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AIと本気でぶつかるときに起きること──「統一感」よりも大事なもの

はじめに:この話は“AI活用術”ではないこれは、AIの使い方の話ではない。これは、**「自分の目的が、どこでズレるのかに気づいた話」**だ。私はハウツーを書く。そして私の基準は、はっきりしている。ハウツーは、読者を変えなければ意味がない。読みやすさでもない。統一感でもない。コンパクトさでもない。読者が変わるかどうか。そこだけが評価軸だ。きれいな本は、読者を変えるとは限らないAIと壁打ちをしていると、こんな提案が出てきた。 体験談の最大文字数を指定すべき 章ごとにタグを付けると精度が上がる あなたが欲しいのは統一感のある本一見、どれも正しそうだ。でも、私は全部止めた。なぜか?それは、全部「編集効率」や「構造美」側の発想だからだ。体験談は“何文字まで”ではない「体験談は1,000字以内にしましょう」よくあるアドバイスだ。でも、私は思った。何文字でもいい。全体から浮かなければ。そもそも私は書籍の最大文字数を決めていない。制御すべきなのは文字数ではない。読者変容への貢献度だ。長くても、 「自分だけじゃなかった」と思える 「甘えじゃなかった」と気づける 「じゃあ少しやってみるか」と動けるなら、長...