Autodesk Maya 2014で御手杵の槍を作る。
以前、漫画用は完成させてたんだけど、UV張っていなかったので
テクスチャつけられるように手直しする。
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【Maya】御手杵の槍を作る 4【花飾りをつけるw】 | Create3D-3dCG制作作業日記
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蜻蛉切の槍を作る | Create3D-3dCG制作作業日記
DAZで確認。
銀は鉄、金はゴールド、樋の黒はプラスチック。DAZの基本マテリアル。
太刀打ちまでしかマテリアルつけていないので、柄は、Mayaで指定した色がついてるだけ。
『けら首』と口金のあたり、なんか悪目立ちするかな? とも思ったけど、いい感じじゃない?
切っ先が、サブデビジョンかけると変になってる。(修正)
この角度から見たときに、けら首の当たりが黒ければ、もっと『三角錐の槍』らしさが目立つね。
やっぱりけら首は黒にしようかな。
これはもう、凄い……としか言えないよね。
重たそうな金属!
↓けら首にキュッと吸いついてる感じの花びら(金と銀の境)がいいっしょ♪ヽ(´▽`)ノ
リアルでは、↓こんなふうに、突然別の面から別の面が『生える』ことはないから。↑やっぱり『フチ』が必要。
そして、その『フチ』をどれだけ綺麗に仕上げるか、で『上等さ』がわかる、と私は考えている。
壁と床の境目とか、窓枠と壁の境目とか、『境目』が『ぶれる』ことが、『リアルさの最低ライン』で
その『境目を飾る』ことが、『上質』になる。
前に住んでたマンションで階段のエッジが崩れてたのね。
汚いなー、とは入るときにも思ったけど、別に共用部分だし
住んでからも私はナニも言わなかったの。
それを大家さんが自分で直したんだけど
緑色のリノリウムなのに、白い目地材で修正したのよ!
あとで緑に塗るのかと思ったら、そのまま!
水回りの修理を頼んだ時にも(私が住む前から壊れてた部分)
ベニヤ板を手でちぎって、ゴミも後も放置して行った人だから
わかってはいたけど
なんか、もう、そのマンションにいたくなくてそうそうに引き払ったw
いいんだよ、共用部分の緑色の階段の目地の修正が白くても
別に私の生活には支障ないんだけどさ
とにかくなんか、凄く嫌悪感があったんだよね。
階段を上がりおりするたびに
その白い目地材が目について、大家さんが目について
もう耐えられなかったw
ああ、あなたはこれでいいと思ったんだ?
って。
3dとは全然関係ない部分の経験だけど
『はしっこの始末』って大事だな、って思ったんだ。
性格が出るよな、って。
これを作ってるときに、あのマンションの階段の目地のことを思い出した。
ともすれば、3dの『外観』は『ストン』となってしまいやすいので、わざと『歪み』を作る。
環境光が跳ね返ればいいけど、一番いいのは『自身の姿』が反射することw
それだけで『重み』が出る。
だから、内側へ、内側へ、カタチを抉っていく。
切っ先をサブデビジョン掛けても綺麗になるようにする。
【この記事を書いた日 2017/02/23 11:47 】
前後ミラーして、反対側も花びらにする。
【この記事を書いた日 2017/02/24 6:31 】
花の口金に中心エッジを挿れて右側を削除。Xプラスでミラー。
柄の太さを合わせる。
どうせ↓このままだと絶対にサブデビジョン掛けるので、最初からスムーズしてみた。
スムーズしてみたけど、遠景だと八角形でも十分なので
やっぱりスムーズはやめた。
アップにするときだけサブデビジョン入れるといい。
なので、この段階でクリースを入れる。
クリースを入れる前に柄を整える。
↓赤い部分は、紐を巻き付けて滑り止めになってる。
後ろと前と同じサーフェイスなのに長さが違うw(テキトー仕事してた過去の私)
エッジを全部削除。八等分して、三カ所を赤くし、黒い部分はエッジを削除。
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蜻蛉切の槍を作る | Create3D-3dCG制作作業日記
エンジョイ! & サンキュー♪
天川和香
【この記事を書いた日 2017/02/24 8:08 】
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3Dで髪の毛を作成する | Create3D-3dCG制作作業日記
↑これ、Maya買ったらなるべく早い内に読む方がいい。 モデリングのスタートダッシュが早くなる。
モデリング講師の方が書かれているので、
- 『天才』が書いた本で、『ここはぐーっとディティールを書き込む』とか
- 『だから、そこをどう書き込むんだよ!!』みたいな
- 『そこ、飛ばしたけど、そこが知りたいねん!』みたいな
そういう、曖昧模糊とした所がない。
- 『なぜできない』のか?
- 『どうやったらできる』のか?
- 初心者がどこでつまずくのか?
- それをどうやって解決するのか?
- プロでも、独学でしていたら気付かずに苦労しているのはココ。
- こうしたら、初心者でも、プロ波のツールにできる!
それが、具体的に書かれているので、すぐに初心者脱出できます。
基本はマヤを使っていますが、
モデリングの基本はブレンダーでも流用できる『考え方』です。
私が初期に買ったのは下記の6冊。
[digital]TEXTURING & PAINTING | テクスチャを自分で作るなら、 これも読んだ方がいい。 映画のテクスチャとか作っている人の本。 |
はっきり言うと、精神論なんだけど、
『リアルなテクスチャを作るなら、ここまでやるんだ?』という
『プロの最高峰』が見える。
別に自分が最高峰にならなくても、最高峰を知っておくことは重要。
この人も天才だから、私には意味不明のところがあったけど
それ以外の『理屈』ははっきり書かれている。
『理屈から入る』人には最適。
コメント
3Dのあざとさって、変に綺麗すぎて、逆にリアリティが無いものが多いですよね。完璧すぎてわざとらしい作画も有れば、雰囲気だけでイケてる物とか、最近特に感じるようになりました。
人が作るものだから、何処かに作り手の匂いみたいな物が実物には有るけれど、3Dでは無理があるんだけど、カメラワークや照明一つで同じ物を使っても違うから、レンダリングの回数が増えて放熱で暑いです(´-ω-`;)ゞポリポリ
リアル映像でも、カメラワークとライティングで『ハリボテ』感がボタボタで
リアリティが無いものが多いので、どちらもどちらですよね。
うちの部屋も、放熱で四度上がります……