宇宙にタイムスリップした、大航海時代の提督
私はどこにいる?
先程まで、目の前にスペイン艦が居た。
Where am I?
There was a Spanish warship in front until a while ago.
スカイハイの肩パッドの参考に、↓を呼び出したので、シーンを作ってしまおうとレンダリング♪
Corsair for M5 and Genesis
背景はこれ↓
CS City – Poser | DS | OBJ
プロ版にしか入っていないポーズのか、ノーマルでも入っているのかわからないです。
Daz Studio4.6でのメイキング
最初に撮ったシーンはこれ↓
青空と建物と、手前にかぶってくるオブジェと全部撮れる。
それと、ライトがきれいについているので、建物の影もあらかた無くなって、見通しが良いです。
え?
Michaelは、プレビューの方が私の予想通り!
顔の陰影が完全に消えてるのは、今回のシーンではいけません。
この角度だと床が入るので、↓サーフェイスで床を選択して、オパシティ(不透明度)をゼロにしています。
それに、このセット、ものすごい数のライトとカメラがあるので、そのうちで、今回、最も私の撮りたいのはカメラ4!
青空と建物の対比が欲しいので♪
そして、思うわけですよ。
ココどこ?(笑)→提督の気持(あとづけ)
この位置にMichaelを立たさなければならない。
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シーンで、カメラ4と、Michaelの入っているグループを選択して
(Michaelは服を着せた時に、小道具ごとグループにしています)
↑の状態で、シーンで、Michaelとカメラ4を交互に選択してみる。
↓がMichael。
↓がカメラ4
背景アイテムを全部選択して、↓グループにしてしまう。
背景グループを選択して、パラメータで全部を一緒に移動させる。
グループで移動させないと、ライトとかカメラがずれます。
人物を移動させるより、背景を移動させます。
なぜなら、あとでポーズを変えたくなったときに
ポーズに『零地点』が記録されているものがたまにあって
人物が零地点に戻ってしまうことがあるから。
そうなると、人物を再配置になりますので、
人物は零地点から極力動かしたくないわけです。
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ぐぐーっと近寄ってくるMichaelとカメラ♪
カメラの周りにMichaelがいるんだけど、全然カメラに入らない。
↓カメラ4の高さ________________↓さっきMichaelを映していたカメラの高さ。
かなり、カメラ4は位置が高い様子。
カメラ4の高さを動かしたらどうなるか。
数値を動かしてもいいんだけど、ここはカメラ4をコピーしてみます。
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カメラをそのままの設定でもう一つ作ります。
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元のカメラを移動させたくないけれど、ちょっとだけ角度を変えたい、とかの時に便利♪
カメラ4をシーンで選択して
ニューカメラ。
↓カメラ4をコピー。
カメラ4と同じ位置、同じ角度にカメラ17が出現。
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同じ位置じゃないジャン……
これはですね、カメラ4が『背景グループ』に入ったまま、背景グループごと位置移動したので
『絶対位置』が変わっているからです。
これを理解するには↓この呪文が必要です。
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グループの外 『ワールド座標』→絶対位置
グループの中 『ローカル座標』→相対位置
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↑これは丸まま覚えてください(笑)
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鞄の中に携帯電話を入れて出かけたら、
家にいても、外にいても、携帯電話は鞄の中にありますが
鞄を持ち出すと、携帯電話は家の中にありません。
この場合は、
- ワールド座標がそのまま『世界』
- ローカル座標が『鞄の中』
携帯電話自身は鞄の中から動いていませんが、
鞄が動いたので、相対的に携帯電話の位置も動いています。
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とにかく、ローカル座標の『ゼロ位置』とワールド座標の『ゼロ位置』は変わることがある、ということだけ認識してください。
今回は、カメラ4を含んだグループごと移動させたので、カメラ4はローカル座標で動いていて、
ワールド座標にロードしたカメラ17と位置がずれているのです。
解決方法は簡単!
二つを同じ世界にしてやればいいのです。
今回は、カメラ17を動かします。
↑シーンで、カメラ17をカメラ4と同じグループに入れてやると
↓同じ場所を映してくれます。
↓このカメラと同じ位置まで
カメラ17を下げてやると↓
Michaelが入ってきます。
建物に対して、マイケルのカッコイイ角度をうろうろ探します。
構図決定。
Daz Studio4.6でのライト設定。
↓このセットには、ライトもめちゃくちゃたくさんあります。
私レベルの素人では、半数以上無くてもいーじゃん、ってレベルの高級ライト。
気にならない分のライトは消してしまうと、最終レンダリングが早くなりますので
こだわらない部分のライトは不可視にするか、削除してしまいましょう。
ただ、これが『プロのライティング』です。
私はそこまでたどり着いていないので、半数以上削除しました。違い、わかんないし。
真下から照らすタイプだけ不可視にするとこんな感じ↑
カッ、と太陽光の強い異国の地って感じで
建物は凍りついているのに温度は高そうで正気を失いそうな、
そんなライトにしたい(笑)
全体的に明るくて見晴らしの良い世界より
影が多くて明暗のはっきりしていて、闇が多い世界の方が当惑するから←そんな理由。
なので、下から建物を照らすライトは不要。
ディティールを全部消すのももったいないので、うすぼんやり見える範囲だけ残して、後は削除。
太陽光をいくら照度あげてもあまり変わらなかったので、同じ角度で、ディスタントライトを照らします。
↓左が、初期の太陽ライト。右が、同じ位置に出したにディスタントライト。
パラメータで数値を一緒にすると、簡単に同じ角度になります。
ほら、カッとした感じ♪
照度は右端まで振り切っています。
空ライトも全部、右端まで照度を振り切って明るく!
影を濃く!
スポットライトをこの位置から照らして、提督の輪郭を浮かび上がらせます。
これは、下からの照り返し扱い。
顔にはライトあたらなくていいので、こんな感じ。
肩のラインを出すために、スポットライトをこの位置に。
ドラマチック♪
ただ、太陽が右上にあるのに、左上から強い光が来るのはなんかなぁ、と
強いスポットライトを太陽の方向にしてみた。
補助ライトにすぎませんな。
人物ライトを
- 後ろからのライトを『back』。
- 右上からのライトを『main』。
- 左後ろからのライトを『up Right 』
と命名。
メインライトと同じ位置にスポットライト4を呼び出し、ちょっと角度を狭める。
顔が明るいのがいやなのよねぇ。
左がmainライト。右がスポットライト4。
やっぱりメインライトだよなぁ。
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光が白すぎるので、人物用ライトを全部、スカイライトと同じ、水色にした。
あんま変わらないけど……
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顔に影が欲しいので、下から闇ライトで照らした。
【Daz Studio4.6】黒いライトを作る。 | Create3D
うーん……影が付くのは顔だけでいいか。
ズボンのシワとか、消えちゃうのはもったいないね。
顔だけにあてたら、もちろんこうなるわけで……
目の影だけでいいんだよな……
闇ライトを消して、この角度で照らした。
シャドウがオンになってなかったけど、入れても同じだったわ……
同じだったのは、私がシーンでこのライトを消していたからだった(笑)
ライトをつけても、あまり変わりなかったけど。
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どうしても、人物にくっきりした明暗差が欲しいので、
デフォルトのサンライトの位置に、リニアポイントライトを設置。
うす黄色い光で照らした。
ズボンが白すぎるので、コートの中を闇ライトで照らした。
これを、縦2000ピクセルでレンダリング。
↓これが、レンダリングしただけの元画像。
画面サイズは、白銀比縦長。
【Daz Studio4.6】レンダリングサイズを変更、登録する方法。【初歩】 | Create3D
背景だけ別レンダリングしてオーバーラップ。
……って、Photoshopはいつも一気にやってしまうので、メイキングが残せないんですよね。
とりあえず、最終仕上げしたレイヤーに名前をつけてみた。
初期画像→レンダリングそのままの画像。
建物だけ→建物だけ別レンダリングした画像。ちょっとだけ拡大して8%。
初期画像の影抜き→※1
人物のみ 放射ボカシ→ ※2
スクラッチ→※3 Ron’sブラシのスクラッチファイル。Ron’s Metal Scratches
光小→※4 Ron’sブラシの光ファイル。Ron’s Atmospheric Bundle(内Ron’s Bokeh)
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※1 初期画像の影抜き
初期画像をはっきりさせるために、上に重ねるわけだけど、黒が邪魔だったので、
自動選択ツールで黒を削除した画像。
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※2 人物のみ 放射ボカシ
人物のみの画像をピクセルフィルタで点描にして
それに、人物の腰辺りを中心に放射状ボカシを掛けたもの。
同じ処置を『建物だけのコピー』にも施して、全体的に放射状ボカシが入ってる。
ぱっとわからない程度にうすめてるけど、ぼんやりぼけてる。
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※3 Ron’sブラシのスクラッチファイル。Ron’s Metal Scratches
画像がきれいすぎるので、なにか汚したくてスクラッチを掛けた。
初期画像にクリッピングマスクして、色調補正でほぼ階調反転させて
空には赤、赤いジャケットに緑のスクラッチを入れた。
↓ここら変にうっすら見える。
提督の思考の混乱を表現したかった。
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※4 光小 Ron’sブラシの光ファイル。Ron’s Atmospheric Bundle(内Ron’s Bokeh)
『光小』と『光大』があったんだけど、統合してしまったっぽい。
Ron’sブラシの光ファイルを、等倍と、少し縮小したものを重ねて左上に
太陽からつなげて配置。
画面右下を黒く、左上を白くしたかったんだけど
左上を『霧』にはしたくなかったの。
どこまでもすっきりと、見通せる状態で、上が白く見えない状態というと
『光』しかなかった。
というのは後付けで
実際には右下の黒い部分に虹色の光を入れたかった。
太陽の逆光みたいなの。
逆光自体はPhotoshopのフィルタでできるんだけど
(【Photoshop】逆光フィルタで失敗しない!【初歩】 | Create3D)
なぜかしら、光ファイルを探していて、この白いブラシを見つけた。
これは、光のためのレイヤーファイルではなくて
ブラシ用のファイルを私が画像として書き出したもの。
(【Daz】Ronsアイテムのインストール方法&使い方 | Create3D)
ブラシファイルは、黒一色で作られていますので
階調反転すると白くなります。
虹色のレイヤーを作って、玉虫色の光にしようと思ったんですが
左上が白い方がバランスがいいや、とそのまま反転して移動させました。
この上で逆光フィルタ掛ければ良かった、と今思いました。
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基本的に、私は明暗のはっきりしたキッパリ! 画像が好きなので、ついコントラストをあげてしまいます。
ここに緑のものがあるから、緑の反射するでしょ、ってのは、ある程度気にしないんですが
太陽しか照ってないのになんで裏側がそんな明るいんだよ、とか
左に蝋燭の灯しかないのに、なんで右側が明るいのよ、とか
映画を見ていてもスゴク気になるんですよ……
世界はそんなに明るくない。
暗い部分は暗くていいと、私は思ってます。
ただ、『真の闇 ゼロブラック』ってのも、自然には無い色なので
『真っ黒』にはならないようにします。
で、出来上がったのが、これ。↓
微妙にアッチコッチがブレてて、提督の困惑を現している。
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今回使ったアイテム。
Corsair for M5 and Genesis
背景はこれ↓
CS City – Poser | DS | OBJ
↑Iray版にバージョンアップしました♪ヽ(´▽`)ノ(2018/02/16更新)
プロ版にしか入っていないポーズのか、ノーマルでも入っているのかわからないです。
Enjoy!&Thank you♪
2014_01_05(日) pm00:17
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