Autodesk Maya 2014で、Marvelous Designer 5で作った服メッシュを綺麗にする。
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【MD5】Victoria 7の服作成 ピチピチシャツ 1 | Create3D-3dCG制作作業日記
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Victoria 7の服作成 ピチピチシャツ | Create3D-3dCG制作作業日記
Victoria 7の服作成 | Create3D-3dCG制作作業日記
テクスチャをどうしよう。
リアル系服のテクスチャなんて作ったことがないので、
ここで方向がわからなくて作業が頓挫してた。
体調不良もあったけど二週間ほど一切3d触ってなかった。
こういうときは、過去の自分のメイキングを読み返す。
【MD5】Victoria 7の服作成 ピチピチシャツ 1 | Create3D-3dCG制作作業日記
やっぱり、靴はいいもの作れる気がしないので
ヒトサマの靴に合わせた服作ろう。
このブーツに合うようにするなら、絶対領域が出るピチピチホットパンツだ!
だから、このブーツに合わせたテクスチャを作ればいいんだよ!
しわの入る感じとか
そう!
↓この服に、『どういうしわを入れようか』でも止まってたんだよ。
別に、これだけでもいいやん?
ビザールのラテックスの服とかなら特に。
股間部分にしわを入れたかったのよ。
エロいしわを♪
でも、股間部分がほとんどないというw
ここまで服を作っての、次に向っての反省。
Dazに出すようなアイテムを作る場合は、
MD5ではデザインだけ作って、メッシュはMayaで作る。
とにかく今回、何が手間どったかって、
MD5のメッシュの汚さを整えるのに時間がかかった。
Mayaで最初から板ポリを張ってたらこの苦労は要らなかった。
MD5で服シミュはできてるんだから、ここにこんなしわがよる
ってのをMayaとZBrushで再現するのは簡単なんだ。
自分で使う用の服はMD5でぱぱっと作ればいいけど
ヒトサマに渡すのはとてもじゃないけど、私が許せないw
それと、MD5のメッシュは左右対称で作れないので、手間が二倍になる。
これも、今回、凄い手間だった。
あと、おっぱい部分をシェルから張り直したってのもある。
乳首の突起を服に作るかどうか迷ってたの。
でも、こんな服なら、体の方で、乳首シェイプを動かしたらそれに追従するようにすれば
私が乳首モーフ作る必要はないわけ。
【Maya】Victoria 7の服作成 ピチピチシャツ 3 | Create3D-3dCG制作作業日記
それには、Daz Studio4.9のフィギアのおっぱいのメッシュをブラジャーに再現すればいいわけ。
ということで、結局は、MD5で作った元メッシュなんて全然なくなって
MD5で作ったUVもまったく関係なくなった。
そして、ここで、完成形のメッシュを乳房にだけ当てたために、
全体を一気にスムーズすることもできなくなったw
最初だから、こういうミスばっかりなのは仕方ない!
しわの方向性。
↓これかなり初期の、MD5から出した股間のしわ。
↑この時は、この股間部分が、股間に密着してないw
浮いてるからこそ、ここにしわが出る。
浮いてなかったら、↓こうしわがつく。
しかも、ここが浮いてるって、Mayaに書き出してから気付いたw
女のコ服作るのが初めてだから、着目点がわかってなくて
チェックしてなかった。
↓股間のメッシュを増やして、ちゃんと密着させた。
UVを整える。第二団塊。
立体を平面に作り直すUV展開。
まずは、↓この方法で、立体を平面におとす。
【Maya】Victoria 7の服作成 ピチピチシャツ 5 メッシュ完成。 | Create3D-3dCG制作作業日記
その次、テクスチャの大きさを整える。
↓UVがグリッドに揃ってると綺麗。
でも、実際には、メッシュはグリッドに揃ってないから、
テクスチャを水平垂直綺麗にしようとすると、UVはメッシュにそって曲がった方がいい。
だから、なるべく平面で取ってしまえば、この並びはメッシュに対して正しい。
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Victoria 7の服作成 ピチピチシャツ | Create3D-3dCG制作作業日記
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↑タグの統合そのうちします。
エンジョイ! & サンキュー♪
↑これ、Maya買ったらなるべく早い内に読む方がいい。 モデリングのスタートダッシュが早くなる。
モデリング講師の方が書かれているので、
- 『天才』が書いた本で、『ここはぐーっとディティールを書き込む』とか
- 『だから、そこをどう書き込むんだよ!!』みたいな
- 『そこ、飛ばしたけど、そこが知りたいねん!』みたいな
そういう、曖昧模糊とした所がない。
- 『なぜできない』のか?
- 『どうやったらできる』のか?
- 初心者がどこでつまずくのか?
- それをどうやって解決するのか?
- プロでも、独学でしていたら気付かずに苦労しているのはココ。
- こうしたら、初心者でも、プロ波のツールにできる!
それが、具体的に書かれているので、すぐに初心者脱出できます。
基本はマヤを使っていますが、
モデリングの基本はブレンダーでも流用できる『考え方』です。
私が初期に買ったのは下記の6冊。
[digital]TEXTURING & PAINTING |
テクスチャを自分で作るなら、 これも読んだ方がいい。 映画のテクスチャとか作っている人の本。 |
はっきり言うと、精神論なんだけど、
『リアルなテクスチャを作るなら、ここまでやるんだ?』という
『プロの最高峰』が見える。
別に自分が最高峰にならなくても、最高峰を知っておくことは重要。
この人も天才だから、私には意味不明のところがあったけど
それ以外の『理屈』ははっきり書かれている。
『理屈から入る』人には最適。
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