【3d】もうちょっとだけリアルっぽい髪の作り方A。【Daz Studio4.6&PhotoshopCS6】

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【3d】ある程度リアルな髪テクスチャの作り方。【Daz Studio4.6&PhotoshopCS6】

↑このキースさんの髪は、漫画絵で使うために作ったので、リアルにはほど遠いです。

この髪テクスチャの作成法法は下記↓

【3d】【Photoshop】髪のテクスチャを作る。金髪。【illustrator】 | Create3D

 

もうちょっとリアル風味に変えてみましょう。

まだ、こんな感じの方がマシ?

ポリゴンがこれだから、あんまり代わりばえしないというか……

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3dBridgeを使います。

Daz StudioとPhotoshopCS6を起動させて、↓をクリック。

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↑のメニューがない人は、プロダクトライブラリから↓の3dBridgeをダウンロードしてインストールしてください。

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普通にDAZ Install Managerを使っていると、インストールされていると思います。

 

変更したい髪、今回はキースさんの髪をロードします。(Genesisは必要ありません)

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Photoshopにのファイルメニューから、自動処理→Daz Studio 3dBridgeを選択。

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↓このウインドウが出ますので『インポート イメージ マップ』を選択。

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現時点で、Daz Studioのシーンにいるオブジェクトのテクスチャが一覧されます。

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今回は、キースさんの髪テクスチャだけを選択。インポート。

(ここで複数選択すると、Photoshopでその枚数のファイルが同時に開きます)

 

Photoshopで髪テクスチャファイルが開きます。

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結局、Photoshopの動作が不安定になったので

3dBridgeを閉じて、テクスチャをPhotoshopで直接開いて作業をしています。

 

 

漫画用にテクスチャを小さく作ったので、ヒトサマの髪テクスチャの大きさにあわせます。

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イメージ→画像解像度。

 

キースさんの髪テクスチャはこの大きさです。小さい!

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下記の髪のテクスチャを見てみましょう。

All Time Hair

All

モーフがたくさん入っていて、非常に使いやすい髪です。

私が初めて購入した髪です。

 

200×600。

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ポリゴンの形がかなり違うので、同じには語れませんが、

これぐらいのテクスチャの大きさは許容されるものと考えます。

 

 

『縦横比を固定』のチェックを外し、キースさんの髪を200×600に変更します。

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かなり縦に長くなりました。

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画像変更作業に入ります。

 

別に、このテクスチャ自体が初期描画でできるものなので、

このテクスチャから変更する必要は全くないです。

白紙からしても手間は変わりません。

 

とりあえず、フィルタ→ノイズ を掛けます。

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フィルタ→ぼかし(移動)を掛けます。

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このままだと、緑とか入っていますので、色を整えます。

イメージ→色調補正→色相・彩度。

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右下の『色彩の統一』をチェック

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こんな感じに整えます。

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黄色の濃淡になりました。

 

イメージ→色調補正→レベル補正 で色を整えます。

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テクスチャレイヤーを複写。

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フィルター→描画→雲模様2を掛けます。

130615_D1506  130615_D1507 

レイヤーモードを『輝度』に変更します。

 

 

 

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レイヤー→新規調整レイヤー→白黒

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色を全部飛ばします。

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こうなるので、これをバンプとして使います。

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レイヤーカンプウインドウを出します。

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レイヤーカンプの使い方は下記↓記事で。

【Photoshop】3分でわかるレイヤーカンプ【こんな機能!】 | PhotoshopCS6Extendedで遊ぶ。

 

今のレイヤーを表示させた状態で、新規レイヤーカンプを作成。『バンプ』と名前をつけます。

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テクスチャ作成に戻ります。

130615_D1515

レベル補正を掛けます。

 

130615_D1516 130615_D1517

 

 

この状態で、レイヤーカンプに保存します。

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多分、この色はリアル髪では不可だと思うので、もうちょっと色を調整します。

 

艶が欲しいので、ここに白を入れます。

 

新規レイヤーにブラシでテンテンを描きます。

絵が描けなくても大丈夫ですので、緊張しないでください。

130615_D1524 色は白。

 

ブラシは適当な大きさで。

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テクスチャの、少し薄くなって欲しい場所にてんてんと色を置いていきます。

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先程と同じ数値のノイズを加えます。

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少しぼかします。

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レベル補正でこんな感じにします。

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そのレイヤーをスクリーンモードで重ねると、こうなります。

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髪の艶が出ましたね。

 

これをデヒューズ2で登録します。

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この名前でファイルが出力されるので、そのままDAZで読み込めるように半角英数字に変更しました。

そして、レイヤーカンプを書き出します。

 

 

それぞれを、キースさんにはっつけてみた結果が下記です。

 

ライトは下記を使いました↓

超簡単なライト設定。【Daz Studio4.5】 | Create3D

 

途中でMichael5のテクスチャをつけました。

輝いているのはSurface Injections です。

 

バンプに先程の黒い画像を設定しました。

テクスチャは、一番薄いものです。

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ディスプレイメントを追加。

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ディスプレイメントの数値を変更。

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ちょっと濃すぎました。

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バンプとディスプレイメントの画像を、当初のキースさんのものに戻します。

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スペキュラにも、バンプ画像を使ってみました。

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スペキュラライトを設定。

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スペキュラ2も設定してこんな感じ。

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いろは雑記 : 髪の毛つやつや天使の輪っかを追加。

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これをつけると、テクスチャが一端全部はずれますので、付けなおし。

 

こんな感じになるので、

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バンプとディスプレイメントを付けなおすとこんな感じ。

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元の木阿弥っぽい?

 

なんかここらへんで『金髪』がゲシュタルト崩壊を起こし、意味がわかんなくなってきました(笑)

 

とにかく色が気に食わないので、デフューズで色を追加してみました。

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これいい感じじゃないです?

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結局は、テクスチャより、ディスプレイメントとか、スペキュラとか

サーフェイスの設定でどうにかなる、ってことになりました。(;△;) 

ごめんなさい。

 

 

確実なリアルテクスチャの作り方は勿論、本物の髪を撮影することです。

が。

それは、GaribaldiやLook At My Hairでもある程度代用できます。

それらが使えるようになったら、それもチュートリアルを作ります。

(今、私の環境ではそれらが使えないのですよ。

 どうやったら使えるようになるのかしら?)

 

 

Enjoy!&Thank you♪

2013_06_15(土) am10:22

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