1、Shadeドリームハウスで部屋を作成。
2、Shadeで細部編集。
3、DAZStudio4に読み込み、使用。
今回の修羅場でこの一連が確率できましたので
メモっときます。
これで、部屋とか買う必要がなくなりましたね♪
二つ足しても一万円になりません。
私が持っているのは、
Shade 13 Professional for Windows
↑これの一つ前のバージョン、12プロです。
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■ドリームハウスで部屋を作る
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好きなように小物を置いて満足する。
小物が足りないとか、手をくわえたいとかはShadeできますし
最終的にDAZStudio4に読み込みますので
DAZStudio4でもいくらでも小物をくわえられます。
今のところ、ドリームハウスの初期アイテムのみ。
Shadeファイルで書き出し。
書き出しはShadeにしか対応していないもよう。
別名保存も、ドリームハウス形式でしか保存できないみたい。
数万円のオブション買った上で、DXFにテクスチャ無しでしか
書き出せないマイホームデザイナーよりなんぼかまし。
(プロ版でもそれだからね!)
今回、簡単な部屋を作っただけですが
手間はマイホームデザイナーとあんまり変わりない感じ。
二階建て作ったら、二階の家具と一階の家具が同時に表示されて
選択に困るとか、ひどい仕様だけど
マイホームデザイナーは一応、階層はレイヤーで別れてるから
二階を選択したら一階のアイテムは選択されない。
部屋は別れてないから、右面図とかはドリームハウスと一緒。
隣の部屋の家具も全部一緒に表示される。
でもマイホームデザイナーはライトで二万円弱
プロで四万円以上のソフトなので
数千円のドリームハウスに軍配が上がると思う。
というか、ドリームハウスも、Shade本体を持っていなければ
連携できないソフトではあるから
似たようなものなのかな。
どのみち、自分の住む家を作るわけじゃないから
一部屋ごとに作るのなら、ドリームハウスで十分。
というか、外部書き出しが標準でできるだけ
ドリームハウスのがいい。
細部で言えば、マイホームデザイナーの方が当然いい。
壁消去とか、ドリームハウス、使い物にならない部分が……
閑話休題
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■Shadeで編集
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Shadeで開きます。
主な目的は、DAZStudio4で使いやすい形にすること。
このままDAZStudio4に書き出したら、壁が邪魔でカメラワークがとても困る。
---12/10/15 (月) 10:20 追加 開始------
三角ポリゴンを四角ポリゴンにする作業がここに入ります。
この時は気づかなかった。
---12/10/15 (月) 10:20 追加 終了------
↓ドリームハウスのファイル構成。
線形状なのかと思ったら、全部ポリゴン化済。
DAZStudio4で使うのだから、手間は減ったけど
Shadeで変形しようとしたら地獄を見る(笑)
Shadeにしか書き出せないのなら
線形状で書き出すべきじゃないのかなぁ。
今の私はポリゴンで良かったけどね。
DAZStudio4で使わないなら悲鳴が出たよ絶対。
だって、Shadeしか使ってなかったときはポリゴンって知らないもの。
一番上のルームパートが、壁とか床天井。
壁は四方が1つながり。
上面図の上を北として、東西南北床天井とわけます。
小物は邪魔なので、パートに避難して不可視。
今回は↓で選択した部分は不要なので削除。
腰板とか、使わなくても出力されるのね。
室内用オブジェなので、外観不要のため、基礎とか、外壁も削除。
すっきり。
東西南北床天井小物格納用のパートを作成。
カメラの調整。
床は床パートに移動。
天井も天井パートに移動。
壁だけが表示されてる状態。
ポリゴンをどうやって編集するのか悩んで放置しかけた。
メッシュツール出しても、選択できないんだもん!
今回、このメイキングを作るに当たって
メッシュツールの選択方法がわかったので、
そちらを掲載していますが
原稿をしていたときはわからなかったので、
Shadeの閉じた線形状で壁を作り直してました。
それでも別に大した手間ではなかったですが
ポリゴン選択できればとても楽~♪(当たり前)
通常ツールの形状編集モードを選択しないといけなかったらしい。
(メッシュ編集はこっちのツールボックス使わないと思い込んでた)
メッシュツールの面を選択。
一面の壁を選択。
↓メッシュツールのコピーで複写。
(コントロールCでは不可)
選択した部分が新しいポリゴンとして出現。
これは南壁なので、南パートに移動。
同じように他の壁も選択、コピー、移動。
ルームクラスは必要ないので削除。
小物も、上七つのパートに移動していきます。
ドアは西壁に設置されているので、西パートに移動。
北の枕元にあるタンス。
小物でもいいんだけど、
北壁を非表示にしたときにこれがあると邪魔だろうから
北壁に格納。
ベッドを含め、床にあるものは床パートに格納。
DAZStudio4でこの部屋を使ったとき
北からカメラを向けたらベッドヘッドが邪魔だったので
ベッドを分解して、ベッドヘッドは北パート
ベッド本体は床パートに分けました。
南壁のエアコンは南パート。
部屋に跨がる映像システム。
ベッド脇のスピーカーは小物パート。
南壁に設置されているスクリーンとスピーカーは南パート。
ライトも、それぞれの壁パートに格納。
格納完了。
すっきり!
床だけ表示してみる。
北東にカメラがあるので、西と南と床と小物を表示。
オーケー。
壁は新しいポリゴンメッシュなので表面材質が無い。
DAZStudio4で一気に四面の色を変更するため
同じサーフェイスを割り当てる。
色はなんてもいい。
パートごとにOBJで書き出す。
小物を一つ一つはいじれない状態。
暇ができたら一つ一つ書き出します。
小物を一つ一つ配置動かすことなんてあまり無いだろうから
多分、一つ一つ書き出すなんて面倒は今後無いと思うけど。
今回の原稿では、室内ってベッドシーンにしか使わなかったので
どの部屋も、ベッドを北向き、ゼロ地点にベッドを持って来て書き出しました。
ベッドのシーツ面をYゼロにすれば良かったんだ、ってのは
この日記のためにスクショを取り直したときに気づいた。
原稿してたときに気づいてたら
もうチョット楽だったのに♪
次はそうしましょう。
DAZStudio4に全パートを10000倍でインポート。
↓原稿してた時に作ったものなので、メイキング日記とパートが違う。
ベッド脇のスピーカーを『背の高い小物』として別パート作ってたらしい。
なーんて撮影が楽~♪
サーフェイスはバラバラになっているので
指定し直しが必要。
(テクスチャは書き出せているので、簡単な選択し直しだけ)
ドリームハウスから、Shadeを経由しても
Shadeで分解せずにそのままOBJにしてDaz Studio4.5に書き出せば
テクスチャは維持されます。
家の外観がほしい場合とかは、そのままタイリングテクスチャも維持されていました。
中の構造をいじったからテクスチャ構造が崩れただけみたいです。
壁を分けるとかって簡単なことで、こんだけ作業効率が上がる♪
Shadeでの作業なんて、10分かかりません。
この角度だと邪魔なこのスピーカーも、不可視にできます。
天井が映る角度では天井を表示でリアリティアップ♪
シムピープルとか、シムズ2、3をやってて
『天井がスクショできる』ってことの偉大さは実感してる。
天井が無いと、本当にリカチャンハウスなんだよね。
有志のかたが天井を作ってくださっていたので、必死で手作業で天井並べましたわ。
天井を映らないように撮影するってことは
カメラワークに煽りが使えないってことだから
人物の迫力が無くなっちゃうのね。
天井があるとやっぱいい感じ!
ベッドをゼロ地点にしているので
呼び出したフィギアはすでにベッドイン♪
使いやすいように、カメラとヌルに家具を入れて、シーンで保存。
今回の原稿で二つの部屋と、一つの住宅街の外観と
繁華街の交差点を作りました。
というか、ポーズ保存とか一つ一つしてる暇が無かったので
挿絵の数だけシーン保存したからか
とんでもなくDAZStudio4が重たい……
交差点は↓ DAZStudio4+pwToon(色はデフォ)
木の透明設定はDAZStudio4では通用しなかったので
オパシティ用ファイルは作り直しました。
そして、うまくいかなかったので、色を黒にしてしまいました。
(透明設定で背景は抜けるんだけど、照明の加減が悪すぎた)
照明つけてないんだけどね。
多分、スペキュラが入ってるんだろうと思うんだけど
また研究しときます。
キャラと背景の位置を考えずに、キャラと背景が完成するとか……天国♪
↑の交差点は、
エクス・ツールス の Shade 実用3Dデータ集 2 街の森 道路・樹木編
↑の街の森1と2から。
交差点とファッションビル、オフィスビルを配置。
これはドリームハウスではなくて、Shade素材。
Shadeの自由曲面で作ってあり
看板とか、交通標識とか、全部ベジェで作られていたため
うっかりポリゴン化したら全部消えてしまった(T_T)
なんで消えたのかもこの時は判りませんでした。
文字を一つずつポリゴン化しなきゃいけなかったらしいです。
この素材集自体は大昔に買ってたんですよね。myShade2の頃に(笑)
あのころ、7800円もしてたのかな……
街、花、神話、車、道具箱……と、なんかたくさん買ってた。
今、プレミア着いて倍額してる。
買っといて良かった。ほんとに。
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有用な素材集ってあとでべらぼうにプレミアつくよね。
素材Book 中国・アジアの文様とかね。
本体2300円なのに、5000円。
ちょっと前は7300円とかになってた。
この素材集は、イラレもってると超使いやすいので、超お勧め♪
これより前の素材集は、とにかく使いにくいものが多かった。
(色々失敗もしたさー(遠い目))
イラレ形式が定着したのって、ここら辺からじゃないかな。
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pwToonでカラー書き出しした交差点をフォトショでモノクロ化。
(pwToonでもモノクロ化できますが、フォトショで自動化した方が楽なので)
pwToonで網点(zipモードだったかな?)にすることもできるんですが
レンダリングした大きさそのまま版下で使えるわけないので
網点出力は今後も使いません。
(網点で線数まで決めて書き出したら、版下に配置したときに拡縮できない)
そして、輪郭線が足りないところはフォトショで補完するわけですが
その時にグレーだと輪郭が取りにくいので、カラーで出力します。
多分、グレーだとレンダも早いんだろうとは思うんですけど。
グレーだと、カラー画像として再利用できませんしね。
カラー情報捨ててレンダする必要は、ちょっと感じなかったです。
今回は、背景の輪郭再取得はしませんでした。
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3Dには関係ないんですが
レンダした後の作業を簡単に。
・画像を4500ピクセルでレンダリング
・InDesignCS4に配置
・InDesignCS4を1200dpiでJPEG出力。
(フォトショで縮小するため大きく出力)
・フォトショで120線で二値化、フォトショファイルで保存。
・入稿。
配置からあとはアクションとバッチで自動化なので
手間は無いです。
PDFでは入稿できない印刷所なので
今までプリンターで出力した版下を使っていたのですが
InDesignCS4にJPEG書き出しがあったので
初、本文データ入稿ができました。
楽~♪
これでまた、プリンターが不要になった……
ペーパーレス万歳!
版下はこんな感じ↓。
唯一エロじゃなかった挿絵(笑)
フォントはリュウミンライト。
カメラとかマイク照明は、多分買った物だと思います。
ポーズも一緒についてたので。
やっぱり有料はスゴイと思った。
ポーズがついてないと超大変。
キャラの服と髪は、DAZStudio4デフォです。
銀髪をレンダしてモノクロ化したらこの色になりました。
しかし、なんか普通にかっこいいカメラマンだな……
多分、マイケル5だと思うんだけど……誰使ったっけ?
モブキャラが手間無く作れるのもDAZStudio4の凄いところ。
手で書いたら、モブといえど、ある程度の作業が必要なのですもの。
今度は機械物の色をもうちょっと薄くして、
輪郭線を目立たせたい。
InDesignCS4で使うなら、レンダに4500ピクセル必要なかった。
2000ぐらいで大丈夫そう。
4500ピクセルで出力すると
pwToonのアウトラインを目一杯太らせても足りないのね。
↑の人物も背景も機械も、アウトライン数値は128の最大幅。
どんなふうに印刷されるのか、ひさびさにワクワクです♪
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今回の修羅場メイキング、イッコ終わり♪
やっぱり、修羅場抜けると、
かなり経験値あがる♪
のんびりやってたときの100倍経験値ボーナスついてる感じ。
でも、締め切りストレスで膀胱炎になったし
怪我が治らなかったよ……(T-T)
締め切り終わった瞬間治った膀胱炎。
わかりやすい体だ。
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今回使ったアイテム
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↓自分の家を作るならこちら。
3DマイホームデザイナーLS4
家具メーカーと提携しているので、
スゴイ数の家具データを無料でダウンロードできます。
(書き出しは不可。プロ版の有料追加プラグインだと一部書き出し可能)
レンダリングサイズが小さいので、版下に使う人は下記のプロ版をどうぞ。
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↓屋根の形とか制限無し。
3D分解いらないから高画質背景が欲しい場合はこちら。
3DマイホームデザイナーPRO7
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交差点の背景
エクス・ツールス の Shade 実用3Dデータ集 2 街の森 道路・樹木編
交通標識が真っ白なのは、私がポリゴン化失敗したからです。
ちゃんと交通標識も看板も文字が入っています。
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↓今回のようにShadeと連携するならこちら。
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売り上げランキング: 3,579
二つ足しても一万円になりません。
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ENJOY!!
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