ライティング、ではなくてライトのお話です。
ライティングは5分で語れません。
Daz Studio4.5には5つの基本ライトがあります。
(詳しく言うともっと有ります)
詳細な説明は参考サイト様でごらんください。
Linear Point Light & Point Light リニアポイントライト & ポイントライト
例)電球の光、蛍の光、宇宙空間における太陽の光。
光源を中心にして、四方八方に光が差します。
赤い丸が光源で、矢印の方角に光が伸びます。
そして、ピンクの範囲(影響範囲)で徐々に暗くなります。
距離によって光は弱くなります。
影響範囲はドラッグやパラメータで変更することができます。
Distant Light ディスタントライト
例)地球上の太陽光とほぼ同じだと思ってください。
↓のように矢印の方向に、シーン全体に光が差します。
シーン内のどこにあっても効果は一緒ですので、判りやすいところに設置してください。
シーン全体のどこも、同じ方向、同じ強度で光が差します。
距離によって光は弱くなりません。
Poserではこれが初期設定のライトです。
ライト設定の球をグリグリ回すとライトの方向が変わりますね。
アレです。
Spotlight スポットライト
その名の通り、ステージなどを照らすスポットライトと同じ働きをします。
光源から矢印の方角にだけ光が差します。
光の差す幅(角度)や強さは調節できます。
距離によって光は弱くなりません。
スポットライトの使用見本は下記の記事で。↓
【Daz Studio4】深夜の森【レンダリング】 | Create3D
一番簡単な『背景』の着け方。【Daz Studio4.5】 | Create3D
距離によって光が弱まらないので、人物を照らしたスポットライトは
そのままの明るさで背景も照らします。
こういう場合は、ポイントライトの方がお手軽ですね。
ライトの設定はどうするの?
シーンでライトを選択。
ライトタブで数値などをいじれます。
初期設定はオン。
デフューズオンリーというのは
↓の、デヒューズだけにライトを当てますよ、ということです。
スペキュラが目立たなくなります。
スペキュラオンリーというのは
↓の、スペキュラにだけライトを当てますよ、ということ。
この場合、デフューズは照らしません。
Wet Body Gen 5 で汗を特徴づけるとか、
金属などの光沢をもっと強くしたい、というときには
ライトを増やしてこの設定にすると、ぎらぎら輝きます。
影をつける方法は?
ライトを選択して、↓でどちらかを選択してください。
デフォルトではノーンになっていますので影が差しません。
ライトをいくつか読み込んで、その全部に対して影を着けたいときは
ライト全部に対してこの設定をしてください。
5つ目のライト。
ライトを何も設定しないのが、それです。
↓のように、ライトがなにも呼び出されていない状態です。
ライトが無い状態なので、ライトの設定変更はできません。
反射はしても、影は落ちません。
今見ている方向からライトが照っている設定になります。
ですので、カメラをどこに向けても、そこが明るく照らされます。
初心者用ライトです。
これがあるおかげで、初心者がライトのことを考えずにレンダリングができます。
逆に言うと、ライトのことを勉強するのが遅れる原因でもあります(笑)
影を落とすには、何かのライトを作って、
影を設定します。
そうして初めて、影ができます。
詳細はこちらで↓。
一番簡単な『背景』の着け方。【Daz Studio4.5】 | Create3D
この六つのライト以外のライトの一つはこれです。↓
Simply Lit オブジェを光源にするライト。
私も最初は意味が判りませんでしたが、このライトを使って初めて納得しました。
Simply Litの使い方はこちら↓。
【使い方】Interjection – Surface Injections for DAZ StudioとSimply Lit【Daz Studio4.5】 | Create3D
ちょっと五分では無理だったでしょうか。ごめんなさい。
これ以外のライトは、私もまだ使ったことがありません。
(いっぱい買ってるけど、買うのに使うのが追いついてない(笑))
使ったらまた記事にしますね。
Enjoy!
2013_04_24(水) am09:19
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