【Maya】日本刀、歌仙兼定を作る。58【UVをレイアウトする】

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Autodesk Maya 2014で日本刀、歌仙兼定を作る。

【Maya】日本刀、歌仙兼定を作る。58【UVをレイアウトする】

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手作業でレイアウト。

重なったものが多いので、自動レイアウトできない。

4096で作成。

  20161008_00Create3D5943

まずは、一番大事な、刀身に最大スペースを割く。

 

刀身、鞘、鍔、柄巻、下緒

が大きくないと困る。

他は隙間に配置。

20161008_00Create3D5944

 

他のものの大きさを合わせる。

合わせるというか、必要な大きさにする。

 

この期に及んで鞘をミラーしてなかったことが発覚!

20161008_00Create3D5945

 

ミラーできないときに確認する場所。

Y軸ミラーできなくて悩んでたら

20161008_00Create3D594620161008_00Create3D5948

中に小物が入ってた。

 

今初めて知ったこと。

アイテムは、グループにしないまま、グループしてはいけない。

 

上記だと、 『Saya3』のメッシュに、返り角と栗型を入れてしまっていた。

グループにするなら、鞘とそれらを選択して、『コントロール G』でグループ化しなきゃいけないんだ。

『Saya3』の中に、アイテムが入った状態だと、『Saya3』をミラーできない。

 

 

外は丸いけど、内側は角張っているときのフチの処理。

内側のためにクリースを入れると、外側も角張る。

20161008_00Create3D594920161008_00Create3D5950

 

内側にもう一本エッジを入れて、頂点をマージ。エッジを削除。

20161008_00Create3D595120161008_00Create3D595220161008_00Create3D595320161008_00Create3D595420161008_00Create3D595520161008_00Create3D5956

これで前回からやってるけど、あってるのかな?

 

この後に及んで、2。

鯉口のUVが無いw

20161008_00Create3D5957

 

ここもY軸ミラー目的で半分にしようかと思ったけど

20161008_00Create3D5958

塗りの無い鞘とかの場合、ここが上下対称の柄になることは無い。

違う木だから。

なので、ここも一枚テクスチャを貼る、として上下ある状態でUVを作る。

 

今、下緒のUVを分割してて、裏面を見たいから鞘を表示させたら

ミラーしてないことに気づいたんだった。

下緒が処理途中だよ。

 

はーいった♪

20161008_00Create3D5959

↑鍔にクリース入れてない。

 

↓これが一つ前の。

20160711_00Create3D3025-1

最初のは残ってなかったw

アイテム数変わってないのにゆうゆうしてる。

作成巧くなったな!

 

鍔のUVが甘い。

↓スムーズ(ショートカット3)を掛けると歪む。

20161008_00Create3D5961

ものすっっっっっごい、細かいクリース入ってて、ここだけマージされちゃったらしい。

 

で、どうやっても中心線に歪みが出るので、エッジ増やした。

20161008_00Create3D597620161008_00Create3D598220161008_00Create3D5983

上下の部分は統合していいのかな?

 

統合すると歪むので、やはりこのまま行く。

20161008_00Create3D598620161008_00Create3D5987

 

UVの確認。

返り角、4つになってた!

20161008_00Create3D5988

『オブジェクトからマテリアルを選択』したときに不可視の状態で一緒に選択してたんだろう。

いちおう、全部違うマテリアル当てるようにしてるけど、間違って同じのをあてることがあるんだ。

 

凄いよれてたので、気にしないと思いつつも、一本エッジをいれた。

20161008_00Create3D599020161008_00Create3D5991

綺麗になった!

 

下緒は一本の紐で作ってあるので、細かくUVを切って繰返しを当てるようにしてるために

所々切れてる。

20161008_00Create3D599320161008_00Create3D5992

↑紐の裏側のココがUV切ってるからずれてる。

他は結び目に入った部分で切れたんだけど、

リボンの部分とか、大きく一枚外に出てる部分は途中で切った。

 

下緒ってこういう細かい紐なので、気にならないとは思うんだけど。

下緒 – Google 検索(画像検索)

 

UVだと↓左下の大きな部分。

20161008_00Create3D5994

配分間違えてるかな。

凹凸つけるとなると、これぐらいないとどうしようもないんだけど

紐の太さとしては刀身の幅よりは細いんだから

実寸に合わせるべきなのかな?

 

実寸でするとこうなる。

【D|S】日本刀、歌仙兼定を作る。35 【下緒のマテリアルを設定する。】 | Create3D-3dCG制作作業日記

これが我慢できなかったので、切って大きくしたんだよね。

 

この半分でも……

20161008_00Create3D5994

あれ?ちょっとまって?

↑裏表が並んでるよね?

これ、半分にしていいよね?

 

紐の側面を半分に割ってないから、どこで切ろうかと思ってたんだけど

20161008_00Create3D5995

半分に割ってUV重ねた方がいいよね?

 

片面にエッジ入れたら、UVで二本のエッジが入ってる。

20161008_00Create3D5996

縦に入ってるのは紐端でいいとして、これで切ったら、上の端点全部繋がなきゃならなくなる。

6:53 6:57

 

真ん中にエッジを入れずに、すでにあるエッジの端を切断した。

20161008_00Create3D5997

↑いいよね、これで。

 

スペースが空きました……

20161008_00Create3D5998

 

 

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エンジョイ! & サンキュー♪

【この記事を書いた日 2016/10/08  6:58 】

 

 

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↑タグの統合そのうちします。

 

   ↑これ、Maya買ったらなるべく早い内に読む方がいい。 モデリングのスタートダッシュが早くなる。  

モデリング講師の方が書かれているので、

  • 『天才』が書いた本で、『ここはぐーっとディティールを書き込む』とか
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そういう、曖昧模糊とした所がない。

 

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テクスチャを自分で作るなら、

これも読んだ方がいい。

映画のテクスチャとか作っている人の本。

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