【Daz Studio4.6】漫画用キャラを作る。7 顔テクスチャを作る。【ごたく】

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【Daz Studio4.6】漫画用キャラを作る。6 顔を改変する。大きな口を作成。【ZBrush 4R6】 | Create3D-3dCG制作作業日記


↑の顔に、漫画用テクスチャを作る。   前に私が作った漫画用テクスチャ記事のまとめをしておく。

 

 


  漫画用テクスチャにおいて、 前回、キースさんを作ったときに、気付いたこと。

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↑この二枚、違いわかります?

顔のテクスチャが↓こうなってるんです。

20140525_D  Create3D 1114

左はフルで、顔全面にテクスチャを貼っているのですが 右側は顔のポイントにしか画像を使っていません。

↓そうしないと、首との境目がくっきり見えるからでしたが

20140525_D  Create3D 1115

レンダリングすると、そんなに見えないことに、今日気づきました。(笑)

アレ? 前、これやったとき、私レンダリングしなかったのかな。

 

レンダリングしても、わずかに色の差が見えていますが、 これぐらいは、許容範囲だと思います。

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↑これは、顔以外にはテクスチャを使っていません。

 

首や耳は、デフューズの色設定です。

 

部分テクスチャにしたのは 肌色を、こんなふうに↓サーフェイスの色設定だけで変えられるから。

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この方が便利かな、とおもったんです。

 

でも、どうせ個別に顔は作るんだし、色だけ変えることなんてないや、と気づきました。(遅)

 

どうしても『汎用性』を先に考えてしまっているんですね。

この方があとで取りまわししやすいだろう、って先に考えてしまう。

まだ、一つ二つしか作ってないからセオリーもわかってないはずなのに。

 

冒頭の回答。

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左は右より

  • 顔にハイライトが入っている。
  • 眉毛の黄色が際立っている。

  全面テクスチャにすると、ハイライトも書き込めるんですよね。

20140525_D  Create3D 1116

これ、スペキュラでやってもいいんでしょうが

アニメ絵にそんな『リアル』はいらないので、テクスチャ少ない方がいいんじゃないかと思うと

全部デフューズで済ませた方がいいんじゃないかと思います。   そ

 

れと、肌色が乗算されるために、眉毛の黄色とかが飛んでしまうんですね。

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↑このキースさんは、一応、髪の毛より少し濃い金髪の眉毛にしたのですが、

地肌色が乗算されると、茶色い眉毛になっちゃいました。

 

↓これだけ眉毛を黄色にしても↑これですよ。

20140525_D  Create3D 1117

やっぱり、金髪の人は金色の眉毛がいいと思うの。

 

ただ『漫画』としては、眉毛の輪郭が見えなくなるほど薄い黄色は、また困る、というジレンマ。

 

なので、今回は、肌色を乗算せずにテクスチャを作ろうと、思ったんでした。

 

って、前回のル・アさんもそうしたんだけどね

 

一重まぶたの美人さん♪

【Daz3D】ル・アの顔を修正する。【ZBrush】

 

なにより、 乗算前提のテクスチャより、全面テクスチャの方が、簡単!

 

 

漫画用レンダリングはこれ↓ですることに決めているので、

テクスチャをつけて、このカメラで確認する。

【Daz Studio4.6】漫画用レンダリング設定 2【Camera Magic ToonyCam Pro】

 

ずーっと、自作アイテムを、漫画用で作るか、リアルレンダリングもできるように作るか悩んでましたが

もう、吹っ切れました。

 

この先、動画で映画作るとかなったら、個人だと、リアルレンダリングは無理。

 

私がシナリオとプロット作ったら、誰かが絵を作ってくれるってなるのなら、 リアルの方がいいですけど

私が全部するなら、まず『速成』が前提になる。

 

そこで、リアルレンダリングにこだわってたら、ライティングだけで、一枚イラストに六時間ぐらいかかっちゃう。

 

うん。

しかも、完全にデフォルメしてしまうと、リアル用小物が使えなくなるし、

デフォルメフィギアは作るのが大変。

 

なので、テクスチャのリアルさを省いた、 リアルフィギアを作る。

 

テクスチャをMichaelのとか使ったら、リアルに見える程度の改変だけにとどめる。

↓ここまで変えちゃうと大変なんだよ。

 

それで言うと、今回の↓これだってにたようなもんなんだけど

もう作っちゃったからこの二つはいいや。 これをテンプレにしてこの先作っていこう。

 

なんのかの言っても、このぐらいの改変なら一日あればできる。

ただ、Daz標準の『表情モーフ』が使える範囲じゃないと、後々めんどうくさいので、大きな改変はしたくない。

 

私は人体フィギアを作りたいんじゃなく、そのフィギアを使って話を作りたいんだ。

人体フィギアをゼロから作ることを省かせてくれたDaz Studio4.6には、本当に感謝する。

 

どうしても『リアルレンダリング』を吹っ切れなかったのは

Daz Studio4.6だと、簡単にリアルレンダリングができるから。

第五世代だと、ちょっとライトに工夫が必要だったので、漫画の方が早いな、と思ったんですが

第六世代になって、サーフェイス技術が向上して、テキトーライトでも、かなりリアルにレンダリングできてしまう。

 

『フォトリアル』となると、また大変だし、私は元々そこを目指す気は無いのでいいんですが

あとはテクスチャの問題だし。

 

 

以前、私は印刷がメインだったこともあって、

モニタを買うと、キャリブレーションをある程度やってました。

 

でも二時間ぐらいでできるものだから、そんなたいしたことはしていませんが

(CADを扱う人は一日かけてするらしいと聞きました)

 

現時点で、印刷はとりあえずしなくなったし、

メインは電子出版だし、となると

さて、モニタのキャリブレーションをしている『読者』はどれぐらいいるでしょう?

 

誰もモニタのキャリブレーションをしていないのに

私だけがキャリブレーションをして『正しい色』で発行した絵を

キャリブレーションしていないモニタで『正しい色』に見てくれる人がどれだけいるでしょう。

 

しかも、その素人の私がしているキャリブレーションが正しいかどうかもわからないのに。

 

それを考えたとき、私はもう、新しいモニタのキャリブレーションをするのをやめました。

 

時間って言うのは有限。 自分の気力も有限。

ならば、自分の気力と作業時間はコストパフォーマンス良く使わなければならない。

 

1%の人しか気にしないことに、2%の時間を割くのは無駄である。

 

これだけ高画質テレビが打ち出されている中

いまだに、画像劣化の激しいテレビを見ている人の方が大多数である。

つまりは、ほとんどの人は、『高画質』なんて、求めてはいない。

 

逆に、高画質ってひどいんだよ。

美人女優さんの毛穴まで見えるから、美人度が下がるんだよ。(笑)

美人を目的にドラマや映画を見る人は、高画質テレビを買わない方がいい。

多少ぼけてる方が、なんでも綺麗に見える。

 

食品偽装が、内部告発があるまでわからなかったのも

誰も、上等な素材と安い素材の差をわからなかったんでしょう?

 

人間の感覚ってそんなものなんですよ。

「これは高価な食材ですよ」って言われるから美味しいと思う。

高いお金を払っているから、美味しいに違いないと思う。 高いテレビだから綺麗だと思う。

 

それだけの話で、そんなものを日常求めてない。

メーカーが必死で売ろうとした3dテレビが結局ダメだったのもそれ。

一般人は、3dでテレビを見たいと思っていない。

 

だって、コンテンツのほとんどは、3dで見る必要が無いものなんだから。

 

最先端で最高のものは、チームを組んでいる人がすればいい。

個人の私は、『速成』に重点を置きたい。

ならば、私はこだわりをもっているとしても、ほとんどの人が無視する所は捨てるのも、選択肢の一つ。

 

私がリアルを捨てられなかったのは、『髪の毛』があったと思う。

『綺麗な髪の毛』が私は本当に、好きだ。

 

ここ三年間、髪の毛を3dで作ることに血道を上げてきた。

3Dで髪の毛を作成する | Create3D-3dCG制作作業日記

今、また、新しい髪の毛の作り方を検証中。

 

3dでベルセルクのガッツの髪を作ってみる。【Autodesk Maya 2014】

 

いくつか髪の毛を作ってみて、考えた。

 

『髪の毛』はそりゃ『映像』のなかでは大事。

でも、それが、フォトリアルである必要はまったくない。

とくに、漫画レンダリングするのなら、大きな束で作っていく方がいい。

 

髪の毛の綺麗さを描写するときだけ、Mayaのnhairを使えばいい。

 

速成するなら、やはり漫画用の、一束がごっついのを作った方が早い。

そして、3dソフトの中でも取りまわしがしやすい。

 

ならば、『髪の毛をリアルに作りたい』というのを、少し押さえよう。

 

一枚イラストなら自分で書いてしまえばいい。

たまに、一枚イラストを入魂して作るときに『髪』をふんだんに時間を使って作ればいい。

 

普段の速成レンダリング用の髪は、やはり速成レンダリングできるように低ポリゴンで作りたい。

ブーツのヒモとか、これでいーやん?

20140506_D  Create3D 034720140506_D  Create3D 0348

四角柱の塊。 でも、ここをアップにすることがどんだけある?   髪の毛って、このレベルでいいと思うんだよね。

 

↑の靴紐は、これをテクスチャに落としていいと思っているので、もっと軽くするけれど。

 

髪の毛は、ToonyCamでレンダリングする、という前提で、テクスチャを使わない方法が一番なので

ある程度のポリゴンは必要。

 

最近、顔モーフとかずっと作ってて思ったんだ。

Daz Studio4.6にモーフとか読み込むと、データが重たくなってDaz Studio4.6の動作が重たくなるから

なんか、自作モーフも増やしたくなかったんだ。

 

GenesisとかGenesis 2 Maleとかみたいに、自作モーフってそんな頻繁に使うわけじゃないし

一度作ってキャラクター登録してしまえば、シェイプいじることなんて無いんだし。

なら、モーフOBJを外部に置いて、その都度読み込んでもいいんじゃないの?

 

↓メニューにモーフローダープロとか、トランスファーユーティリティアイコンを置いたことで、

凄く簡単にモーフローダープロできる。

20140525_D  Create3D 1118

大体、モーフローダープロとかトランスファーユーティリティとか

前は『大変な作業』だった気がしたけど

最近、やりすぎて、『数秒でできる作業』になってしまった。

 

数秒でできることなら、別にDaz Studio4.6の中にデータを持たなくていいよ って、思ったんだ。

 

Dazにモーフをセーブしてしまうと、そのモーフに修正が発生したときが面倒。

 

大体、ZBrush 4R6のおかげで、モーフ作成が簡単になったから

気になったらパッと書き出して、モーフ作って読み込めばいい。

『Dazにモーフを登録する』と思うから、 あとで修正が大変だし『ちゃんと作らないと』って思うけど

OBJのまま放置していいなら、いつでも修正できるわけだし、

なんか、『こんぐらいでいいかな』で終わって次の作業に行けるんだわ。

 

こういうのは経験だから、ビギナーの時は理解できないことだし仕方ないと思う。

こうしてたまに振り返って、今までのやり方を変えることを習慣化していけば

色々『切り捨てて楽になる』方法はこれからもたくさんあるだろう。


主に、こういうのを考えるときは体調が悪くて、作業が進まないときなんだけどね(笑)

 

やっぱり私は、『テキスト屋』で、テキストを打つのは凄く簡単。

そして、それで思考を書き出して整理できるってのは、多大なる長所だと、最近気付いた。

 

体調が悪いときに、しんどいよしんどいよ、何もできないよ

日記書いても愚痴ばっかりになっちゃうから書きたくないし とか、今まで思ってたけど

これからはおおっぴらに体調悪いときは長文書いて、自分を振り返ろう。

 

体調が悪いときにした『決定』って、まずいことが多いからしたくなかったんだけど

こういう『振り返る』のはいつやっても一緒だし 元気なときにはしたくないことだから、ちょうどいい。

 

体調悪いときに『決定』をしたくないのは ネガティブな方向に向かうことが多いから。

それは逆に言うと、過去の『良いと思ったところ』の中からネガティブ部分を探し出して

『修正部分』を見つけやすい、ということでもある。

 

今回みたいに 『時間をかけなくていいところ』の割り出しとか、

体調悪いときにするのがいいんじゃないだろうか。

私は。   体調悪いときとか、ネガティブな時って 『何が大事』かわからなくなるんだよね。

だから、対外的に何かをする、

つまりはメールをすると、ネガティブ意見を発してしまって仲違いを生んだりとかね……

体調悪いから、溜めてたメール処理でもするかー……で返事を書くと大変なことになる。

してきたんだ、私は。

 

だから、体調悪いときは、喫緊の用事じゃない限り誰にも連絡とらないようにした。

『何が大事かわからなくなる』ということは

今まで『こだわりをもってやってたこと』も『重要ではない』と考えるわけだから

全部を並列にして判断できる、ってことでもある。

 

テキスト打ってると、本当に時間を忘れるし、文字に集中するから、体調の悪さも気にならない。

そして、自分の作業を振り返れるし、痛みも忘れられる。

これは良い時間の過ごし方だと思う。

 

今までは『作業を振り返った』ことはなかったから

体調悪いときに日記を書いていると 「またつまんないもの書いて……」と、後悔する。

 

でも、作業記録の反省は、できればした方がいいことだから

これはこれで、体調が悪いときに『一つ作業が進む』ということにもなる。

ネガティブタイムなのにポジティブに作業が進むという、快挙!   いいカンジじゃーん♪

 

今日は、このままテクスチャを作ろうかと思ってたけど、

テキストを書く以外の作業はやめよう。

手間取って、どうせあとでやり直しになる。

 

体調悪いときは、テキスト作業だけ進めればいいんだ♪

それに気付けただけでも良かった。

じゃあ、今日は小説書こう。 (作業の見直しは!)

 

もう少しすると、ポリゴンをチクチク触ってるのが楽しいってなると思う。

私、昔から『パス』を使うの好きだった。

 

↓これはDaz Studio4.6でレンダリングした拳銃を、コミスタのパスツールでトレースしたもの。

【コミスタ 初心者】表紙を久しぶりにペン入れしてみた。『線幅変更』グッジョブ! | BL作家 晶山嵐の日記

ほぼ初めてパスツール使ったから、左上の方めちゃくちゃだけど、

段々わかってきて、 初めてにしてはかなりいい感じなんじゃないかと思う。

 

描いているうちに後頭部のアタリが熱いというか、冷たいというか、

ものすごいトランス状態に入った(笑) 気持ち良かった♪

こういう作業、好きだ♪

 

自分の好きな作業と嫌いな作業を理解して

嫌いな作業はいくら払ってでも肩代わりできるツールを買った方が

のちのち、凄い楽。

 

家事するのが嫌いな人は、週に一度でも家政婦を雇ったほうが

絶対に、家政婦代より稼げるようになる。

 

『嫌いなこと』ってのはものすごくストレスだし、『やる気』をそぐ。

あー、家帰って掃除しなきゃー……と思うと憂鬱になる。

それを週に一度、二時間を五千円で肩代わりしてもらえたら、

五千円分の収益は、あると思う。

 

ダスキンの掃除モップ がかなりいいらしい、と聞いて、ちょっと心魅かれている。

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エンジョイ! & サンキュー♪

2014_05_25(日) am09:52

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