【Daz Studio4.7】ライアンのプロモーションビデオを作る。6【動画作成】

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カメラの焦点距離を完全に管理する

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【Daz Studio4.7】ライアンのプロモーションビデオを作る。5【動画作成】 | Create3D-3dCG制作作業日記

 

 


↑このポーズは↓30フレームで作ってる。

20150107_00Create3D3109

ゼロコマが、Marvelous Designer 4アバターのゼロポーズ(ちょっと手を下げたポーズ)

5コマ目が、立ちポーズ

10コマ目が、左手を下につけた攻撃ポーズ。ここまでが一連の攻撃ポーズ。

15コマ目が、次の立ちポーズ。ここからが座る一連のポーズ。

……って感じで、5コマずつポーズを入れて、間のポーズをDAZに作ってもらっている。

 

攻撃ポーズと座るポーズの間は5コマも要らないんだけど、癖で五つ離して入れただけ。

この時点では秒数とか考えてない。

 

FPS24で作る。(一秒24コマ)

立ちポーズ 二秒 48コマ
攻撃ポーズ 三秒 72
効果 二秒 48
座るポーズ 6秒 144
ラスト 二秒 48

これで15秒。360こま。

 

keyMateでアクションのスピードを操作する。

そうさはできるんだけど、手作業でずらさなきゃいけない。

 

次に動画を作るときは、

最初にFPS2ぐらいにして始めればいいんだ。

最後に12倍すればいいように。

 

なんで最初から実時間でポーズをはいちしないのかと言うと。

ポーズを配置すると、その間をDAZが自動でポーズを作ってくれるんだけど

5コマの間でも、その間にポーズがすんごい暴れることがある。

すると、5コマ全部を調節して、ポーズをメモライズリストアしていかなきゃいけないのね。

 

一番暴れるのはカメラ。

カメラがわけわからん動きする。

 

↓カメラが暴れる見本。下の方に動画をリンクしてます。

【Daz3Dアイテム確認】FM Solar Systemを使ってみた。【3Dで宇宙をのぞこう!】 | Create3D-3dCG制作作業日記

↑だと、カメラが360度回転してる。

 

今回のライアンの、たかが30コマでも、一部でカメラの乱れが出て、押さえてる。

↓右端の三角が、『一つのキーフレーム』

20150107_00Create3D3112

赤枠内が、暴れてるから、数コマ連続でキーフレーム入れてる。

普通なら、カメラなんてこんな細かくキーフレーム入れなくていいんだ。

 

こんな状態なのを最初からFPS24とかでやると

間の24コマ全部キーフレームを入れるという、悲惨な事態が起こると思うと

とても実時間なんかでポーズをつけてられないわけです。

 

でも、今回考え無しで、最初からFPS24で始めたから、今、キーフレームの置き直しなんていう面倒くさいはめに……

 


やられた!

 

FPSの数値を上げて、間のコマ数上げたら、やっぱりカメラが暴れてる。↓

冒頭の動画と比べてみてください。

 

↓真ん中がフレームアウトしてる。

20150107_00Create3D311620150107_00Create3D311820150107_00Create3D3117

これを私は『カメラが暴れる』と言ってます。

 

カメラの視点を大きく変えたとき、↓

20150107_00Create3D3119

緑のラインで視点移動してほしいんだけど、赤いラインで動いてる、のかな?

 

前に動画作ったときに、↑赤のラインで動いてほしいけど、緑のラインで動かれて困ったことがあるんだ。

 

わかったわかった!

カメラの焦点距離を考えてなかった。

フォーカスされるところに白い玉があるんだよね↑

それが、動いているというか、ライアンの体にそってないことが、こういう惨事を引き起こすんだ!

 

だから↓カメラ用にnullを入れて、カメラをnullにポイントアットして

20150107_00Create3D3120

カメラの焦点距離を完全に管理すればいいんだ!

 

そういうことかっ!

 

FPS24に戻してやりなおす

 


そして、新たなる惨事勃発(笑)

 

↓プレイヘッド(オレンジの▽)が6コマ。

20150107_00Create3D3121

↑縮小したので、一こまの中に二つのキーフレームが入るという事態になってしまった。

FPS312で今回は進めることにする。

 

 

あー、でも、カメラが暴れる問題の根幹がわかって良かった!

 

マンガレンダリングなのもあって『焦点距離』ってまったく考えてなかったから、

この白いボールを気にすることがなかったんだよ。

なんかいるなー、とはわかってたんだけど。なんだろうこの白いボールー? みたいな。

 

「ここに焦点が合ってますよ!」ボールなんだ?

 

本当に、気がついて良かった。

 

全身映すときなんかは、胸あたりにnullを入れておいて、

カメラに自動追尾させるって手もあるんだね!

 

今回みたいに背景が無いと、あんまり意味無いけど

背景を入れた場合はかなり強力だよ!

 

今回も、最後の座るポーズは、踵を決める、ってのがあるから、それを起点にしてポーズを作ってるけど

攻撃ポーズの方は、背景が無いし、カメラアングルが凄く変わるから

実は、足の位置無茶苦茶なんだ。

 

本当なら椅子の前に立ってるんだから、軸足の左足を起点にして、めっちゃ前に足を開くことになるけど

軸足も、後ろにずれてる。

 

そういうのは、背景をつけた時のアクションポーズではできないので注意が必要。

その時でも、nullを胸あたりに入れてアクションを追い駆けて、そのあとフレームごとに微調整すれば簡単だね!

 

カメラが暴れるとか、カメラのせいにしてごめん、ダズ。

 

nullにポイントアットしてカメラを動かすと、パス上をカメラで動かすような不思議感を味わえる(笑)

 

 

こういうヒラメキというか、問題の根幹がわかると、なぜかドッと疲れてそのあと作業できなくなる(笑)

ということで、休憩。

 

 

エンジョイ! & サンキュー♪

2015/01/07  9:55

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