【この記事を更新した日 2020/07/26 1:25 】
Daz Studio用のアイテムを自作して配布するときに
パッケージを作るのに役立つツールです。
※DAZ Install Manager用のパッケージは作れません。
Content Gatherer コンテンツ ギャザラー
七年以上前からあるツールですが
現役で十分使えます。
昔の、zipを解凍して、手作業でMyLibraryにドロップする。
そういうインストール方法のパッケージになります。
Content Gathererで配布用ファイルを作る
DAZ3Dからダウンロードした直後はこのフォルダにあります。
Daz Studioとは別のソフトです。
どこに置いても作動するので、私はMyLibraryの上のフォルダに入れました。
『Gatherer.exe』をダブルクリックで起動。
やり直すときは、左上の『new』をクリックすると
1からできます。
『save』は、『zipする』のではなく、
コンテントギャザラーに追加したアイテムをそのまま保存します。
オープンでロードできます。
自分用のバックアップの場合
自分用のバックアップの場合は、
好きにしたらいいですので気楽に作りましょう。
ADDボタンを押してファイルを選択する。
または、フォルダからファイルをドロップ。
ドロップする方が私は楽です。
dufファイルをドロップすると、下ペインに、
そこからリンクされているファイルが表示されます。
それは放置して、どんどんファイルを追加していきましょう。
『データを全部』ここで選択します。
アナリシス(解析)ボタンを押す。
関連アイテムが下ペインにリストアップされます。
↑Michaelのテクスチャが一杯……なんで?
お前がシーンサブセットで保存したからだ!
←この状態で髪の毛を
『シーンサブセット』で保存したので
Genesisのデータが含まれている。
これは七年前にしたことなので、髪の毛の保存方法を知らなかったw
削除してパッケージできますので安心してください。
ただ、できれば、
あなたのアイテム単体だけのシーンを読み込ませる方が
簡単にパッケージできます。
アイテムをまとめる。
髪の毛に必要なアイテム(テクスチャとOBJ)を選択してリゾルブ(resolve 解決)をクリック。
上ペインにファイルが追加されました。
テクスチャは表示されない模様。
ここでファイルを右クリックしても、
私の環境ではメニューが出てきませんので削除ができません。
上ペインの『ファイル リスト』をクリックすると、ファイルリストウインドウが開きます。
ここで、必要なファイルだけ選択してください。
この運動の左下。
『セレクティッド ファイルズ オンリー』のチェックを入れる。
『テキスト(text)』をクリックすると、ファイル一覧がテキストで書き出されます。
圧縮ファイルを作る。
『ジップ(zip)』をクリックすると
圧縮ファイルが作られます(パッケージング)。
↓こういうファイルができます。
左のzipファイルがパッケージです。
ファイルリストの中身は↓こんな感じ。
同梱ファイル名だけが並んでいます。
zipファイルを解凍したらこんなことに。
階層が『0 my』になってますw
フリーアイテムは、こういう形で配布するから、
マイライブラリのトップデレクトリに『!!!』が一杯ついたフォルダが並ぶことになるんです。
誰だって、自分のアイテムは一番上に表示させたいから(笑)
これで髪の毛のバックアップもできたし、
配布ファイルにもなるんですね!
結果的にこのダウンロードは、
OBJとテクスチャだけで配布しました。
【OBJアイテム配布】 キースさんの髪貰ってください♪再び 【7万ビュー達成祝い♪】 | DAZ3DでCreate3D-3d。CG制作作業日記
七年前は、登録方法がまったくわからなかった……
配布ファイルをパッケージする場合。
DAZベンダ用ファイルとかもこちらになります。
基本は同じです。
『自分用パッケージ』を作る時の方法で、
『全部のアイテム』を『上ペイン』に追加。
多階層になっているものでも全部です。
この日本刀をパッケージした時を例にします。
【自作3D】日本刀、レンダリング。【Maya】 | DAZ3DでCreate3D-3d。CG制作作業日記
配布ファイルを作るときは、準備が必要です。
テクスチャはランタイムに。
自作アイテムを作成している時のテクスチャは
ファイル名が半角英数であれば、
あなたのパソコン内のどこに置いていても良いのですが
テクスチャが完成したら、ランタイム以下のフォルダに移動させてから
マテリアルを作成してください。
プロップはプロップスに。
- プロップスの下にあなのたベンダー名のフォルダを作成。
- その下にプロダクト名のフォルダを作成。
- その中にデータを格納。
今回、私も何度も失敗しました。
数年に渡ってこのアイテムを作っていたために
前に何をしたのか忘れていて、
何度もやり直しをしました。
そのため、テクスチャは、ランタイム以下に置いて
そこからリンクしたマテリアルを作っていたのですが
やり直しをしている間に、
テクスチャを作業フォルダからリンクしたまま
マテリアルを作ってしまったのです。
このパッケージ化でそれに気づき
全アイテム登録し直しになりました(TT)
↓ この赤いのが全部、MyLibrary外からのリンクです。
便利ですね!!
悲鳴が上がりますけどw
ヒトサマのアイテムを排除する。
この日本刀のパッケージは『レンダリングシーン』も同梱しています。
それに『ヒトサマ(他人)』のアイテムを使ったので、
ヒトサマのアイテムもリストアップされてしまいました。
こういう場合は、前述の『圧縮ファイルを作る』までやって
『ファイルリスト』をクリック。
ここで、『自分のアイテムだけを選択』します。
そして、左下の
『セレクティッド ファイルズ オンリー』をチェック。
これで、選択したファイルだけがパッケージされます。
あとは前述の手順と同じように
『テキスト』でファイルリストを書き出し。
『zip』で、パッケージ化。
今回は、アイテムの階層を整えたので、
『0 my』にはなっていませんw
なっていませんが、 ↑ これも失敗です。
この三つのファイルが並ぶときに、ベンダー名が表示されているのはおかしいのですw
階層を整えてzipすると、zipファイルを開けたときのフォルダはこうなります。
一番上の『スタジオ』のフォルダをMyLibraryの上にドロップすれば
インストールできるようになっています。
まとめ。
- 自分用バックアップを作る。
- 配布ファイルを作る。
こういうのに役立つツールです。
よし!
配布ファイル作成方法を学んだぞっ!
Content Gathererを使って配布ファイルを作る。
でした♪
Enjoy!&Thank you♪
2013_09_20(金) am06:33
【この記事を更新した日 2020/07/26 1:25 】
【この記事を更新した日 2020/12/20 8:27 】
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