作品作り終わったら、必ず、その時のデータは保存しましょう。
あとで莫大な財産になります。
今回は↑これを作ったので、このポーズとマテリアルなどを保存しました。
ポーズの保存
ポーズは、保険に、1ポーズにつき、二つ保存しています。
どちらもポーズプリセットから保存するのは変わりありませんが
↓Ryanボディー用と、汎用ポーズです。
Ryanポーズの方は、↓これでそのまま保存。一番簡単。
時間が無いときはこれで済ませます。
これだと、シェイプやモーフ、パラメータで移動した全部が保存されて仕舞うんですね。
フリークでポーズを保存すると、Michael 6にそのポーズを当てたときに
フリーク体型になってしまう。
今回だと、ライアンの顔モーフはまだDaz Studio4.6のシェイプに登録していないので、
たぶん、次にGenesis 2 Maleに適用したときにブー、って言われるんじゃないかと……
Michael 6しか使わないからいいや、と思ってMichael 6で保存すると
ジャンニにそのポーズを使いたいときに、Michael 6の身長と体格になってしまうわけです。
なので、時間がある時に汎用ポーズを保存。今回は同時にしました。
↓汎用ポーズはこんなカンジ。
↑今回は顔のポーズなので顔をチェックしてから、
オプションで、『アンチェック → アンチェックオール ノン トランスフォーム』
↓このトップをチェックした状態だと
↓こうなってます。全部チェックが入ってる。
厳密に『ポーズ』というと↓赤枠の『ローテーション(関節の回転)』だけが保存されればいいんです。
スケール(拡縮)とか、トランスレイション(移動)は保存すると面倒です。
たまに、DAZで売ってるポーズでも、これがされてない場合があって
他のフィギアに使えない時があります。
『Victoria 6ポーズ』って売ってるんだから、Victoria 6以外に使う方がアレなんだろうけど。
無料ポーズは大体されてない気がします。
ノン トランスフォームでチェックを外し
アンチェック→トランスレイション
アンチェック スケール
これで、ローテーションだけがチェックされています。
この状態で保存。
これで『ポーズ』だけが保存されました。
全身ポーズの時は、↓トップのチェックを外して、
↑『チェック → ローテーション』でも結果は同じです。
手とか表情とか、下半身だけ、上半身だけ、というポーズをつけるときは
先に部位のチェックをつけてから、アンチェックでスケールとトランスレイションなどを外します。
最近、上半身だけポーズ、下半身だけポーズ、が売ってますよね。
あれは、こうして作られたものです。(厳密にはもっと手が込んでいる場合があるようですが)
こういう1手間かける時間が無い場合とかは
とりあえず↑このまま保存して仕舞えばいいです。
あとでそのポーズを使うかどうかわかりませんから
使うときに修正する方が、トータル時間はかからないですね。
ただ、使うときに修正するのって、かなりイライラします(笑)
使うときはパッと使いたいですからね。
そこは好き好きですね。
そう言うときのために↓修正していない場合は、ポーズ名に人名などを入れておくと、
『修正していないポーズ』だとわかります。
修正した方のポーズは名前をいれずに、ポーズ名だけにしています。
それと、アイテムに合わせたアイテムマッチポーズとかは体格が変われば作り直しになりますので
フィギア名で保存した方がいいでしょう。
たとえば
- 車を運転しているポーズ
- 二人以上で絡んでいるポーズ。
↓こういうのは体型や位置が変わると大変なので、『全部』保存しましょう。
保存をしたら必ず確認。
Genesis 2 Maleを新規に呼び出して、そのポーズを適用。
これだけは、忙しくてもやっておかないと
ポーズの保存に失敗していると時に、後からでは取り返しがつかなくなります。
特に、シーンファイルを捨ててしまう人は要注意。(私だよ)
↑今回は、首と眼球が一緒に動いているので半分失敗。
パラメータでヘッドの傾きをゼロにして、再度保存し直し。
↓ポーズでも眼球の左右のチェックを外す。
これで、綺麗に表情だけ保存できます。
次に、ライアン以外にも適用できる表情になりました。
マテリアルの保存
マテリアルはもう、フツーにどんどん溜めていけばいい。
数字の多いのが新しいの。
完成形は名前の後ろか前に『0(ゼロ)』をつけると一番上に並びます。
自作テクスチャとかを使った場合は、登録したあとに
そのテクスチャの位置を動かさないこと。
このテクスチャは、配布しないのならMyLibraryの外にあっても大丈夫なので
判りやすいところに保存しましょう♪
配布する場合は、MyLibraryのtextureフォルダに自分の名前をつけてそこにいれ
そのテクスチャを当て直したあとで、マテリアルを保存。
それだけです♪
外にあっていいと言いながら、私は中に作ってます。
外に作っていいと知らないときにここに作ってしまったので
前のアイテムの関係上動かすと面倒なので。
↑『UV』にtexture関係を全部まとめています。
↓その中の目のフォルダ。
↓テクスチャも一緒に入れています。
配布せずに、自分のパソコン内で使うなら、DAZファイルとテクスチャを一緒に保管しても大丈夫。
配布するときは、\My Library\Runtime\Textures←ここにテクスチャが無いと使えません。
この前煙草を配布したときに初めて知りました。
前の、キースさんの髪の配布はOBJで配布したので、こういうことが関係なかったんですね。
とうふさんに教えていただきました。いつもありがとうございます♪
【サイト開設一周年記念♪】煙草作ったのでもらって下さい。【Daz Studio4.6】 | Create3D-3dCG制作作業日記
不安な人は、シーンごと保存してしまえばいいですね。
あとからシーンを開けてポーズでもマテリアルでも取得できます。
あと、今回のように、同じフィギアで違うポーズをとらせて何枚かレンダリングする場合は
ポーズをタイムラインに並べていくと、のちのち楽です。
↑5コマぐらいずらして、次のポーズをつけていく。
【Daz Studio】動画のはじめの一歩【タイムライン】 | Create3D-3dCG制作作業日記
タイムラインをレンダリングする場合は
レンダリング設定の↓下記の部分のメニューを変更。
イメージシリーズ、を選択。
すると↓下記のように『何コマから何コマまで』レンダリング、という設定が出てきます。
これは、この間を自動で全部レンダリングしてくれる機能です。
指定フォルダに、連番をつけて勝手に保存してくれます。
↑の動画だと、5コマずつポーズをつけたので、いらない4コマがレンダリングされますが
1コマずつポーズをつけ、カメラの角度を変えたときも1コマずつキーフレームをつけていけば
ほしいカットだけを自動で何十枚でもレンダリングしてくれます。
すごく便利なので、動画に興味無くても、タイムラインを使ってみてください。
そしてこれを一度やっちゃうと、『動画って簡単に作れるんだな』ってことがわかります♪
【Daz Studio4.6】作品のレンダリングが終わったらすること。【保存】
でした♪
エンジョイ! & サンキュー♪
2014_06_23(月) am06:41
コメント
いつもありがとうございます。
この記事、すごくためになります。
汎用ポーズを作るという考え、すばらしいです。
私もキャラをいじくりまわしているので、いざ使おうとおもっても
足が変な方向になったり腕が身体に突き刺さったりと大変なことになってしまします。
またレンダロで購入したM4ポーズが使いたかったりするのでM5用汎用ポースは
必須アイテムとなります。
いじくりまわしたあとで手だけポーズ変えたい(単に握りこぶしにしたい)場合でも
すでにデフォルトのモーフからかなり逸脱しているので使えない場合がほとんど…
だんだん勉強していくうちにキャラの整理(現在身長がめちゃめちゃ)ポーズの整理管理が
必要だといつも思っています。
これからもろいろ教えてくださいね
かっしおさん。
私も、『保存』がよくわからなくて、最近までこういう記事を作れなかったんですよ(笑)
ポーズとかマテリアルは本当に財産になりますので、
たくさん溜めていきましょう♪