Daz Studio4.9のレンダリング検証。
ロードしたアイテムを可視不可視にすることでレンダリング時間がどう変わるのかの検証。
可視不可視のレンダリング時間測定。
1.38 seconds 全部レンダリング(近景)
2.15 seconds シリンダーだけ
0.72 seconds シリンダー以外を不可視
0.37 seconds 全部可視にして全部レンダリング(遠景)
0.52 seconds 全部可視にして全部レンダリング(近景)
0.84 seconds シリンダーだけ 再度
0.81 seconds シリンダー以外を不可視 再度
アイテムが小さすぎて、誤差なのか、不可視で軽くなってるのかわかりづらいw
Genesis 2 Maleで検証。
11.6 seconds シーンに一体のみ
7.1 seconds フィギアを複製して二体レンダリング
25.76 seconds 新規ファイルでシーンに一体のみ
4.12 seconds ↑同じ条件で再度レンダリング
この時点で、Dazのメモリが、150M突破。
ロードして最初のレンダリングより、同じ条件で二回目のレンダリングの方が速い?
メモリ読み込んでしまってるから?
Dazを再起動させてGenesis 2 Maleを一体ロード。
5.72 seconds シーンに一体のみ 1回目
4.20 seconds シーンに一体のみ 2回目
4.21 seconds シーンに一体のみ 3回目
4.16 seconds シーンに一体のみ 4回目
一回目と二回目は差があるけど、二回目以降は誤差っぽい。
二体目をロード。
7.7 seconds 二体を重ねたままレンダリング 1回目
7.20 seconds 二体を重ねたままレンダリング 2回目
7.3 seconds 二体をずらしてレンダリング 1回目
6.99 seconds 二体をずらしてレンダリング 2回目
6.99 seconds 二体をずらしてレンダリング 3回目
フレームに入っている二体目を不可視。
4.19 seconds 二体目を不可視 1回目
4.15 seconds 二体目を不可視 2回目
4.11 seconds 二体目を不可視 3回目
二体目をフレームの外にして、可視
5.37 seconds
5.42 seconds
5.37 seconds
二体目をフレームの外にして、不可視
4.23 seconds
4.17 seconds
4.26 seconds
二体目をフレームの外にして不可視。一体目の顔のup。
7.11 seconds 1回目
7.48 seconds 2回目
7.9 seconds 3回目
なんで増えてるの?
7.13 seconds 4回目
7.11 seconds 5回目
7.11 seconds 6回目
メモリがちょっと増えてる。
ロードしてるアイテムはずっと一緒なのに。
二体目をフレームの外にして不可視。一体目の顔のup。
顔のテクスチャを4096→8192にした。
28.90 seconds
7.29 seconds
7.23 seconds
上記と同じ条件で、カメラの角度を変更。
して、三回レンダリングしたけど、ログを取る前に、セーブしてDazを再起動させてしまったw
ロードして最初のレンダリングと二回目のレンダリングで、二回目以降が軽くなっているので
ロードしたシーンをセーブして再起動したときはどうなのか。
Dazを再起動させると、ログファイルがクリアされる。
以前、半年分ぐらいのログファイルがずっと積算されてて、2ギガとかになってたから
自分でログファイルは削除しなきゃいけないものだと思ってた。
なので、ちょくちょくログファイル削除してたんだよ。手作業で。
Dazを落としたらログファイルって削除されるんだ?!
それをされてないから、Dazが壊れてたんじゃんっ! 多分!
で、なんでそれが解決されたん?
顔デフューズが8192のテクスチャのGenesis 2 Maleの全身。
(条件は一つ前と一緒。二体目がフレーム外で不可視)
34.93 seconds
4.52 seconds
4.22 seconds
ここまでの実証による結論。
- Irayレンダリングが遅くなる内訳(下記要素が掛け算になる)
- シーン内のメッシュの総頂点数(サブデビジョン含む)
- シーン内のテクスチャの総pixelサイズ。
- シーン内のライトの数と種類。(この記事では未検証)
- 一度レンダリングすると、テクスチャが記憶されるから二回目が速い。
- 少しでも速くするには?
- フレームに入っていないアイテム(ライト含む)を不可視にする。
- 視点固定ならばシーンから削除してしまう。
- 一度ロードしたら、その時に必要分をレンダリングしてしまう。
- 再ロードすると、毎回『一回目』の『遅さ』になる。
- 現状私が理解している、『DazでIrayレンダリングを速くする要因』
- QuadroよりGeForce
- VRAMは4ギガ以上(シーンの大きさによる)
- CUDAは多ければ多いほどいい。
- 現在のQuadroにはCUDAが無い。
- GeforceGTX980
- GeForce TITAN XがIray対応したら買い
- 操・活・解 Irayレンダリングのためのビデオカード選び その1
- 現時点でQuadrok4000とGeForceは同居できない。
- SLI接続をしなければ同居できる。
- Daz以外でGeForceを使えない。
- QuadroがないとMayaが不安定になる可能性。
店頭での注文の仕方w
CUDAとVRAMが最大のグラフィックカードが欲しい。
それがQuadroじゃなかったら、SLI接続しなくていい。
(Quadroがすでにささっているため)
Daz以外だと、レンダリングサーバー組んでもいい。
Dazが対応するプラグインを出してくれたら買い。
よし。
エンジョイ! & サンキュー♪
【この記事を書いた日 2017/01/07 8:39 】
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初心者のかたへ参考記事。
- 【Daz】リアルレンダリングを目指す方へ。【Iray】 | Create3D-3dCG制作作業日記
- 【ライト】15分でわかるHDR&IBL【Daz Studio4.5】 | Create3D-3dCG制作作業日記
- 超簡単なライト設定。【Daz Studio4.5】 | Create3D-3dCG制作作業日記
自作派のかたへ
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コメント
自分も諸先輩がたのブログなどでグラボ選びましたが、最終的には大画面で操作領域を1画面に納めたくて5K対応のDellのモニターに対応可能なグラボ選びしました。
でも、実質28インチくらいのサイズで精密描写されるから、アイテムのアイコンが小さくなって、見えにくい(笑)
DAZstudioでレンダリング始めるとグラボのファンがグァン〜と唸りだしてレンダリングが終わると静かになるのは、グラボの存在を実感する瞬間ですw
JUNさん
けっこううちのパソコン、常にうるさいのでw
レンダリング始めたからファンが凄くまわる、ってのはあまり気付きませんでした。
そうなんですよ、画素数あげると文字が小さくなって見えにくいでしょ?
それにでかくなると、取り扱いが大変なので、いまのところ、ワイド21インチがぎりぎりです。
さすがにIrayをしょっちゅう使うなら、グラボはどうにかしないとなー、と切実に考えています。