きらびやかな、音楽プロモーションビデオ(PV)のような背景を作ってみましょう♪
↑完成図。
本物のコンサートステージはこちらで。
【DAZ特集】舞台などのステージセット。 | Create3D
被写体を呼び出します。
ポーズをとらせます。
ヴィクトリア スーパーモデルを呼び出して、ステファニーのポーズをとらせます。
(たまたまそこにあったからで、なんのポーズでもいいです)
青枠と赤枠で何が違うかと言うと、
赤い方は足がヒールポーズになっています。
カメラを用意します。
今回はレンダリング有りきなので、先にカメラを出します。
真ん中のチェックをつけると、プレビューのカメラ位置が
ニューカメラの位置になります。
すかさず、カメラ目線に変えておきましょう。
私はここでよく、プレビューでカメラを決めてしまい、
カメラを作り直します。(笑)
ポーズをいじくります。
明暗の激しいステージで映えるように。
【DAZ】ポートレートを作る。その2 完成 | Create3D
↑で書いたように、体のラインと指先は綺麗に輪郭が出るように。
今回は綺麗な横顔と、足の長さを強調します。
影を着ける床を配置。
シーンにプレインが出ています。これが床。
拡大します。
カメラの外にある必要はないので、
回転と移動でカメラの向こう側にします。
ライトの設置。
一つ目のスポットライトを出します。
スポットライトって最初が大体こんな感じになりますが
どこも照らしていないので、アカリが見えないだけです。
ライトの出口がヴィクトリアの右ふくらはぎに埋まっています。
引き出してやると、ふくらはぎが照らされました。
ここから、ライトを移動します。
上から下に照らすので、X回転で270度。縦にします。
持ち上げる。
横移動する。
右手の平を照らします。
四画面でライトを動かすと、一気に場所を決められます。
画面分割の方法については下記記事で↓
【画面レイアウト】プレビュー画面を分割する。【基本のキ】【Daz Studio4.5】 | Create3D
右手の指が綺麗に見えるように
腕にライトを当てて、背景の太股を暗くなるようにライトを調節します。
(太股と掌が重なっても、両方のシルエットが見えます)
ポーズって、こうやってずっと見てると、
ゲシュタルト崩壊を起こして、人間の体をしているのかどうか、わかんなくなって来ますね(笑
手の影が面白かったので、スポットライトの円形のアカリを絵の中心に据えました。
もうここは動かさないので、グループに入れてしまいます。
背景を作成します。
無料DAZで使えるプリミティブ(基本形状)を作成します。
円筒(シリンダー)を選択。
縦に長い筒を作りたいので、↑の設定で。
ゼロ位置に出てくるので、高さを変えてヴィクトリアの後ろにします。
同じように二つ円筒を足して
テキトーに組み合わせます。
その三つをグループに入れます。
そのグループを選択して、
インスタンス。(複製作成)
10個ほどでいいでしょう。
ヴィクトリアの後ろにずらっと並びます。
上面図でこんな感じ。
それを、レンダリングのカメラフレームにうまく収まるように高さや回転を掛けます。
両端はヴィクトリアの手前に持ってきます。遠近感を着けるために。
上面図だとこんな感じ。
これに、もう一つのライトと、マテリアルを設定します。
リニアポイントライトを着けてみました。
ライトパラメータで照らす範囲を大きくします。
こんな感じ。
上面図
ポイントライトだと、地面が明るくなってしまったので、スポットライトに変更。
結局、三つのスポットライトと、一つのリニアポイントライト(一番下の丸いの)で
こうなりました。
背景にも、プレインを置いて、透明部分を無くします。
バックを黒くするか白くするか……
ライトがあたって白くなっているので、黒くするなら、遠くに置く。
サーフェイスを決めてから考えましょう。
マテリアルを設定する。
Hardcore Utility Shaders DSの金色を当ててみた。
このセットの最初の目的がこれだったんだよね。
簡単に黄金伝説♪
なんかつまんないな。
背景と下も金色にしてみようか。
う……うぉおっ!
こういう、映り込みとかが簡単にできるのが3dの旨味♪
Metalized Glassのお気に入り当ててみた。
殺伐。
とにかく、下に照らしてるスポットライトの邪魔をしちゃいけないんだよ。
左を照らしているスポットライトの照射位置を上げる。
シェーダーに斑が入っているぶん、掌の影が目立たなくなった。
ステキシェーダーが、肌色を円筒に映り込ませてますね。
Interjection – Surface Injections for DAZ Studioは最初からついています。
床だけ、ハードコアユーティリィのシンプル銀色を当てた。
背景がこれだけ暗いと、人物の輪郭が光った方がいいね。
ハードコアユーティリティの金色の黄色を保存。
床以外にこのシェーダーを掛けて、
ここ↓をメインに他のグレーっぽい色を黄色に変える。
←これの、金色できあがり。
勿論、そっこうシェーダー保存します。
後ろの壁にライトが反射して白くなっているので、
壁をななめにする。
左側の白い反射が無くなった。
↓この光ってるのはなんだろう。
円筒の尻だと思って、円筒を全部前に傾けてみたけど映ってる。
こんな所にオブジェはないんだけどな。
後ろの壁への反射らしい。
じゃあ、壁をもっと斜めにしたら……見えた。
後ろの壁に円筒の尻が反射してるんだ。
こう倒していた壁を
こう倒す。
スポットライトの反射がまずい。
壁を遠ざけました。
上が明るいので、壁の角度を変えました。
足元の映り込みを外したいので、後ろのシリンダーを下げて
拡大しました。
前から見た感じは一緒っぽい。
もっと映り込んでる……なぜだ……
円筒の解決方法が思いつかないので、元に戻しました。
この白い反射が邪魔。
顔ライトがあたっているようなので、円筒を下げる。
手前のは、ぐっと前に寄せ、画面上の大きさが変わらないように縮小した。
背中にライト当ててるやつは誰だー!
背中にあたっているライトをずらしました。
上から下まで隙間が開いている部分を詰める。
服と髪は着けるつもりだったんだけど、これでいいよね。
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ひとまず、完成とする。(縦1000pixel)
このあとはセンスだ!。・゚゚・(>_<;)・゚゚・。
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カメラ設定をちょっくらいじって背景をぼかしてみた。
映り込みもぼけるんだね。
どっちがいいのか、よくわかんないな。
ぼけたしとか、ピントの焦点とかいうものに
今の私の感覚が開かれていない。
ま、そのうちわかってくるだろう。
---突然小話開始---------------------
彼女は走っていた。
自分が誰かもわからず、ここがどこかも判らず、ただ走っていた。
大きな手で後ろからつかみよせられる恐怖に煽られて、走り続けた。
ふと立ち止まった時、その手の影は己の影であり、目の前が崖であることに気づく。
右に行くか、左に行くか……
大きく深呼吸をして、彼女は歩きだした。
自分の未来へと向って。
自分が誰かのクローンであると、彼女が知るのはずいぶんあとのことだった。
心臓の臓器移植のために、彼女は作られたのだ。
---突然小話終了---------------------
母が買ってきたエグザイルのDVDに似たような背景があって
あれならプリミティブだけで作れるな、と思って作ってみた。
えらいながいこと掛かった。
プリミティブだけでも、変わった背景は作れますよ。
ということで。
今回は終わり!
ありがとうございました!
Enjoy!
=== 天川和香 === あまかわわか ===_Waka Amakawa_==
2013_05_05(日) pm02:12
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