Marvelous Designer 4(2.1.87)でズボンを作る。
【MD4】アントニオ・ロペスの服を作る。37【ズボン】 | Create3D-3dCG制作作業日記
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アントニオ・ロペスの服を作る | Create3D-3dCG制作作業日記
曲げる余裕はあるけど、パンッパンッ! な感じのジーンズ。
股上を深くしたので、デザインが全部変わっちゃったけど
これでいいとおもう。
おかげで、ベルトループのタック、全部付けなおしだけどねー(T_T)
pocket位置がここにあることで、どんだけベルト下を増やしたのかわかるとおもう。
型紙を動かすと、↓こんなふうにタックが外れちゃうんだよね。
で、外れたのは型紙で見えるんだけど、型紙では位置調整できないから
3dでもう一度設置し直しになるんだ。
これがイヤダから型紙変えたくない程ストレスかかる。
いや、タックの機能自体は凄く有難いので、無いと困るんだけど
次の改変でここを改良してくれることを望む。
こんな細かいこと作業記録にメモするの初心者の内だけだから。
Photoshopみたいに使い慣れてくると、ぱーーーーーっと一気呵成にやっちゃうので
一切作業記録が残せなくなる。
作業を止める方が苦痛だから、そこで『作業記録とらないと!』とはおもわない。
あくまでも、作業を効率よくすすめるための作業記録だから。
作業記録を取るために作業が止まるならつけない。
次どうしよう……って、つまるから
考えるために作業記録を取るひまがあるんであって
パパパパパッと処理できるなら、集中してやっちゃうから
作業ウインドウしか見てない。
で、こういうふうに↑型紙を動かしてタックがずれると
ウアーッムッキィ!! ノ`⌒´)ノ ┫:・’.::・┻┻:・’.::・
となって集中力が途切れるから作業記録を書きにくる。
スムーズにやってたら、Marvelous Designer 4もそろそろ
作業記録がそんな残らなくなるんじゃないかな。
今でも、最初にカタチをつけるまではパーッとやっちゃうから、
残してるヒマないし。
Marvelous Designer 4で服作ってるの、超楽しい♪
Mayaで服作ることに比べたら……。・゚・(ノ∀`)・゚・。
まぁ、逆に、余裕を持たせるのとか、メッシュいじった方が速い場合もあるけど
最終的にシミュレーションで服のしわをつけるなら、
シミュしながらメッシュを触れるMD4が一番楽。
手作業でしわつけるなら、Mayaで大雑把なカタチを作ってから
ZBrush 4R6でしわつけるのが楽。
ZBrush 4R6でしわつける作業も楽しい♪
でも、MD4でしわをつけられるんだから、そんな手間、もう取りたくない。
私は絵を手で描く時でも、服のしわをつけるのは凄く好きだったので
そこらへんはまったく苦にならない。
↓これはマウスで描いてるからよたってるけど
これぐらいのフリフリなら数秒で描ける♪
鉛筆なら二秒で描ける♪
布のしわは楽しい♪ うへ♪
よし、タックの付けなおしをする。
それがいやで、思わず記事に逃げてしまった。
- タックを付けなおして、タックの下の縫い目も上に上げる。
- ヨークのラインを上に整えて
- ポケットを上げる。
↓型紙
緑のタックは一調整で済むけど
赤い方は外れてる。
タックが外れると、型紙に残ってる方だけ残って、反対側は消える。
これ、付けなおしできない(T_T)
- 削除して、
- 再設置
になる。
型紙を動かすと
- タックの片方が削除されるのに
- 元タックが消えない上に
- 元タックを付けなおすことはできないから
- 元タックを削除して ←この手間が邪魔くさい
- タックを再設置
になる。
↓これわかるかな。
左下が右前身頃。
右上がベルトループの飾り。
縫い目と、型紙の角にそってタックでつけてる。
こんなの型紙の移動でずれたら本当に泣く(T_T)
ここだけは邪魔くさいから、動かないように型紙動かした。
いっその事、型紙からずれたタックは自動で外してほしいぐらい邪魔くさい。
型紙移動した時に、型紙について行ってくれ、とはおもわない。
その場で良い場合もあるだろうから。
型紙を動かす時に『タックをずらしますか? 固定しますか?』とか
ウインドウが毎回出ても非常に邪魔だとおもう。
ただ、型紙ウインドウでタックの位置調節をできるようにしてほしい。
タック自体は凄く良い機能!
Photoshopでレイヤーが搭載されたぐらい革新的だと思う、私は!
Photoshop2ではレイヤー機能がなかったんだぜ?
私は3から使ってるので、最初からレイヤーあったし
最初はレイヤーの使い方がまったくわからなかったけど。
レイヤーなかったら凄く使いにくいソフトだったと思う。
洗い桶でゴシゴシやってたのが、洗濯機出てきたぐらいスゴイ。
私、本当にこの『タック』はスゴイ感謝してる。
↓このウエストのしわ、カッコイイだろう♪(自画自賛)
↓こんだけタック入ってる。
ベルトループをタックでつけようとしている私もおかしいんだろうけど
本当に、3dウインドウでタックを『所定の位置』につけるの大変なんだ。
多分、タックを固定位置につけるって想定が無いんだとはおもう。
あくまでも仮止めの筈だから。
じゃあベルトループ、みんなどうしてたんだ?
って話なんだ。
でも、これからiClone6で服モーフとれるなら
Marvelous Designer 4では本当に
リアルタイムに服のしわだけつけて基本ポーズで作成すればいいから
タックじゃなくてピンで止めてもいいし、
ベルトループやベルトを最後に縫合設置すれば
タックでとめるような手間はいらないとおもう。
だから、これは今回だけの手間だから、まぁ、いい。
心配なのは
Marvelous Designer 4とiClone6でソフトクロスの設定は完全に一致させられないだろうから
Marvelous Designer 4で良い感じのしわができても
それがiClone6で再現されるのか、って心配はある。
それはやってみないとわからないので、
今はこのズボンを完成させる。
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