【Daz Studio4.6】タイムラインを使う方法。初歩【タイムライン】

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この記事は約7分で読めます。

1200枚のレンダリングで45分分の動画を作った、たった一度の経験から、

前回より効率よくタイムライン使う方法をメモしておく。

 


テキストでの説明。

  1. タイムラインタブを出す。
  2. タイムラインのゼロコマを確認する。
  3. ポーズをつける。
  4. シーンタブでポーズをつけたアイテム、フィギアを全展開する。
  5. 全展開したフィギアを全選択する。
  6. ポーズタブのオプションで、メモライズする。
  7. ポーズタブのオプションで、リストアする。
  8. タイムラインをすすめて、次のポーズをつける。
  9. 3-8を繰り返し。

スクショでの説明。

今、馬の動画作っているので、馬で説明する。

DAZ Horse 2 Pro Bundle

タイムラインタブを出す。

初期設定のウインドウだと、ポーズタブをあけると、

130801_D

↓下の方がこうなってるんじゃないかと思う。

ない人は↓ここから出してください。

130801_D

タイムラインのゼロコマを確認する。

 

130801_D

↑黄色い下向き三角が、現在、ポーズをつける場所。

これがゼロになっていることを確認。

 

動画を作るなら、↓も設定が必要。

タイムラインの右端下。

130801_D

赤枠がFPS。一秒間が何コマか、という部分。

なんで24なのかとかは参考サイトさまで。

デジ1動画をきれいに撮りたい! : なぜ30pなのに29.97fpsなのか

 

とりあえず、私は容量が少ない、という理由で24で作ります。

↑の水色枠は、「現在の場所」を示していてるので変更必要なし。

↑の赤枠は、上記のように、私は24を入れます。初期設定は30ですので、そのままでもいいです。

 

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私の環境では、Dazから動画ファイルは書き出せませんので

静止画でレンダリングしてPhotoshopで動画に仕立てます。

ですので、FPSとか考えずに作っていました。

そのまま動画に描きだす場合は、FPSは必須です。

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タイムラインの左端下。

水色枠。動画全体のコマ数。

最初は初期状態で開始し、右端まで作ってしまったら、数字を増やすとか、最初から必要コマ数を記入するとか。好きにして下さい。

130801_D

↑赤枠。現在作業するために表示されているタイムライン。

今は、ゼロコマから10コマまで表示されています、ということ。

 

好きな場所にこれでポンと跳べます。

ポーズをつける。

今回は『馬の一歩(完歩)』を作るので、馬のポーズを用意。

DAZ Horse 2 Pro Bundleに入っている下記の3ポーズを使う。

130801_D130801_D

ゼロコマで、4のポーズをつける。

 

シーンタブでポーズをつけたアイテム、フィギアを全展開する。

130801_D

馬を選択して、エキスパンドオールで全展開する。

130801_D

全展開したフィギアを全選択する。

どこか他のノードを選択。

(エクスパンドオールをしたノードだと『Ctrl A』で全選択ができないため)←私の環境では。

130801_D

 

『Ctrl A』で全選択。

130801_D

ポーズタブのオプションで、メモライズする。

130801_D

ポーズタブのオプションで、リストアする。

130801_D

タイムラインをすすめて、次のポーズをつける。

130801_D

↑黄色い下向き三角(▼)が現在表示されている時間。

左端の黒い三角が、ポーズを記録されている場所。

 

3-8を繰り返し。

基本的に、動画作成はこのスケジュールで動く。

 

テキストで書くと小難しそうだけれど、やってみるともっと面倒なので(笑)

ショートカットする方法も載せとく。というか、ショートカットなかったら面倒すぎる。

メモライズ・リストアを忘れてはいけない。

  1. シーンタブでポーズをつけたアイテム、フィギアを全展開する。
  2. 全展開したフィギアを全選択する。
  3. ポーズタブのオプションで、メモライズする。
  4. ポーズタブのオプションで、リストアする。

これをしないと、あとでポーズが変わって泣きを見ることになる。(私は泣いた)

(アイテムの場合は、アイテムのメモライズ、リストアをする)

 

とりあえず、なぜこれをするのか説明しておく。

あとで読む人は先に進んじゃってください。

タイムラインでポーズを記憶するのは、選択された部分のみ。

 

Genesisでポーズを取るとする。

全展開せずにキーフレームを記録すると、『シーンで見えている関節』しか記録されない

 

今回のように、ポーズが最初からあって、それをぽんぽんと置いていくだけなら支障はないけれど

あとで、指の角度を変えたりとか、足の向きを変えたりとかすると、

『記録されていない関節』が動く。

 

だから、全関節を記録するために、全展開、全選択、メモライズ、リストア、が必要になる。

全関節を記録するために、全展開、全選択、メモライズ、リストア、が必要

 

これは、一度痛い目を見るとわかる。

 

とにかく、タイムラインの動作が変わった、と言われない限り

  1. シーンタブでポーズをつけたアイテム、フィギアを全展開する。
  2. 全展開したフィギアを全選択する。
  3. ポーズタブのオプションで、メモライズする。
  4. ポーズタブのオプションで、リストアする。

 

これをやっとくと安心。

 

私はこれを知らずに600フレームまで作った。

 

数十フレーム作るたびにレンダリングして次を作っていたので、前のフレームを見ることがなかった。

次にポーズをつけるときに、前のポーズをコピーできたららくだな、と戻ったとき

そこには、ぐちゃぐちゃポーズのGenesisがいた……(;△;)

 

全展開せずにキーフレームに記録して行ったために、

記録されていない関節とか位置とかが、

次のポージングで変わっていたらしい。

 

もう、ぐっちゃぐちゃよ……

 

メモライズ・リストアを簡単にする方法。

メモライズ・リストアを毎回するのは非常に面倒。

 

なのでショートカットを作る。

メニューのカスタマイズでできるので、追加ツールなどは必要ない。

 

ショートカットの作り方は下記記事で。↓

【Daz Studio4.6】好きな小メニューをメニューバーに出す方法。【メニューのカスタマイズ(標準機能)】 | Create3D

 

私は、ポーズタブの↓にメニューを追加しました。

130801_D

赤が『メモライズ』、青が『リストア』です。

 

ショートカットも当てられるんですが、それほど頻繁に使うわけではないですし

私は左手あまり使いたくないので(笑)ショートカットは当てませんでした。

 

ここに二つあれば、ポーズをつけたらこれを左、右、とクリックすれば、

キーフレームが設定されます。

 

黄色の三角をすすめてポーズをつけると、黒三角が増えていきます。

130801_D

これはシーンで選択されているフィギア、アイテム、カメラ、ライトなどの設定なので

シーンで別のアイテムを選択すると、このキーフレームの記録は変わります。

 

私がそれで最初、混乱しました。

全アイテムのキーフレームを一覧で見ることはできませんので、気をつけてください。

(Daz Studio4.12で動作が簡便になりました!)

 

動画ツールをメニューバーに登録してしまうと超楽!

Daz Studio4.12動画ツールをメニューバーに登録してしまうと超楽!

Daz Studio4.12。動画ツールをメニューバーに登録してしまうと超楽!

私は↑こんなふうに、動画に必要なメニューに

自作アイコンを登録して、グローバルメニューに並べています。

 

左から

  1. 選択した全展開。
  2. シーンのアイテムを全展開。
  3. 全選択
  4. フィギアのメモライズ
  5. アイテムのメモライズ
  6. フィギアのリストア
  7. アイテムのリストア
  8. 選択解除
  9. 全部閉じる。

 

こうやって並べておくと、左からクリックしていくだけで

タイムラインのポーズ登録が完了します。

 

メニューでできることなので、スクリプトを作ってしまうと

ワンクリックで済むでしょうが

スクリプトを自分で設定するために勉強するのがめんどいので

今はこのままやってます。

 

メニューカスタマイズは下記記事で。

 

【Daz Studio4.6.2】初期設定 3 メニューアイコンを設定する【動画説明あり】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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