Shadeで螺旋階段を作る参考動画↓
この動画は私が作ったんじゃないです。感謝です。
この動画が、はやくて何しているのかわからない、というかたへ、
テキストとスクショで説明します。
Shadeで階段の一段を作成する。
理屈。
- 閉じた線形状で円盤を作る。
- その円盤を部分的に切り取って一段にする。
さぁ始めましょう。
上面図でゼロ地点をクリック。
これで、他の図面を使うと、XZ軸のゼロを維持できます。
線形状を作成。
正面図で、零地点から右に離れた場所から右下にドラッグ。
長方形を作ります。
リターンキーを押して、形状編集モードから抜けると
その状態で、『一般-立体化』から真ん中の筒状のを選択。
動画でやっているように、正面図のYゼロ地点で上下に線を引いてください。
先程の四角がその線を中心にして円盤ができます。
このとき、先程と同じように上面図でゼロ地点をクリックしてください。
ゼロ地点をクリックしないで立体化作業をしたらこうなります。
↓上面図でゼロ地点からはずれた位置で立体化。
上面図のカーソルの位置を中心に円盤ができます。
上面図でゼロ地点をクリックしてから、正面図で立体化すると、
上面図でも正面図でも零地点を中心にして円盤ができます。
ワイヤーフレームになっていますので、シェーディングに変更。
形が表示されました。
見やすいですね!
情報ボックスを開きます。
統合パレットが出ていない人は、上部メニューバーから『表示-形状情報』を開いてください。
先程、ぐるっと回転させたので、開始ゼロ、終了が360になっています。
360度回転させたということですね。
ここに、開始『-7.5』、終了『7.5』、と記入。
おめでとうございます!
一段分の階段ができました!
お疲れさまです!
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Japanistなどの、特別なIMEを使っている場合、
英数字にしてもShadeのダイアログに入力できませんので、
初期IMEに変更してください。
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今度はこれを複製して螺旋階段にしますので、
階段の一段分の体裁を整えます。
階段の部品を作る。
上面図でYZ軸ゼロポイントをクリック。
---ムダ話---------------------
正面図から見てこうなります。
- Y 縦(上下)
- X 横 左右(水平)
- Z 手前-奥 奥行き(水平)
これが三次元。
これに『時間』が入ると四次元になります。
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作成→一般→閉じた線形状
動画の通り、テキトーな形を作ってください。
あとで形を変えますので、今はテキトーでいいです。
この板に穴を開けます。
構造体の強さを維持したまま、鉄骨の容量を少なくするためです。
嘘です、テキトーです。デザイン性のためだと思います。
作成→一般→円形状
上面図を触らなければ、上面図のクリックポイントは維持されていますので
そのまま正面図で円を作ってください。
上面図のポイントがZゼロから離れているときは、もう一度先程のポイントをクリックしてください。
円ができましたね。
この『円』は線形状ではないので、線形状に変換します。
『ツールパラメータ』ウインドウが出ていなければ出してください。
『線形状に変換』をクリック。
すると、『円』が『閉じた線形状』になります。
形状情報パレットで『閉じた線形状』の右側にある『穴』のチェックをクリック。
これで、この円の形状は重なっている他の線形状に穴を開けます。
プレビューでは判りませんが、レンダリングすると穴が空いているのが確認できます。
動画のややこしいところに突入です。
↓の『00』が並んでいるアイコンをクリック。
そのあと、円の×印↓のあたりをクリックすると、(どこでもいい)
トランスフォーメーションというウインドウが出ます。
ダイアログを下記のように書き換えてください。
XとYに対して80%(縮小)
X軸の直線移動が250(右)ということです。
上部メニューバーの『レンダリング』の下辺りの、丸がつながったアイコンをクリック。
直前にした操作を繰り返すツールです。
二回繰り返し。 三回繰り返し。
(途中まで、二回繰り返しで間違えてスクショを撮っています)
円が四つできました。
ためしにレンダリングするとこんな感じ。
ブラウザで、今作ったした四つの円の形状を選択。
上部メニューから『表示→形状整列』を選択。
左上の図面選択から
正面図を選択。
上に揃えるアイコンをクリック。
こうなります。
↑これは判りやすいように、階段全部を選択しています。
すいません、ここで繰り返しが足りないことに気づいたので、戻ってやり直しました。
バランスが悪いので、外側の板の形を変えます。
外側の板を選択。
形状編集モードに入ります。( ショートカット Ctrl+M )
なぜかCtrl+Mがきかないので、メニューから出しました。
ポイントをマニピュレータで移動させます。
同じ色のラインが同じぐらいの長さになるように。
これは私の心理的なものなので、気にならない方は先へ進めてください。
五つの円を同じパートに入れます。
基本。
パートを選択してクリック。
できたパートに
円の形状を選択して
ドロップ。
形状をパートに入れるショートカット。
↑の状態で『Ctrl + G』
一発で↓こうなります。
すいません、円だけじゃなかったです。
閉じた線形状を全部入れてください。
↓こういう状態です。
これで、↑のいくつかの線形状が一つの塊として操作できます。
掃引体をクリック。
上面図でちょっとだけ縦にカーソルを動かすと、厚みが出ます。
今回は、X軸より下にカーソルを動かしましたので、この『厚み』の上の辺がX軸ゼロになっています。
その厚みをX軸を中心にするように、上に動かします。
レンダリングするとこんな感じです。
穴の内側にも厚みが出ましたね♪
お疲れさまでした!
これで、階段一段分ができました。
光源を変えたりしてにふにふ確認してください♪
階段を螺旋にする。
ここから先は、一段分をひとかたまりとして扱うので、
全部を一つのパートに入れてください。
↑を選択した状態で、『ツール→複製→リンク』
これ、ショートカットが『L』と何かなのですが
この系のショートカットって、私のマシンではほぼ使えません。
使える方はショートカットで使ってください。
リンクの方を選択して
先程の、トランスフォーメーション。
↑をクリックして、形状をクリック。
先程の数値が残っていますので、『復帰』をクリックして初期状態に戻します。
そして、新たに赤枠内の数値を入力。
Y軸を中心に15度回転、150上に移動。
OK。
螺旋階段の二段目ができました♪
左がプレビュー。右がレンダリングです。
先程も使った繰り返しツール。
今回は11以上繰り返すので一番下の『……』をクリック。
28と記入してOK。
ドーン!
素晴らしいっ!
これ、慣れたら数分ですよ。
数分でこんな螺旋階段ができるなんて♪ 至福♪
こんなん手で絵を描こうとしたどんだけ掛かるか……
階段の体裁を整えます。
今、こんな状態ですね。
一番上のパートの、閉じた線形状の回転体を選択。
正面図でX軸をクリック。
円筒ツールを選択。
上面図で円筒を作成。
円筒を選択した状態で形状情報を下記に変更。
ふぉっ! 突然、棒が沸いて出た!
この数値通りにすると私ははみ出したので、
中心からの距離を1400→1250に変更しました。
花が咲いたような上面図♪ 綺麗ですね~♪
手すりを着けましょう。
上面図でX軸をクリック。
長方形を作成をクリック。
正面図で、先程の円筒の一番上に接するように四角を作成。
形状編集モードにして(Ctrl M)
編集→線形状→『角の丸め』
半径10。
こんな感じ。
サイズが動画と違う人は、数値を変えて、気に入る丸まり方にしてください。
この、まるまった『閉じた線形状』を『自由曲面』パートに入れてください。
自由曲面パートを一番上に出してください。
自由曲面の中の閉じた線形状(先程まるめた形状)を選択
上面図で、XZのゼロ位置(階段の中心)をクリック。
トランスフォーメーションをクリック。
赤枠内を下記に変更。
二段分の手すりができましたので、
それを14回繰り返します。
手すりができました♪
上面図から見ると、手すりがカクカクしています。
丸くしましょう。
手すりの自由曲面を選択。
編集→線形状→『切り換え』
この状態で、
スムーズ
丸くなりました♪
一休み♪
あとは、真ん中にドーンと支柱を作って完了です♪
お疲れさまでした!
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実際の螺旋階段についての考察。
螺旋階段の構造原理を適用した省スペース階段 – astamuse(アスタミューゼ)
Enjoy!
2013_05_25(土) pm02:35
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Shadeのことが多くなりそうなので、Shadeの専門ブログを作りました。
今後、こちらにはShadeだけの記事はアップしないようにします。
現在、こちらのShadeの記事をあちらに移行中。
こちらからShadeの記事を削除するかどうかは、そのあと考えます。
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