なのね。
前に戻したい、ってまず思わないから、別名保存って感覚がまったくなかった。
それが、3dやりだしてから凄く痛い目にあったんだw
何回、完成ファイルを作業ファイルで上書きしたか……(T_T)
とりあえず、これで今は大丈夫。
【MD5】他ソフトとの連携について
でした。
エンジョイ! & サンキュー♪
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