Autodesk Maya 2014で日本刀、歌仙兼定を作る。
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【Maya】日本刀、歌仙兼定を作る。53【柄をUV展開】 | Create3D-3dCG制作作業日記
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歌仙兼定の刀を作る | Create3D-3dCG制作作業日記
切れっ端UVをどうにかする。
↓こういうの、前から困ってたんだよね。
『Nightshade UV Editor』のおかげで、全部処理する気力がわいたわw
マテリアルを付け替える。
チェッカー見たいときだけ、そこのマテリアルをファイル付きのシェーダーにして
作業が終わったら、元のファイル無しマテリアルつければうっとうしくなくていいと気づいた。
色はDaz Studio4.9で設定するので
シェーダーとかDaz Studio4.9のを使えればいいから、『色別』の方がいいんだ。
全部に私がテクスチャを描くわけではない。
そのために、マーチャントリソースのシェーダーを買い溜めてる。
テクスチャが同サイズで開かれてる?
↓柄メインのUV。
円筒で開いてまっすぐにしたので、端のエッジが詰まってる、と思ってテクスチャをつけたら
きれいだった……
すばらしい!
『Nightshade UV Editor』ありがとうっ!
本当にありがとうっ!
↓選択してる部分がほぼ見えないところ。
鞘も『Nightshade UV Editor』で作り直そうかな。
刀身も作り直す……
やっぱ刀身も駄目だった。
というか、上下対称になってなかったw
しかも、メッシュきっっったないしさ……
前はなんでこれでOKと思ったんだ私。
↓この頂点、揃ってないといけない
上下対称になってない。
そして、前から気になっていた↓この峰のカーブ。
緑でないといけない。
↓このサイズで見るとわかんないけど
こうすると凄く歪んでる……
テクスチャには合わせたんだけど、テクスチャもこんな精度だし。
もう、歌仙兼定ではないと断言したので、私の好みのそりにする。
っても、ここから微修正だから、歌仙兼定の反りであることはたしかなんだけど。
これがな、初心者が美少女を作っちゃいけない、って罠なんだよw
メッシュ技術がないときに、こんな、1ミクロンを追求してはいけないっ!
いけないんだけど、見つけてしまったんだから我慢できない!
だから、美少女は作るべきじゃないんだ。
日本刀好きな私が、メッシュ技術ができてないときに日本刀なんて作るべきじゃなかったんだ。
言っても仕方ないのでやる。
6:31
6:38
↓
とりあえず、今回はここまでにする。
これ以上は現状、測量器かなんか必要。
↓上はミラーする中心なので揃えるけど、下はばらばら。
日本刀って、↓青い直線でできてるのもあるんだけど
赤いラインの『蛤』って言われる、曲線を描いている刃もある。
私、これが好きでねぇ……w(感覚的に)
3dで作る分にはあんまり関係ないんだけど
とりあえず、この部分が斜面になっているので
切っ先側のメッシュはばらばらになるのね。
今回、もう一度、エッジを外してやりなおしているので
一度揃えてから、ずらすことにする。
それと、前回はカーブを完全に制御したくてメッシュたくさん作ったけど
私が挿れるメッシュより、ソフトが間を計算していれてくれる方が綺麗だと思うのw
なので、極限まで減らす。
その方が軽いし。
あと、この刀はモーフを仕込む予定なので
メッシュは少ないに越したことは無い。
↓ここに一本挿れるだけにする。
あとは、クリース
エッジフローで挿れると勝手にふくらんでくれるけれど、手動でもうちょっとふくらかす。
↓前のメッシュ↑今のメッシュ。
まぁ、今からクリース挿れるから、これでここがぐっちゃぐちゃになるわけだけど。
切っ先、どうにか四角になった!
すっきりした!
懸案のここも、全部四角になった!
三角排除レベル上がった♪
ギリギリ三角ないねんw
いいんかな? これで。
切っ先の峰のクリースのために赤ライン、刃側のクリースで水色ラインが入るんだけど
茎の中心線に水色は不要だし、刃のほうも蛤の真ん中に赤ラインは不要なので
ここで緑ラインを作って迂回して、両方を削除した。
前はこういうのが思いつかなかったから↓こうなってたんだよねw
メッシュを割る考え方のレベルも上がった~♪ ヽ(´▽`)ノ
刀身のUVを作る。
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歌仙兼定の刀を作る | Create3D-3dCG制作作業日記
エンジョイ! & サンキュー♪
【この記事を書いた日 2016/10/03 8:16 】
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↑タグの統合そのうちします。
↑これ、Maya買ったらなるべく早い内に読む方がいい。 モデリングのスタートダッシュが早くなる。
モデリング講師の方が書かれているので、
- 『天才』が書いた本で、『ここはぐーっとディティールを書き込む』とか
- 『だから、そこをどう書き込むんだよ!!』みたいな
- 『そこ、飛ばしたけど、そこが知りたいねん!』みたいな
そういう、曖昧模糊とした所がない。
- 『なぜできない』のか?
- 『どうやったらできる』のか?
- 初心者がどこでつまずくのか?
- それをどうやって解決するのか?
- プロでも、独学でしていたら気付かずに苦労しているのはココ。
- こうしたら、初心者でも、プロ波のツールにできる!
それが、具体的に書かれているので、すぐに初心者脱出できます。
基本はマヤを使っていますが、
モデリングの基本はブレンダーでも流用できる『考え方』です。
私が初期に買ったのは下記の6冊。
[digital]TEXTURING & PAINTING |
テクスチャを自分で作るなら、 これも読んだ方がいい。 映画のテクスチャとか作っている人の本。 |
はっきり言うと、精神論なんだけど、
『リアルなテクスチャを作るなら、ここまでやるんだ?』という
『プロの最高峰』が見える。
別に自分が最高峰にならなくても、最高峰を知っておくことは重要。
この人も天才だから、私には意味不明のところがあったけど
それ以外の『理屈』ははっきり書かれている。
『理屈から入る』人には最適。
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