↓この記事で紹介した『Apophysis アポフィジス』という無料ソフト。
【Apophysis】背景用のフラクタル絵を簡単に作る。【無料】 | Create3D-3dCG制作作業日記
全自動で手では描きにくい絵を作ってくれるスグレモノソフト。
計算式を作ると↓のように、ものすっっっっっっごい画像を作ることができるそうですが
全自動でも、手で描くのはイヤンな、素晴らしいものを出力してくれます。
↓これ、全自動でレンダリングしたものです。
一切、私は計算式に手を加えていません。
これをどんなふうに使うかと言うと
簡単に↓こんなものをレンダリングしたとします。
背景にこれらの画像を置くだけで、パッとプロはだしに!
一生、背景画像に悩むことは無くなります♪
ブログの背景などに使ってもいいですね!
こんな簡素なフィギアを書き出して、
アイテムふうに使ったり、光ってる全体にナニカのパワーが発生しているように使ったり
特にファンタジー世界なら、使い勝手ありますね♪
勿論、服の模様や、テクスチャに使うこともできます♪
↓こんなただのアップを、ドラマチックにもできます。
上記は、同じApophysisの画像を、人物の背景と手前に置き
手前の画像をスクリーンモードにしているだけです。
丸い部分と円弧の部分が綺麗だったので
その間から顔が出るように配置し
背景のは丸い部分がその間を埋めるようにしました。
こういうことをするには、一枚一枚Apophysisから選択してレンダリングしていると私は邪魔臭いです。
↓これだけの画像を取るのに、一枚五分。そのたびにレンダリング指示を出すのも面倒。
一気に大量に、全自動で↑これ全部がレンダリングされるように設定します。
超簡単!
↓このボタンを押すだけ!連続レンダリングボタン!(最初気づかなかったんだよ)
これで、設定した全部が、全自動で、バックグラウンドで書き出されます。
『バックグラウンドで書き出し』というのは
他の作業をしていても、裏でパソコンが動いてレンダリングしてくれる、ということです。
Daz Studio4.6のレンダリングと一緒ですね!
どれが『設定した全部』かと言うと、
↓ここに並んでいるもの全部です。
普通に起動すると、ここに一〇〇枚の画像が並んでいます。
ソフトが勝手に計算して、サンプルとして出してくれているのです。
これは起動するたびに違いますし、
ランダムバッチで変えられます。
でも、↓ここに並んでるの全部って、いらないのもあるやん?
そういう場合は、要らないものが少なければ、
↓いったん『セーブ』して、このフレームを残しましょう。
そして、↑それを開いてください。
すると、左に並んでいる絵を右クリックすると、
デリート、保存とかのメニューが出てきます。
そこでデリートしてください。
要らないものを削除したら、もう一度保存してください。
要らない画像の方が多ければ、居る画像の方を保存しましょう。
レンダリングしたい画像が表示されている状態でセーブ『コントロール S』。
ダイアログが出るので、OKでいいです。
Apophysisは『計算』で絵を作っていますので
設定の保存は、『絵』を保存するのではなく、『計算式』だけを保存します。
↑上の『ディスティネイション』の『flame』ファイルという『入れ物』に
これから保存するものが全部入れられます。
だから、一日100個の設定を一週間分保存したつもりでも↓
『flame』ファイルという『入れ物』しか無いので一瞬戸惑います。
↑このファイルを↓開くと、その時に保存した一覧が左側に表示されます。
『flame』ファイルの名前はApophysisを再起動しても残っていますので
保存するのが少ない人は、それに今日の保存したいものを追加していくといいです。
私みたいに、大量のレンダリングをしたい人は
この『flame』ファイルの名前を変えると、ある程度の枚数ずつなど、適宜に保存できます。
あまり枚数が多いと、連続レンダリングした時に、二日とか三日とか掛かってしまうので
(中断できますけど)
一回に表示されるサンプルから保存したら、
次のサンプルの保存は別『flame』ファイルに保存した方が良いかと、私は思います。
↓黄緑枠がサイズ。
注意すべきは、水色枠が緑の状態でないとレンダリングされません。
ここはメモリ容量によって数値が違いますので、実際にあなたのパソコンでごらんください。
どうしてもここが赤になるなら、レンダリングサイズを小さくしてください。
↑赤枠の上の『絵の細かさ』というのは、そのまま、どれだけ綺麗にレンダリングするかです。
↑赤枠の『オーバーサンプル』というのは、デュアルコア以上の人はここの数値を上げると
レンダリングが早くなります。
『デュアルコア』ってなんだよ、ってかたは
タスクバーを右クリック。
↓タスクマネージャーの起動。
↓パフォーマンスタブを開くと↓こんな画面になります。
赤枠の部分の数がオーバーサンプルに割り当てられる数です。
私は12個あるので、オーバーサンプルには11個割り当てています。
全部を割り当てると、ネットを閲覧するのも動作が遅くなります。
寝てる間にレンダリングするなら、全部当てて大丈夫!
Apophysisで『レンダリング』するのも、Daz Studio4.6で『レンダリング』するのも
パソコンの中で使う場所は一緒です。
ですので、ApophysisでレンダリングしながらDaz Studio4.6でレンダリングすると
Daz Studio4.6のレンダリングが遅くなる可能性があります。
↓メモリがこれだけ余っていれば、そんな支障は無い気もしますけれど。
私は↓この設定でApophysisをここ最近ずーっとレンダリングさせてます。
メモリをもっと使っていいから早くしてくれたらいいのに。
これで↓こんな画像がガツガツたまります。
似たような画像が多いので、
毎日見てると、保存する設定が少なくなってくるでしょう。
↑これは、画素数が1000pixel前後ですので
寝る前とかに、パソコンの性能全部使って3000pixelとか書き出しています。
一枚五時間ぐらい掛かりますね。
フラクタル画像なので、どんな画素数にしても劣化しないのが魅力♪
もちろん、レンダリングした画像は拡大すると劣化します。
↓こんなふうに見本だけ作って『flame』ファイルと一緒に保存しておけば
大きな絵を作りたいときにまた呼び出して、それだけレンダリングできます♪
1000pixelもの画像が必要なければ、もっと小さいのでレンダリングするといいです。
320pixelとかでレンダリングすると、私の環境では一分以内にレンダリングしてくれます。
サムネイル扱いと思えば、ちょうどいいでしょうか。
もう、全自動でできる絵に飽きた、と思ったら
設定を自分でいじくってもっと複雑なモノにしてみましょう♪
↓こんな画像に挑戦してみるのもいいでしょう♪
私がそこまでいったら、またチュートリアル作りたいと思いますが
そこまでは手を出さない気もします。
どうやら、Apophysisプロもいらっしゃるようです。
突っ込むと奥が深そうなので、
Dazでレンダリングした画像にかぶせて楽しむぐらいの画像が出れば
今の私は十分です♪
こういう画像が簡単に作れる、Apophysisの使い方、でした♪
こんなん↓が半時間でできます♪
【Daz Studio4.6】漫画レンダリングで攻撃シーン♪【Apophysis無料】 | Create3D-3dCG制作作業日記
今回Daz Studio4.6のレンダリングで使ったアイテム。
Genesis 2 Female
Caped Rogue
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