Autodesk Maya 2014で日本刀、歌仙兼定を作る。
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UV展開する
ModelingCafe・北田栄二のオススメ! MayaによるUV作業お助けツール4選 | 特集 | CGWORLD.jp
これをやる↑と前回言ったけれど、ハウツーがなくて行き詰まってる。
どのハウツーも、『展開』の最初はすでにメッシュが平面になってる。
最初の展開がわからなかったので、↓この方法でblender使って展開した。
【blender初歩】グリッドに揃えてUV展開! – Togetterまとめ
作成上柄尻の部品が分離していたので、とりあえず別れているのごとに展開。
メッシュの大きさは等分のようなので、縫合して一本にしてそこから分割して小さくする。
……なら、別にこの新しいUV展開ツールなくても良かったけど
まぁ、やってみる。
柄巻の大部分がこうなってる。
前は普通に縦に長くなったのに、なんで今回はこんな正方形にまとまってるんだろう?
フェイスが切れてる。
ZBrushでオートグループにすると↓こんなふうにフェイスが切れているので
ZBrushのこれで切れてるなら、これでつながる筈なんだけど
↓これはもう縫合するしかない。
最初に、なんでここで切れたんだろう。
エッジの縫合だと凄く効率が悪いので、頂点をセンターにマージしていくことにした。
↓太い線が全部、エッジが切れてる。
その部分だけ選択表示、ワイヤーフレームにして、『エッジのマージ』を選択。
太いラインが見えるので、他の頂点と重ならないように角度を調節。
見えている部分しかマージできないので
今回は↓この頂点をマージ。
↓エッジの縫合ツールで見て、太線が見えなくなるまでする。
これの繰返し。
元々、なんでこんな複雑な部分でエッジ切れてるんだろう?
- ZBrushから戻したときに切れてた。
- UVいじるときにエッジのデタッチやって、取り消し忘れた。
他にあるかなぁ。
とにかく、これはその時気をつけていればしなくていい手間なので
今後気をつける。
エッジのマージツール、慣れた!
全部エッジをマージするのに、48分
柄巻部分が一本のUVになった♪
↓ねじりの部分でUVエッジをカット。
『Nightshade UV Editor』にエッジのカットアイコン↑があるので
いちいちメニューから出さずに済んで楽♪
『Nightshade UV Editor』に『スタック』があるのは動画から読み取れたので実行。
すっっっごい、時間かかってる。
これまさか、1セルずつスタックしてないよね?
切れ目ごとにやってくれてるんだよね?
動画のサンプルが、1セルでしか動かしてないからスカスカ動いてるけど
大きなメッシュですると凄い時間がかかると
昨日まで気づかなくてw
だって、↑このダイアログが出るまで時間がかかるのよ。
だから、スクリプトの挿れ方を間違えて、Mayaがフリーズしたのかと
毎回再起動したり、やる気なくしたりしてた。
たんに、処理が重たくて、ダイアログが出るまでも時間かかってただけなんだね。
この、スタックってのが予想通りの動きをしてくれるなら、
手作業と似たような時間がかかるけど、
その間他のことができるから、楽だよね。
しかし、何分かかるんだろう。
今度時間計測しておかないとな。
8:26 → 8:36 15分ぐらいかかったかな。
↓これが、ちゃんとスタックされてるなら見事!
ただ、これ『中央揃え』らしい。
一つの島を小さくすると、凄い処理能力速くなった。
もう、他のことしてる時間無いw
↓この右側の端数シェル。なんだと思ったら
セルが1477個も入ってる(T_T)
↓この端っこ全部……なんでUV全部切れてるの!
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エンジョイ! & サンキュー♪
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↑タグの統合そのうちします。
↑これ、Maya買ったらなるべく早い内に読む方がいい。 モデリングのスタートダッシュが早くなる。
モデリング講師の方が書かれているので、
- 『天才』が書いた本で、『ここはぐーっとディティールを書き込む』とか
- 『だから、そこをどう書き込むんだよ!!』みたいな
- 『そこ、飛ばしたけど、そこが知りたいねん!』みたいな
そういう、曖昧模糊とした所がない。
- 『なぜできない』のか?
- 『どうやったらできる』のか?
- 初心者がどこでつまずくのか?
- それをどうやって解決するのか?
- プロでも、独学でしていたら気付かずに苦労しているのはココ。
- こうしたら、初心者でも、プロ波のツールにできる!
それが、具体的に書かれているので、すぐに初心者脱出できます。
基本はマヤを使っていますが、
モデリングの基本はブレンダーでも流用できる『考え方』です。
私が初期に買ったのは下記の6冊。
[digital]TEXTURING & PAINTING |
テクスチャを自分で作るなら、 これも読んだ方がいい。 映画のテクスチャとか作っている人の本。 |
はっきり言うと、精神論なんだけど、
『リアルなテクスチャを作るなら、ここまでやるんだ?』という
『プロの最高峰』が見える。
別に自分が最高峰にならなくても、最高峰を知っておくことは重要。
この人も天才だから、私には意味不明のところがあったけど
それ以外の『理屈』ははっきり書かれている。
『理屈から入る』人には最適。
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