Autodesk Maya 2014とZBrush 4R7を使用。
最終メッシュはDaz Studio4.8(無料ソフト)で使うこと前提。
この二つのソフト間にはGoZという連携ツールがあるのですが
うちではそれが巧く働かないのと
その時点でのメッシュをセーブするためにも、OBJで授受しています。
Maya、ZBrush、Dazの連携についての概要。
- Maya → OBJ → Daz Studio4.8
- Daz → OBJ → Maya
これだと、Mayaで設定したマテリアルはDazで受け継がれます。
問題は、
- Maya → OBJ → ZBrush → OBJ → Maya
↑この場合。
私の環境では、マテリアルが引き継がれません。
というか、マテリアルごとにメッシュがデタッチされて帰ってくることすらあります。
ですので、私は、
ZBrush → Maya
の間に、Dazを噛ませます。
Maya → OBJ → Daz → OBJ → ZBrush → OBJ → Dazモーフ → OBJ → Maya
- Dazに改変前OBJを読み込み、そこからZBrushに書き出し。
- ZBrushからOBJをDazに『モーフとして読み込み』
- Dazから、モーフを適用した状態でOBJを書き出します。
- それをMayaで読み込むと、マテリアルが全部もとのままです。
Dazでサーフェイス名を設定した方が簡単。(Dazで使うから)
Mayaだと、マテリアルの名前をつける部分が二カ所あって面倒。
MayaのLambert シェーダの色はDazでも受け継がれます。
光沢とかが受け継がれるのかどうかはやったことがないのでわかりません。
↓これは黒をMayaで設定する前のスクショですが、Dazでも綺麗に色は再現されます。
Dazでサーフェイス名を設定して、ZBrushに書き出し。
ZBrushで整えたあと、OBJをDazでモーフとして読み込みます。
私は面倒なので、ここでDazにマテリアルを登録してしまいます。
モーフを作成する方法はこちら↓ 一分も掛からない作業です。
【Daz】モーフローダープロの使い方【初歩】一分でできる。 | Create3D-3dCG制作作業日記
そしてDazでモーフを適用して、MayaにOBJで書き出します。
それだけ。
Mayaでまた作業をしてDazに書き出すと、サーフェイス名が変わっています(ガーン!)
最初は、またサーフェイス名の付けなおしかと思ったのですが
サーフェイス名の前にファイル名がついているだけです。
一部、名前が全部変わってるのも有りますけど。
ファイル名部分を削除してしまえば、先に登録したマテリアルがそのまま使えます♪
Dazで最終レンダリングしないとしても
Dazは無料ソフトですので、MayaとZBrushの連携に苦しんでいるかたには朗報かと。
【Maya→ZBrush】GoZを使わない連携方法。【OBJ連携】
でした。
エンジョイ! & サンキュー♪
【Maya→ZBrush】GoZを使わない連携方法。【OBJ連携】
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