Autodesk Maya 2014で日本刀を作る。
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【Maya】日本刀、歌仙兼定を作る。 22【uvを作っていく】 | Create3D-3dCG制作作業日記
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歌仙兼定の刀を作る | Create3D-3dCG制作作業日記
鍔のUVを割る。
ここで馬鹿なことをしましてなw
一応、馬鹿もメモしておきます。
↓この鍔がすでに歌仙兼定ではないw
最初に、基本的な鍔を作ろうと思ったの。
これも、上下の穴の用途が違うので、同じ穴にしちゃいけなかったんだけど
知らずに作ってるので、このまま行く。
穴の名前が違うのは知ってたんだけど、刀剣講習で博物館で教えていただいてようやく納得したw
↓90度左に回転してるけど、下の穴が、『小塚櫃穴 こづかひつあな』上が『笄櫃穴 こうがいひつあな』
小塚と笄(頭を掻く棒)を差してるんだって。
もう、今回は作らないけど、次のは、小塚と笄もセットで作る~♪
というか、追加アイテムにしちゃえばいいんだね。
この穴は、この二本を指さなければいらないので、穴が無かったり、一つだけだったりする。
え? 鞘に刺さってる? どうやって?
鞘に収まってるって、刀身を鞘から抜いたときに、どうなってるの?
ほら……また疑問が生まれた。・゚゚・(>_<;)・゚゚・。
こういうのは、これにメッシュで対応するのは、次プロジェクトにする。
ただ、すっっっごい気になるっ!
とりあえず作業に戻る。
(ここからは失敗作業)
↓このままDazとかでスムーズを書けると、左のとがってる部分がおもいっきりUV動く。
じゃあ、歪みが少なくなるようにエッジ入れちゃえ。
あんまり動かないように、なるべく丸いエッジを入れてみた。
UV歪んでる。
ん?
このUVは、今日の作業する前からあったUVじゃん?
『歪まないように』いれたたエッジを入れたあとで、UVを割り直したら、まっすぐになる。スムーズしても。
では、以前の、エッジを入れないままで割ったUVでは?
キレイやんっ!
UV貼ってしまえば、スムーズでメッシュが歪んでもキレイなんだわ!
今知った!
ということで、ここまでが、しなくて良かったことw
まぁ、勉強料って感じ。
こういうのが、独学でやってると、自分で気づくまでわからないことなんだよなー。
デジハリ入ろうかな、と本当に考えてる。
とりあえず、鍔はUVできてたので、刀身のUVを作成する。
20160702_082908
そうだった。
鍔を勝手に作ったから、柄と形があってなかったんだったw
だから、柄から鍔を作り直そうとしてたんだ。
どうせ今回は、笄櫃穴も小塚櫃穴も使わないんだから、平板な鍔にして
テクスチャで模様掘ろう。
(また違うことを言っている)
笄穴と小塚穴あたりの分解図写真。
SD用 御守刀 取扱説明書【Le Cirque du Papillon】
わかったわかった!
鞘の外側に笄と小塚をセットして、下緒で固定? してるんだ。
http://busou2.sakura.ne.jp/20111019-24.html
これ面白いね! ギミックとして外国人に受けそう♪
そうだっ! なんで断面がおかしいのか思い出した!
↓刀身の方に合わせたからだ!
だって、どの鍔も『柄の大きさ』になってないんだよ。
鍔 – Google 検索 画像検索。
だから、笄小塚穴の位置がおかしいだけなんだ。そうだそうだ。
この二つは違う穴でいいんだから、ぐいっと動かそう。
そしてUVを割り直そう……
やっぱり、作り直そう。
鍔を作り直す。
刀のファイルから部品だけコピーして持ってきたら
↓グループのメッシュにそって、レイヤーまで作られていることを初めて知った!
なんて便利♪
さすがMaya♪
内側と外側のエッジの数を合わせて縫合。
これで、内側が刀身に、外側が柄に沿った形になった。
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↑タグの統合そのうちします。
エンジョイ! & サンキュー♪
【この記事を書いた日 2016/07/02 9:10 】
↑これ、Maya買ったらなるべく早い内に読む方がいい。 モデリングのスタートダッシュが早くなる。
モデリング講師の方が書かれているので、
- 『天才』が書いた本で、『ここはぐーっとディティールを書き込む』とか
- 『だから、そこをどう書き込むんだよ!!』みたいな
- 『そこ、飛ばしたけど、そこが知りたいねん!』みたいな
そういう、曖昧模糊とした所がない。
- 『なぜできない』のか?
- 『どうやったらできる』のか?
- 初心者がどこでつまずくのか?
- それをどうやって解決するのか?
- プロでも、独学でしていたら気付かずに苦労しているのはココ。
- こうしたら、初心者でも、プロ波のツールにできる!
それが、具体的に書かれているので、すぐに初心者脱出できます。
基本はマヤを使っていますが、
モデリングの基本はブレンダーでも流用できる『考え方』です。
私が初期に買ったのは下記の6冊。
[digital]TEXTURING & PAINTING |
テクスチャを自分で作るなら、 これも読んだ方がいい。 映画のテクスチャとか作っている人の本。 |
はっきり言うと、精神論なんだけど、
『リアルなテクスチャを作るなら、ここまでやるんだ?』という
『プロの最高峰』が見える。
別に自分が最高峰にならなくても、最高峰を知っておくことは重要。
この人も天才だから、私には意味不明のところがあったけど
それ以外の『理屈』ははっきり書かれている。
『理屈から入る』人には最適。
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