【Marvelous Designer 3】ライアン・ゴールドスミスの服を作ってみる。10

3Dいじり
3Dいじり3Dを自作するMarvelous Designer作業記録未分類

この記事は約7分で読めます。

20140508_D  Create3D 0446

前回

【Marvelous Designer 3】ライアン・ゴールドスミスの服を作ってみる。8 | Create3D-3DCG制作作業日記


ジャンニのアバターを作成。

20140508_D  Create3D 0415

というか、持ってる男性キャラクター、全部書き出してみた。

20140508_D  Create3D 0416

Dazのフィギアは、みんな身長が違うけれど

20140508_D  Create3D 0417

Genesisと身長は一緒で、スケールで拡大しているので

20140508_D  Create3D 0421

そのスケールを100%にすると、誰でもGenesisと同じ身長になる。

20140508_D  Create3D 0420

 

これはGenesis 2 FemaleもGenesis 2 Maleも一緒。

なので、Marvelous Designer 3用アバターとして書き出すときに、

スケールを100%にすれば、あとは腕の太さとか、胴体の分厚さとか

『太さ』にだけ対応して型紙を作れば、誰の服でも作れる。

 

あとは、体の拡縮率に合わせて服を拡縮させてモーフとして読み込めばOK♪

フリークsuperだけは、100にしても、Genesisよりでかい。

 

20140508_D  Create3D 0422

Michael5ヒーローも、同じく、ヒーロー分高い。

アバターをGenesisにするか、Genesis 2 MaleとかGenesis 2 Femaleにするか悩んでたけど

考えたら、『服』であって『フィギア』ではないのだから

元のアバターがなんだろうがメッシュが一緒なら一緒ジャン、ということにようやく気づいた。

 

なぜ悩んでいたのかと言うと

アバターのメッシュが一緒でないと、同じ型紙からモーフを作るのが面倒だと

『思い込んでいた』から。

 

アバターのメッシュが一緒なら、

『ポーズ』で、Daz Studio4.6から直接書き出したOBJを使って

Marvelous Designer 3の中で、ワンタッチでポーズもシェイプも変えることができる

だからこそ、Genesisで始めるか、

Genesis 2 Maleで始めるかがネックだと『勘違い』していた。

 

好きなフィギアで初めて、

そのフィギアの基礎フィギアの服を作れば良かったんだ。

 

そのあと、必要があるなら、Genesisとかの服に変更すればいい。

------------------------

つまり、ジャンニの服を作りたければ

前提として、

ジャンニをGenesis 2 Maleの身長に合わせたアバターをMarvelous Designer 3に作っておく。

勿論、Genesis 2 Maleも。

  1. Genesis 2 Male身長のジャンニに合わせて型紙を作る。
  2. ジャンニ服をOBJ書き出しする。
  3. ジャンニ服をGenesis 2 Maleのサイズに合わせる。(そのままでもいい)
  4. Genesis 2 Male服をDaz Studio4.6で読み込み、トランスファーユーティリティする。
  5. Genesis 2 Male身長のジャンニ服をジャンニの身長に合わせて拡大する。
  6. トランスファーユーティリティしたGenesis 2 Male服に、モーフローダープロでジャンニ服を読み込む。

------------------------

これでいい。

 

そのあとは、配布しないのならジャンニ用モーフだけ作っていけばいい。

当然、この方法ですると、マッチョのジャンニに合わせた服は

Genesis 2 Maleに着せると服が筋肉で膨れる。

いやなら、3dソフトでマッチョ感を減らしてもいいし

布が余ってもいいなら、Marvelous Designer 3でGenesis 2 Maleにシミュしなおすと

ふわふわっとした着心地になる。

 

これでいーんじゃん♪

 

だから、このあと、

どんだけDazフィギアが増えても、

この方法で Marvelous Designer 3で服を作り続けることが可能。

しかも、服のメッシュは一緒だから、マテリアルもそのまま全部引き継げる。

 

これで、服の財産はずっと持ち越せる。

 

やっぱりフリークスーパーでっけー♪ 20140508_D  Create3D 0424

 


アバターをGianni 6に変更した上で パターンを変更して、足元にもフチ取りをつけました。

20140508_D  Create3D 0425

Gianni 6って、上半身というか胸筋中心でウエストshapeだと思ってたけど

服を着せてみたら、普通にマッチョだった(笑) ので、

ふっとい太股が目立たないように、ズボンのラインを作ってみました。

20140508_D  Create3D 0427

どうせ、ジャンニそのまま使わないしな。

シャツのフチ着けも、型紙を切断してやってたんだけど、上のフチ部分を一体化させてやってみた。

20140508_D  Create3D 042820140508_D  Create3D 0429

 

接合はいいんだけど、首元がびろんと伸びる。

切れ目を入れて縫い合わせてみたけれど、足りない。

20140508_D  Create3D 043020140508_D  Create3D 043120140508_D  Create3D 0432

四角い襟元って大変だと思ったけど、マジ大変だった。

 

襟をここまでゆがめてようやく、襟元が真四角になった。

20140508_D  Create3D 043320140508_D  Create3D 0434

 

布の厚さはここ↓

20140508_D  Create3D 0435

 

 

 

第二次型紙。

20140508_D  Create3D 0436

 

あまりに汚くて我慢できなかったので、やっぱり細かく作った。

20140508_D  Create3D 043720140508_D  Create3D 0438

 

 

襟のカタチが気に入るまで、半分をいじくり倒す。

20140508_D  Create3D 043920140508_D  Create3D 0440

最終的にはMayaでいじればいいんだけど

あとでモーフを作るときのために、それは肩だけにしておく。

肩はやっぱり、なかなか尖らせられないし、どうせ、肩を動かすときにモーフ作るし。

 

中心を削除していた型紙は、分割して等分の真ん中にポイントを作成。

20140508_D  Create3D 044120140508_D  Create3D 0442

 

半分を削除して

20140508_D  Create3D 0443

 

展開、&、反転コピー。

20140508_D  Create3D 0444

勿論、縫合はやりなおし。

 

美しい四角襟♪

20140508_D  Create3D 0445

あとは、腹の辺りの調節。


 

 

Marvelous Designer 3では、ここで完成とする。

20140508_D  Create3D 0446

 

この服をMayaで作ったらどうだろう?

 

時間的には似たようなものかもしれないけれど

このしわは、nClothを使うと思うの。

そうなると、コンストレインが出てくるし、

そうでなければZBrushを使うことになる。

ZBrushにいれると、マテリアルが全部なくなるし

UVの展開が必要だし……というと

やっぱりMarvelous Designer 3の方がストレス無く速いかなぁ、とも思う。

 

左右対称にするとか、ポイントを整列させるとかが使えたら、Marvelous Designer 3圧勝。

そこと、それに付随する、作り直しの縫合し直しとかにストレスがかかるけど

他の作業は大体好きな作業なので、時間掛かっても平気なのが楽しい♪

というか、延々とびろびろ引っ張って遊んでしまう(笑)

楽しい♪

 

 

Mayaでベルトを斜めに配置するとか、コンストレインしようとしたら、結構気が狂える(笑)

スカイハイの時に、斜めに配置されたポケットに四苦八苦したからなー。

スカイハイを仕上げる。45 スカート作り直し。【Autodesk Maya 2014 nCloth】 | Create3D-3DCG制作作業日記

 

 

しかも、ここまで、一度もメッシュを意識しなくても作れるってのが大きい。

ポリゴンわからなくても、3d服が作れるってのは、やっぱり凄いよね。

 

三角ポリゴンでいいなら、私は、Marvelous Designer 3の方がストレス掛からない。

襟のカタチとか、気に食わなくて細かいことしたけど

今度からはそういうのは、Mayaでちょちょっと直すことにする。

 

↓このパターンを見貰えばわかる通り、襟を『真四角』にするのに凄い時間かかった(笑)

20140509_D  Create3D 044720140509_D  Create3D 0448

そこ、時間掛けるところと違う!

 

 

実際の『ベルト』でも、グッチとかヴィトンとかは

まっすぐじゃないんだよ。腰のラインにそって、湾曲してるの。

湾曲させて、人間の立体の体に沿わせると直線になる。

 

次はこんなことしないけれど(ポリゴンにしてから片づける)、これもいい教訓だと思う。

 

 

Marvelous Designer 3で色をつける方法を会得したい。

 

ただ、ここ数日↓生地に何もでないんだな。

20140509_D  Create3D 0449

多分ここだと思うのよね。

 

 

------------------------

 

【Marvelous Designer 3】ライアン・ゴールドスミスの服を作ってみる。11 | Create3D-3dCG制作作業日記

------------------------

エンジョイ! & サンキュー♪

2014_05_08(木) pm11:52

コメント