【Marvelous Designer 3】アントニオ・ロペスの服を作る。14 | Create3D-3dCG制作作業日記
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アントニオ・ロペスの服を作る | Create3D-3dCG制作作業日記
結局、Tシャツに全部縁つけた。
これがまた大変だった(T_T)
縁つけると、型紙のラインが変わってなくても、なんか、おかしくなるので
結局は、縁をつけた状態でラインを整えなきゃいけないんだよね。
多分、このアバターがマッチョだからじゃないかと思う。
Genesis 2 Maleだと、もっと簡単にできてるんじゃないかな。
本当は↓ここに縁を起きたかったんだ。
↑僧帽筋でいいのかな?
その山の終わったところに縁を入れたかったんだ。
今回は諦めた。
ここの筋肉を盛り上げると、相対的に首が短く見えるので
漫画的にはかなり首を長くしないと、『普通』の首の長さに見えない。
これ以上前身頃の肩幅を少なくすると、袖をどうしても、
私の今の技術だと、整わないんだよ。
多分、肩のラインをこうしないといけないんじゃないかな、と思う。
スーツの肩の型紙がこうなってるのがあったんだよね。
わかってなんでしないのかというと
ポイントを増やすと縫合指示が増えて邪魔くさいから。
今、そこまでできる『気力』が無いんだ。
もうちょっと、自動的に左右対称にしてくれたら、
凄く助かるんだけどな……
今だと、手作業で左右対称にしてる。
でも、手作業の対象なんて意味無いから、
半分を削除して展開するわけ。
すると、縫合指示をもう一度出さなきゃいけないの。
↓この縫合指示をもう一度出さなきゃいけないんだよ。
↑これだけでも面倒なのに
フチつけてない状態でもこんな型紙に、再縫合指示って……
もうちょっと値段あげてもいいから、再縫合が簡単にできるか、
自動で左右対称にする機能をつけてほしい。
エクステンションで二万円まで払うわ。
せめて、拡大縮小を、ポイント選択でもさせてほしい。
なら、ある程度左右対称が簡単にできるから。
下ろす上げるは、二つのポイントを使ってもできるけど、
寄せるとかの左右の動きは、反対側が逆の動きになるから個別にする必要があるんだ。
これを、拡縮が使えれば、楽になる。
今は、拡縮って型紙全体でないと使えないから。
↓この服で修正が入ったときの絶望感を軽減してほしい(T_T)
マジで左右対称機能ほしい。切実に!
型紙の左右対称を諦める、って手もあるな。
着せて皺が大丈夫なら3dで作る分にはいいんだし、
うん。
シャツに戻る。
シャツのカフスを考えてなかった(笑)
ウエスタンシャツはカフスボタンいるよな。
つまりは、型紙が複雑になる……
↓『ウエスタン カフス』で検索して、なんでブーツが出てくるのかと思ったら
↑これ、ブーツのカタチをしたカフスボタンだったよ!
画像拡大してもしばらく気づけなかった。
ついでに、この人腕まくりして来てるんだけど
腕まくりはもう、3dソフトでメッシュいじって作るほうがいいか。
ああ、ぎゅっと縮めた上に、重なった布の腕輪みたいなのをつければいいんだ!
それなら、縮めるモーフはMarvelous Designer 3で作れる♪
↑赤い部分を別メッシュで作ればいい。
これぐらいなら、トーラスからZBrush 4R6で作ったほうが簡単そう。
カフスをまくってる部分の悩み解消!
オケオケ♪
じゃあ、綺麗なカフスを作ってしまえばいいね。
カフスはボタンで止まってるから、ピンで止めてモーフつくればいいので
同じメッシュで開いたり閉じたりができる。
よし。
袖口整えた。
これは、別途、ボタンもつけなきゃいけない。
シャツの特許とかの記事見つけた。
前回シャツ作ったとき、袖口と袖の断面に差異があったから、
↓左手のように、ふわっと優雅してる。
ウエスタンシャツでこの、ふわっと感はいらんやろ、とサイズ調整してたところにこの記事を見つけた。
袖がふわっとしてることで何かに引っかけて巻き込まれる危険性があるから
シュッとした袖ができたらしい。
スーツとシャツの畳み方
こういうシャツのスタイルになるのが綺麗なのね♪
肩から胸に掛けて皺をなくすのがいいってことかな?
もう一度設定集みて気がついた。
袖まくってるけど、きっと、この袖口もフチになってるよね(T_T)
よし、フチを作っていこう。
いやいや、ちょっと待って。
とりあえず、ワイシャツの原型として、カフスを作った状態で左右対称にして、別保存しようぜ、な?
両方袖を整えたら、肩が余ってる。なんでだよ!
左右対称を全部整えた。
これさ、漫画で描くときは、襟がもうちょっと広がってるんだけど
襟をちゃんと閉じる型紙にすると、これ以上襟が開かないんだよね。
やっぱり、ここら辺は絵とリアルの差だなぁ、と思う。
というか、Marvelous Designer 3のシミュレーションの壁。
ここで、『縁シャツ』に保存先を変えて、縁をつけていく。
後ろ身頃のパターンを『内部図形としてコピー、ペースト。
カタチを整えて、『パターンとしてコピー』して、別の場所にはりつけ。
内部図形を穴に変換。縫合。
↓細いラインが入る。
これを全パターンにやっていく。
右半分だけやって、左半分にコピーすると、内部図形とか縫合とかは維持されるので、
全部をやるわけじゃない。
ここで左右対称に事実上なるから
さっき、左右対称を整える気が無かった。
後ろ身頃の型紙が前から来たから破綻したーっ!(笑)
これは、ただひたすら引っ張って正常化するしかない。↓こんな感じで。
↓縁が合わさったところがダンダン太くなる♪
うっかりと、裾を他の部分と同じ細さで縁取ってしまった。
ここは、他の二倍の太さがないといけないんだ。
こういうときに、後ろ身頃二枚とも修正になる(T_T)
今回は左右対照せずに手で合わせた。
つまりは、カフスのフチも、外側は二倍で作らなきゃいけないんだね!
襟もね!
簡単なところから先にするから、こういうことに気づいて
難しいところは修正しなくてすむ。
やりやすいところからやっていくのが私には吉♪
内部図形が選択できない……!
他の型紙はできるのに、この二つができない。なぜ?
右側は内部図形が選択できる。
ここは三枚一緒に内部図形にコピーしたから属性一緒の筈なのに。
背面前面とかのシステムは無い筈。
Marvelous Designer 3を再起動しても、内部図形を選択できない。
型紙を動かしてみたら、内部図形が置いていかれた。
↓右側の型紙の内部図形になっているらしい。
コピーは一つ一つしろ、ってことやね。
わかりました。
新しく型紙を作ると、型紙が散乱している。
このままシュミレーションすると、
↓こんなことになるので、
先に型紙の位置を体に沿わせておく。
特に、袖は腕に巻き付けるように戻すのが大変なので、
確実に型紙を配置した方が時間の節約になる。
あ、前身頃の縦のラインも二倍にしなきゃいけないんだった!
左右反転する前に気づいて良かった。
袖のフチドリこんなん。
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エンジョイ! & サンキュー♪
2014/11/29 12:48
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