Daz Studio4で戦闘シーンをレンダリングする。
戦闘シーンというか、血まみれで拳銃持ってる兵士。
長くなったのでシリーズにしました。
Daz Studio4で戦闘シーンをレンダリングする。シリーズ一覧は下記。
今回の完成作品は↓こんな感じ
スポットライトって難しいライトだと思い込んでたから、手を出さなかった。
使ったら、結構楽~♪
Daz Studio4の下記の機能を使って、この画像を作成しています。
- スポットライト。
- マテリアルの変更。
- Specularライト。
最後に、PhotoshopCS6でポストワークしています。
超簡単なライト設定。【Daz Studio4.5】 | Create3D
この服、最初のうち『着せられない~』って凄く迷ったうちの一つでした。
私は最初の頃、『プロップ(ポリゴンアイテム本体)』と『マテリアル(テクスチャ)』とのファイルがわかっていなかったため
マテリアルアイコンを必死でクリックして『着せられないよ~。・゚゚・(>_<;)・゚゚・。』と嘆いていました。
着せられないのにどんどん買ったのは、多分私が初歩的なミスをしてるからだと思ったので。
だから、このブログのように、本当に、私のような初心者が陥りやすいミスを記事にしました。
この系の本当の初心者というか、ひよこが卵を割るための方法は、結構、どこも書いてないんですよ。
「服が着せられないです」と質問したところで
「それマテリアルアイコンだよ、プロップの方クリックして」と言われても
その言葉の意味がわからない。
それが初心者。うん。
しかもわからないくせにリードミー読まない。
というか、Dazのアイテムにリードミーが添付されていると知ったのもけっこう最近。
だから、インストールしたときに出てくるリードミーを見逃すと、二度と見られないと思ってた。
でも、みなかった。
だって、50個とか一気にインストールしてるから、一つ一つをその時に見ても仕方なかった。
そういうバカな私がつまずいたことを、このブログは『はじめの一歩』として残してあります。
私のようなおばかさんはまだいるはずだ!(願望)
このブログは「できるようになったから、できない人向けにチュートリアル作るよ~」じゃないんです。
今できないから、できないところを書いておいて、判るようになったら解決、にしよう。
という、現在進行形エラーブログ(笑)
多分、来年になったら、Dazを使い始めた当初のミスなんて覚えてもいませんよ。
人間、自分のミスは忘れたいから。
だからまぁ……正しくないこともたまに書いてあるでしょう。
遠回りしてるなぁ……と上級者の方は思われるでしょう。
それが、今の私の一杯一杯なんです。
だからこそ、系統だって書いてない。
私がぶつかったところしか記事が無い。
そういう、ある意味初心者にはぶっきらぼうなブログでもあります。
閑話休題。
ふつうにDaz Studioの中で検索すると、なぜかマテリアルアイコンしか出て来ないという不思議さん。
↑プロダクトから辿ると、マテリアルしか並んでいない不思議。
プロップが並んでくれないのはなんでなの?
これだから、↑このアイコンをクリックしても着せられないのよ。
今は『マテリアル』って書いてあるけど、前バージョンではそんな優しいこと書いてなかったからね。
そういう場合は、DAZ Install Managerで↓の『インフォ』マークをクリック。
リードミーサイトにジャンプしてくれるので
↓の赤枠の部分をチェック。
Figures: “Night World:VeteranWarDog”
↑Poserのマイライブラリのフィギアカテゴリの、『Night World』フォルダの中の『VeteranWarDog』にあります、ということです。
↓、ここにあります。
そしてこれは、M4(第四世代)アイテムなので、
↑でオートフィットを指定。
全部着せるとこうなります。
誰にしようかな。
フリークか……やっぱりマイケルだよね。
ポーズを取らせる前に、アイテムをくっつけます。
なぜなら、これらのアイテムは、M4がゼロ位置ゼロポーズの時に手の位置に出てくるようにポージングされているから。
『レフト』『ライト』と書いてあるのがそれで、右手の位置、左手の位置に出てきます。
書いてないのは、ゼロ位置や、指定位置に出てきます。
↓これどこなの?
↓ここです。
↑左肩にナイフがくっつきます。
下から抜くためのホールド位置です。
全部装備させるとこうなります。
背中と両手にマシンガン。左肩にナイフ。左腰に手榴弾。
シーンはこんなことになっています。
ここに背景が入ってくるととんでもないことになるのでまとめてしまいましょう。
全部選択して
create-グループ。
Genesisも入っていますけど、今回は『服』と入れます。
ほーらすっきり♪
開くと全部一覧できます。
で、ナイフとかマシンガンとか、今はただ、『そこにあるだけ』なので、
動くとついてきてくれません。
ナイフは左肩に設置しているので
左肩の中に入れてしまいましょう。
すると、体勢を変えても、肩とナイフの位置は変わりません。
『ペアレンツ』で肩を選択するのと同じ動作です。
面倒臭いので、私はシーンで直接アイテムを動かしています。
他のアイテムをGenesisの中に入れる前に、キャラクターを決めてしまいしましょう。
(一番先にすることですよ!)
やっぱりマイケルにしましょう。
Genesisを選択して、マイケルをロード。
Genesisを選択してキャラクターをロードすると、↓のダイアログがでます。
上は、『新しいフィギアでロードしますか?』←Genesisの他に、M5が読み込まれます。
下は、『現在選択しているフィギアにキャラクターを当てますか?』←GenesisがM5と入れ代わります。
今回は下をチェックしてアクセプト!
ドドーン! マイケル5登場!
右のGenesisと比べると腕の位置とかかなり違いますね。
前にこの服を使ったときに私が作ったポーズが残ってました!
キースさん(GenesisM4モデル)だから、ぴったりは来ないでしょうけど、無いよりましだと思う。
引き金に指かけるとか……大変だった……(笑)
この手のマシンガンって、かなり筋力ないと二本持ちって苦しいと思うんだけど
↓この、ナイフとマシンガン持ってるポーズで二本持たせたいと思う。
マシンガンを一つ持つか二つ持つか、今ちょっと悩んでた(笑)
その前に、先程ナイフにしたように、両方のマシンガンを、それぞれ、右手の平、左掌の中に入れます。
↓プレビューで右手をクリックすると、シーンでも勝手に右手が開きます。
手のマシンガンは手に、背中のマシンガンは胸に、
腰の手榴弾は腰に、入れました。
その上で、このポーズを適用。
うん、……それでも、マシンガンがずれてます。
まぁ仕方ない。
指の形が決まってるだけでも楽だ。
あ、これ、原点がでっかいアイテムだった……
マシンガンのゼロ位置アイテムが入ってないっぽい。マジか。
しかも、ペアレントしてしまうと、銃がパラメータで動かない。
なので、一端削除して右手のマシンガンだけ読み込み直しました。
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以前とうふさんにもコメントで教えていただいた
DeltaX15氏の「MoveOrigin」というスクリプトで
どんなアイテムでも原点位置をゼロにする、という便利ツールを作ってくださっています。
何回か使えた覚えはあるのですが
Daz Studioのバージョンアップか、私のマシン買い換えかのあと
使うとDaz Studioが固まってしまうので、削除していました。
使える方は探して使ってください。
あれが今使えたら便利だったのに……と、今回は本当に思いました。
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左のマシンガンは……断念。
気力が続かないので、他のマシンガンを検索。
こんなん出てきたんだけど、なんのアイテムなのかがわからない。
そうなんだよ。
銃とかの原点はここにあるべきなんだよ。
こういうのはすぐにポーズできる。
人間完成。
背中のマシンガンが見えないな。
あと、肩のナイフがおかしい。
実際に敵がカメラの位置にいたらポーズはこうなんだけれど
持っているものの威力が見えないと、絵的にはつまらないので、銃口をカメラから逸らして銃身を見せる。
どうにもポーズをつけられなくて変えた銃だけど、左手の方が軽いから、よりリアルになったかな(笑)
この視点でカメラを作る。
↑このチェックを入れると、今見てる視点で新しいカメラが作られる。
カメラを作ったら、プレビューはまた色々動かしていい。
背中のマシンガンが見えないのはもったいなかったので、
一端外して、180度回転させ、見える方に持ってきた。
背中と右手が同じマシンガン。
左手が違うマシンガン。
敵から奪った感じでちょうどいいよね。
二つ持ってるのに三つ目拾うんかーっ!
武器なんかあったらあっただけいいだろ。
っていう精神がかいま見える(笑)
これで、肩から弾帯ぶら下げてたら超かっこいいんだけどな。
弾帯買った覚えがないから、無いよね。今度作ろう。
いつも思うんだよ、テレビドラマで、なんで殺した敵のマシンガン取らないの?
って。
アメリカドラマのお約束じゃないかと思うんだけど『良い方(主役側)』に
マシンガン使わせたくないんだよね、多分。
悪役はマシンガン。主人公側はピストルか素手。
それとも、マシンガン撃ったら別の法律に触れるのかな。
正当防衛だろうに、といつも思う。
あとは、両目をカメラにポイントアット。(カメラ目線にする)
こんだけ離れてると目線は見えないだろうけれど、迫力は伝わると思う。
背景どうしようかな。
カメラ1と同じ視点で、カメラ2を作ってアップも撮影することにする。
瞳孔がかろうじて見えていないので、首の角度を少し変える。
目の色と、髪の毛どうしようかな。
髪の毛つけたらベレー帽からはみ出すだろうしな。
スキンヘッドでも面白いんだけど……
Actual Face Hair見付けたので、ヒゲをつけてみた。
甘いダンディマスクになっちゃったよ……
髭つけた方が甘い顔になる、って意外だった♪
顔のポージングをつけた。
狂犬のように。
首が立ってるとよたもの臭がしないので、『あぁあ?』とか言ってそうな酌り上げる目線にする。
「お前が今さらどんなきれいごといおうがなぁ……
俺のダチ殺したことには変わりねぇんだよっ!」
って感じで。
長くなったので次。
【Daz3D】Veteran War Dog for M4を着せてみる。2 | Create3D
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今回使ったアイテム。
軍服。
2013_07_30(火) pm08:51
コメント
はじめて投稿いたします。
うん、うんとなんどもうなずきながら読ませていただきました。
初心者のくせアイテムを大量に購入、で使い方がわからない。
Readmeも読まない・・・
まさしく私のことと思いました。
Propっていまだ悩みのたねです。
調子にのってたくさん購入したものの使い方がいまだ取得できず・・・
Figureを選択したとたん、使いたい小道具はsmart contentから消えている・・・
content library から探すのもこれまた大変
(content library の整理方法ってあるんでしょうか?)
過去記事を読むとやりたい事がいっぱい載っている。
M5 にM3の服が着せられる???!!!
(煩悩がいっきに増大)
昨日は過去記事をPRINTOUTしまくりました。(400枚くらい)
今日は整理してマニュアルにさせていただきます。
神様サイト、大恩人様サイトに引き続き愛読させていただきます。
かっしおさん、いらっしゃいませ~♪
でしょーっ! プロップとか言われても、わかんないですよね!
コンテンツライブラリの整理方法は、何もしないことが一番です。
Daz Studio4.6が壊れたときにリインストールとか
アイテムガバージョンアップされたときに元の置き場所にインストールされてしまうので
いじらない方がいいです。
この記事で書いているように、DAZ Install Managerのインフォメーションからアイテムに行くのが一番早いです。
フィギアを選択したらスマートコンテンツから消えているのは
そのアイテムガそのフィギアの世代のアイテムじゃないからですね。
スマートコンテンツってこういうときにこまるんで、私は使っていません。
お役にたてそうで嬉しいです。
楽しみましょう♪
天川和香様
ご回答ありがとうございます!!
神様のご著書を再(何回目?)読して PROP(手に持たせるもの、背景など)ACCERRORY(身につけるもの)
を確認しました。
(でもナイフなんかベンダーさんのアイテムによってカテゴリ分けが違う・・・)
世代間のギャップって初心者にとっては大きな壁です。
天川和香様の作品すごくカッコいい!!
こんなのいつか作れるようになれたらと思っています。
(表情、首の角度ひとつで違った雰囲気かわるんですね! 歯を食いしばりのポーズよく使うのでとても勉強になりました)
かっしおさん
レンダリング褒めていただいてありがとうございます♪ 超嬉しいです♪
ナイフに限らず『カテゴリ分け』はベンダーさんの『心一つ』なのですよ。
こういうのは、ブランドトップのDazが統一する趣旨を明確にしなけれはいけないのですが
普通のソフトでもあまりそういうことはできていないので、Dazのせいとも一概には言えません。
XPより前のウインドウズの話ですが
『コントロール S は セーブ』という統一がされていなかったので
ソフトごとにセーブのショートカットが違うという悲惨な状況でした。
天下のマイクロソフトでもそんな状態なので、それより小さい会社にそのそういつを求めるのは酷だと、私は思っています。
(その当時、マックはそこらへんを統一させたので、ソフト作成メーカーが、邪魔くさがってマックのソフトを作りたがらなかった、という裏話を聞いています。でも、その方がユーザーフレンドリーなんですよね)
ベンダーさんによって
銃とかは、フィギアの手の位置にあるのが一番楽でしょ?
という人と、ゼロ位置にあった方が楽でしょ、という『考え方の違い』があるのだと思います。
両方入れてくれるのが一番ユーザーフレンドリーなんですけど
それは、ベンダーさんに二倍の手間がかかる、ということですから……
とくに、Dazのデフォルトのカテゴリ訳だと『アクセサリ』に『銃』や『大砲』の武器アクセサリまで分類されていて使い物にならないんですよね。
私も、三千個程アイテムがありますので、カテゴリわけは、いまだに簡便な方法を見つけようとしています。
ポーズについては、好きなカメラアングルを多用する映画などをひたすら見るのがいいと思います。
ちょっとした角度一つで凄味がでるので、超楽しいです♪