前記事
【Daz Studio4.7】ライアンのプロモーションビデオを作る。5【動画作成】 | Create3D-3dCG制作作業日記
↑このポーズは↓30フレームで作ってる。
ゼロコマが、Marvelous Designer 4アバターのゼロポーズ(ちょっと手を下げたポーズ)
5コマ目が、立ちポーズ
10コマ目が、左手を下につけた攻撃ポーズ。ここまでが一連の攻撃ポーズ。
15コマ目が、次の立ちポーズ。ここからが座る一連のポーズ。
……って感じで、5コマずつポーズを入れて、間のポーズをDAZに作ってもらっている。
攻撃ポーズと座るポーズの間は5コマも要らないんだけど、癖で五つ離して入れただけ。
この時点では秒数とか考えてない。
FPS24で作る。(一秒24コマ)
1 | 立ちポーズ | 二秒 | 48コマ |
2 | 攻撃ポーズ | 三秒 | 72 |
3 | 効果 | 二秒 | 48 |
4 | 座るポーズ | 6秒 | 144 |
5 | ラスト | 二秒 | 48 |
これで15秒。360こま。
keyMateでアクションのスピードを操作する。
そうさはできるんだけど、手作業でずらさなきゃいけない。
次に動画を作るときは、
最初にFPS2ぐらいにして始めればいいんだ。
最後に12倍すればいいように。
なんで最初から実時間でポーズをはいちしないのかと言うと。
ポーズを配置すると、その間をDAZが自動でポーズを作ってくれるんだけど
5コマの間でも、その間にポーズがすんごい暴れることがある。
すると、5コマ全部を調節して、ポーズをメモライズリストアしていかなきゃいけないのね。
一番暴れるのはカメラ。
カメラがわけわからん動きする。
↓カメラが暴れる見本。下の方に動画をリンクしてます。
【Daz3Dアイテム確認】FM Solar Systemを使ってみた。【3Dで宇宙をのぞこう!】 | Create3D-3dCG制作作業日記
↑だと、カメラが360度回転してる。
今回のライアンの、たかが30コマでも、一部でカメラの乱れが出て、押さえてる。
↓右端の三角が、『一つのキーフレーム』
赤枠内が、暴れてるから、数コマ連続でキーフレーム入れてる。
普通なら、カメラなんてこんな細かくキーフレーム入れなくていいんだ。
こんな状態なのを最初からFPS24とかでやると
間の24コマ全部キーフレームを入れるという、悲惨な事態が起こると思うと
とても実時間なんかでポーズをつけてられないわけです。
でも、今回考え無しで、最初からFPS24で始めたから、今、キーフレームの置き直しなんていう面倒くさいはめに……
やられた!
FPSの数値を上げて、間のコマ数上げたら、やっぱりカメラが暴れてる。↓
冒頭の動画と比べてみてください。
↓真ん中がフレームアウトしてる。
これを私は『カメラが暴れる』と言ってます。
カメラの視点を大きく変えたとき、↓
緑のラインで視点移動してほしいんだけど、赤いラインで動いてる、のかな?
前に動画作ったときに、↑赤のラインで動いてほしいけど、緑のラインで動かれて困ったことがあるんだ。
わかったわかった!
カメラの焦点距離を考えてなかった。
フォーカスされるところに白い玉があるんだよね↑
それが、動いているというか、ライアンの体にそってないことが、こういう惨事を引き起こすんだ!
だから↓カメラ用にnullを入れて、カメラをnullにポイントアットして
カメラの焦点距離を完全に管理すればいいんだ!
そういうことかっ!
FPS24に戻してやりなおす
そして、新たなる惨事勃発(笑)
↓プレイヘッド(オレンジの▽)が6コマ。
↑縮小したので、一こまの中に二つのキーフレームが入るという事態になってしまった。
FPS312で今回は進めることにする。
あー、でも、カメラが暴れる問題の根幹がわかって良かった!
マンガレンダリングなのもあって『焦点距離』ってまったく考えてなかったから、
この白いボールを気にすることがなかったんだよ。
なんかいるなー、とはわかってたんだけど。なんだろうこの白いボールー? みたいな。
「ここに焦点が合ってますよ!」ボールなんだ?
本当に、気がついて良かった。
全身映すときなんかは、胸あたりにnullを入れておいて、
カメラに自動追尾させるって手もあるんだね!
今回みたいに背景が無いと、あんまり意味無いけど
背景を入れた場合はかなり強力だよ!
今回も、最後の座るポーズは、踵を決める、ってのがあるから、それを起点にしてポーズを作ってるけど
攻撃ポーズの方は、背景が無いし、カメラアングルが凄く変わるから
実は、足の位置無茶苦茶なんだ。
本当なら椅子の前に立ってるんだから、軸足の左足を起点にして、めっちゃ前に足を開くことになるけど
軸足も、後ろにずれてる。
そういうのは、背景をつけた時のアクションポーズではできないので注意が必要。
その時でも、nullを胸あたりに入れてアクションを追い駆けて、そのあとフレームごとに微調整すれば簡単だね!
カメラが暴れるとか、カメラのせいにしてごめん、ダズ。
nullにポイントアットしてカメラを動かすと、パス上をカメラで動かすような不思議感を味わえる(笑)
こういうヒラメキというか、問題の根幹がわかると、なぜかドッと疲れてそのあと作業できなくなる(笑)
ということで、休憩。
エンジョイ! & サンキュー♪
2015/01/07 9:55
コメント