Autodesk Maya 2014で日本刀、歌仙兼定を作る。
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【Maya】日本刀、歌仙兼定を作る。57【UVを整える】 | Create3D-3dCG制作作業日記
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歌仙兼定の刀を作る | Create3D-3dCG制作作業日記
手作業でレイアウト。
重なったものが多いので、自動レイアウトできない。
4096で作成。
まずは、一番大事な、刀身に最大スペースを割く。
刀身、鞘、鍔、柄巻、下緒
が大きくないと困る。
他は隙間に配置。
他のものの大きさを合わせる。
合わせるというか、必要な大きさにする。
この期に及んで鞘をミラーしてなかったことが発覚!
ミラーできないときに確認する場所。
Y軸ミラーできなくて悩んでたら
中に小物が入ってた。
今初めて知ったこと。
アイテムは、グループにしないまま、グループしてはいけない。
上記だと、 『Saya3』のメッシュに、返り角と栗型を入れてしまっていた。
グループにするなら、鞘とそれらを選択して、『コントロール G』でグループ化しなきゃいけないんだ。
『Saya3』の中に、アイテムが入った状態だと、『Saya3』をミラーできない。
外は丸いけど、内側は角張っているときのフチの処理。
内側のためにクリースを入れると、外側も角張る。
内側にもう一本エッジを入れて、頂点をマージ。エッジを削除。
これで前回からやってるけど、あってるのかな?
この後に及んで、2。
鯉口のUVが無いw
ここもY軸ミラー目的で半分にしようかと思ったけど
塗りの無い鞘とかの場合、ここが上下対称の柄になることは無い。
違う木だから。
なので、ここも一枚テクスチャを貼る、として上下ある状態でUVを作る。
今、下緒のUVを分割してて、裏面を見たいから鞘を表示させたら
ミラーしてないことに気づいたんだった。
下緒が処理途中だよ。
はーいった♪
↑鍔にクリース入れてない。
↓これが一つ前の。
最初のは残ってなかったw
アイテム数変わってないのにゆうゆうしてる。
作成巧くなったな!
鍔のUVが甘い。
↓スムーズ(ショートカット3)を掛けると歪む。
ものすっっっっっごい、細かいクリース入ってて、ここだけマージされちゃったらしい。
で、どうやっても中心線に歪みが出るので、エッジ増やした。
上下の部分は統合していいのかな?
統合すると歪むので、やはりこのまま行く。
UVの確認。
返り角、4つになってた!
『オブジェクトからマテリアルを選択』したときに不可視の状態で一緒に選択してたんだろう。
いちおう、全部違うマテリアル当てるようにしてるけど、間違って同じのをあてることがあるんだ。
凄いよれてたので、気にしないと思いつつも、一本エッジをいれた。
綺麗になった!
下緒は一本の紐で作ってあるので、細かくUVを切って繰返しを当てるようにしてるために
所々切れてる。
↑紐の裏側のココがUV切ってるからずれてる。
他は結び目に入った部分で切れたんだけど、
リボンの部分とか、大きく一枚外に出てる部分は途中で切った。
下緒ってこういう細かい紐なので、気にならないとは思うんだけど。
下緒 – Google 検索(画像検索)
UVだと↓左下の大きな部分。
配分間違えてるかな。
凹凸つけるとなると、これぐらいないとどうしようもないんだけど
紐の太さとしては刀身の幅よりは細いんだから
実寸に合わせるべきなのかな?
実寸でするとこうなる。
【D|S】日本刀、歌仙兼定を作る。35 【下緒のマテリアルを設定する。】 | Create3D-3dCG制作作業日記
これが我慢できなかったので、切って大きくしたんだよね。
この半分でも……
あれ?ちょっとまって?
↑裏表が並んでるよね?
これ、半分にしていいよね?
紐の側面を半分に割ってないから、どこで切ろうかと思ってたんだけど
半分に割ってUV重ねた方がいいよね?
片面にエッジ入れたら、UVで二本のエッジが入ってる。
縦に入ってるのは紐端でいいとして、これで切ったら、上の端点全部繋がなきゃならなくなる。
6:53 6:57
真ん中にエッジを入れずに、すでにあるエッジの端を切断した。
↑いいよね、これで。
スペースが空きました……
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歌仙兼定の刀を作る | Create3D-3dCG制作作業日記
エンジョイ! & サンキュー♪
【この記事を書いた日 2016/10/08 6:58 】
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↑タグの統合そのうちします。
↑これ、Maya買ったらなるべく早い内に読む方がいい。 モデリングのスタートダッシュが早くなる。
モデリング講師の方が書かれているので、
- 『天才』が書いた本で、『ここはぐーっとディティールを書き込む』とか
- 『だから、そこをどう書き込むんだよ!!』みたいな
- 『そこ、飛ばしたけど、そこが知りたいねん!』みたいな
そういう、曖昧模糊とした所がない。
- 『なぜできない』のか?
- 『どうやったらできる』のか?
- 初心者がどこでつまずくのか?
- それをどうやって解決するのか?
- プロでも、独学でしていたら気付かずに苦労しているのはココ。
- こうしたら、初心者でも、プロ波のツールにできる!
それが、具体的に書かれているので、すぐに初心者脱出できます。
基本はマヤを使っていますが、
モデリングの基本はブレンダーでも流用できる『考え方』です。
私が初期に買ったのは下記の6冊。
[digital]TEXTURING & PAINTING | テクスチャを自分で作るなら、 これも読んだ方がいい。 映画のテクスチャとか作っている人の本。 |
はっきり言うと、精神論なんだけど、
『リアルなテクスチャを作るなら、ここまでやるんだ?』という
『プロの最高峰』が見える。
別に自分が最高峰にならなくても、最高峰を知っておくことは重要。
この人も天才だから、私には意味不明のところがあったけど
それ以外の『理屈』ははっきり書かれている。
『理屈から入る』人には最適。
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