2014で御手杵の槍を作る。
以前、漫画用は完成させてたんだけど、UV張っていなかったので
テクスチャつけられるように手直しする。
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蜻蛉切の槍を作る | Create3D-3dCG制作作業日記
テクスチャの話し。
柄の部分のテクスチャをどうしようかな……と。
↑こんな感じの、まだらの漆を使いたかった。
御手杵は下総→千葉県の北がメインの国土なので、
そこらへんの漆の技術を使いたかったけど、目立ったのが見つからなかった。
それと、本物は実際に使われてたらしいので、そこまで華美にしなくていいっぽい。
(今頃知ったw)
最初から名前があったのではなくて、戦場で使ったから名前がついたカタチの
となると、蜻蛉切が見事な黒漆なので、
このこは螺鈿ではなくて、木目の浮き上がった黒漆にしよう。
前にも書いたけど『漆』って『プラスチック』のマテリアルなんだよw
3dで作ると、すんごい安っぽいの。
プラスチックが無かった昔は、その質感は他に無かったから貴重だったんだろうけど
安いプラスチックと、伝統工芸が同じ仕上がりになるってのは駄目なんだよね。
プラスチックは変わらないんだから、伝統工芸の方が変わらないと生き残れない。
そして、そのために漆器産業が色々な努力をした『現代漆』が検索で上がってくるので
『古典漆』がまた、わからなくなってきている、というw
その手法、昭和で作られたものだから、江戸時代にはないよ!
みたいな、ね。
特に今回は、三名槍を一気に作って、一気に陳列するわけだから
そのうち日本の柄が、『ただの黒漆』じゃ、『手抜き』に見えかねない。
クリース完成。
UVを整える。
穂
UV作ってからけら首作っちゃったよ!
もう一度三分割して、UV取り直して……
いや、けら首の部分だけデタッチして、
円柱でUVとって、穂と繋げればいいよね!
うっかり、また三分割からやるところだったよ!
いや、刀身を一度半分にした時にUV取り直してなかった……
UVとりなおした。
けら首もちゃんと伸ばした。
コピーして回転させなきゃいけないのに、チャンネルにステイタスが出なかったので、を再起動した。
最初と同じように、ピボットを移動させて回転させたんだけど
なんでか、ずれるんだよなぁ。
カスタムシェルフに『頂点をセンターにマージ』を追加。
これにショートカットを当てようとして『g』に、『繰返し』があることを初めて知った!!!!
繰替死できるなら、ショートカットなんて要らない!
なんで『くりかえし』で『繰替死』なんて変換になるん?
『くりかえし』だけだと『繰返し』なんだけど『くりかえしできるなら』だと『繰替死できるなら』になる。
別に↓こういう単語があるわけでもなし……
↓中国語でどうも、この単語があるっぽい。
Google先生が物騒な訳をつけてくださった。
まぁいいや。
作業に戻る。
7:50
もう三も作業してるのに、まだこんな!
今日は9時に病院に行くので、
あ、薬呑んでなかった。呑んだ。
病院に行くので、ついが気になる。
別に九時じゃなくていいんだけど、
昨日、10時ぐらいになったらすんごい待合混んだので
さっさと行ってさっさと帰って来たい。
私は九時過ぎに到着してたから、二番目だった。
的にナニが無駄、って列に並ぶのが一番無駄なんだよ。
こういうときはこっちの都合じゃなく、あっちの都合で動く方がいい。
九時に開業なので、九時に付くように出発する。
えっと、なんだっけ?
DAZで確認。
綺麗綺麗。
サブデビジョンかけても、切っ先がとがってる。
つか、この尖り具合、怖い!
さすが、刺すしかできない槍!
このマテリアルは、DAZデフォルトのカーペイント。
確認だけなので、上の方からテキトーにつけた。
口金 丸三角
正面からとってリラックスでできるよね?
リラックスとか展開するとぐちゃっとなる。
背面をUVカット。
背面は円柱で作った綺麗な真円なので、それに前面の外郭を合わせる。
内側もした方が良いのはわかるけど、UV頂点を斜めにまっすぐするツールは無いので
中心線だけ合わせて今回は見送り。
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蜻蛉切の槍を作る | Create3D-3dCG制作作業日記
エンジョイ! & サンキュー♪
天川和香
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↑これ、Maya買ったらなるべく早い内に読む方がいい。 モデリングのスタートダッシュが早くなる。
モデリング講師の方が書かれているので、
- 『天才』が書いた本で、『ここはぐーっとディティールを書き込む』とか
- 『だから、そこをどう書き込むんだよ!!』みたいな
- 『そこ、飛ばしたけど、そこが知りたいねん!』みたいな
そういう、曖昧模糊とした所がない。
- 『なぜできない』のか?
- 『どうやったらできる』のか?
- 初心者がどこでつまずくのか?
- それをどうやって解決するのか?
- プロでも、独学でしていたら気付かずに苦労しているのはココ。
- こうしたら、初心者でも、プロ波のツールにできる!
それが、具体的に書かれているので、すぐに初心者脱出できます。
基本はマヤを使っていますが、
モデリングの基本はブレンダーでも流用できる『考え方』です。
私が初期に買ったのは下記の6冊。
[digital]TEXTURING & PAINTING |
テクスチャを自分で作るなら、 これも読んだ方がいい。 映画のテクスチャとか作っている人の本。 |
はっきり言うと、精神論なんだけど、
『リアルなテクスチャを作るなら、ここまでやるんだ?』という
『プロの最高峰』が見える。
別に自分が最高峰にならなくても、最高峰を知っておくことは重要。
この人も天才だから、私には意味不明のところがあったけど
それ以外の『理屈』ははっきり書かれている。
『理屈から入る』人には最適。
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