3dの服メッシュを作るのに便利な、Marvelous Designer 5で和服を作った時に
あぐらで座らせて裾をさばく方法。
前回の失敗
前回はどうやっても布が足を覆ってくれなくて、↓『行儀悪いけど暑いからはだけてる』っぽくして誤魔化した。
今回はできた♪ その結果。
和服はちょっとポーズが違っても、いびつになるので
細かいポーズで全部服モーフ作った。
レンダリングは、Daz Studio4.9の
ToonyCamとpwToonを使った漫画レンダリングです。
大きな画像はこちらで↓
長曽祢のいいところを並べ立ててみた by 晶山嵐 on pixiv
最初に裾をからげてピンで止める。
現代のズボンでも、椅子に座るときに、
ピッと膝から太股の辺りに布を引っ張ってから座るやん?
着物でも最初からそれをすればいいんだ。
膝辺りの布を太股に留める。
右前身頃の膝あたりを左足の内股に留める。
後ろ
おはしょりするぐらいに留める。
これで座らせると、最初は↓開くけど、
内股にピンを留めているので、全ピンを外すと内股がどうにか隠れる。
そして整える。
普通ならもうちょっと隠れると思うけど
マイフィギアは足をうんと長くしているのでこれで精一杯。
【Daz3D】Shape Shiftで日本アニメのような足長フィギアを作ってみよう!【Daz Studio4.6、Victoria6、Genesis】 | Create3D-3dCG制作作業日記
どうしても、お尻側に引っ張られて
布は全部後ろに落ちてしまうので
ちょうどいい時にシミュレーションを留めて書き出す。
このあとで立て膝にしたときは、
- 左身頃をフリーズさせて
- ポーズアニメーションさせて
- ピンを留めてから
- フリーズをといて
- ピンを外す。
一度服がちゃんとなれば、ビミョウな差分は簡単にとれるので
全部服モーフとって設定した。
服モーフ名は、登録してるポーズ名に準拠してる。
Dazでの服設定。
Daz Studio4.9でMD5服を設定する方法はこちら↓
これは服モーフだけじゃなく、Daz Studio4.9で『服』として設定してあるので
ちょっとは対応してくれるw
袂がちょっとめり込んでます。
↓こういう破れはフォトショで修正が簡単。
↑服の布地が同じ色なので、一分で修正できる。
これぐらいの修正になるのならこのまま使う。
↓柄にかかるところの修正はしたくないので、出ないようにする。
でも、服モーフを取りにいく時間を考えると、似たようなものだけれど
服モーフは後で使えるけど、修正は毎回しなきゃいけない。
どっちとるか。
【MD5】あぐらを組ませた和服のすそさばき【布シミュレーション】
でした。
エンジョイ! & サンキュー♪
【この記事を書いた日 2016/01/28 8:46 】
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