Autodesk Maya 2014で日本号の槍を作成。
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【Maya】日本号の槍を作る。5【ナカゴを作る】 | Create3D-3dCG制作作業日記
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刀身をどこまで作るか?
↑上記で柄の外にでる部分まで作った。
柄の中にあと半分ほどある。
できるだけ刀身、というか、樋を大きく取って倶利伽羅の彫りを入れないといけないから
刀身も二つに斬る予定で進めてるけど
この継ぎ目に『接ぎました』ってあとが出るのは駄目なんだ。
って、ここまで書いて
ここは柄の中だし、前述したように『彫りにUVを大きく取りたい』んだから
ここはやっぱりUVで切断しよう
という、踏ん切りがついた。
ここに書かずに進めたら、『やっぱり接続してなきゃいけないよね』とか思って
UVを続けて作ったと思う。
うん。
ここのUVは切断して作る
よし。
メッシュは続いててかまわないから、サーフェイスを変えてつなげて作る。
いや、ここでメッシュをつなげると、やたら面倒くさいことになる。
メッシュも切った方がいい。
葛藤してるし
切断は簡単なことなので、一度つなげて作ってみる。
この部分は銘とか入って、結局は凄くメッシュを細かくする部分なので、
縦に割ったエッジを均等にしておさめる。
銘が入る部分だけ、これと正方形になるように横にエッジを入れる。
あと、目釘穴が二つ開くのでその周りも細かくする。
クリースを入れる。
蜻蛉切作ったときは、この部分、すんごい大変だったんだけど
ものの数分で作ったわw
巧くなった巧くなった♪
作ってたのは日本刀一本で
こんな凹凸のあるものは作ってないのに
なんですらっと作れるんだろうね?
『そのカタチ』じゃなく、『頂点の置きかた』を色々工夫してたからだろうか?
【この記事を書いた日 2017/02/13 23:23 】
【この記事を書いた日 2017/02/15 6:36 】
日本号の口金のカタチがわからない。
上面は確実に山が一つしかないから、裏もそうなのかと思ったんだけど
口金として弱くないか? と思ってたの。
細すぎるでしょ。
↓この疑いが出てきた。
他の槍でこんな感じになってるのがある。
というか、蜻蛉切によく似た槍でこうなってた。
上からみた図しかないので、ちょっと断面をMayaで作って、
見た目がどうなるのか確認する。
日本号 – Google 検索 けら首と口金が見える画像
多分六角形。
https://goo.gl/images/IkGMVg ←参考画像。
あー、四角形でも、けら首の当たりが似た角度になるなぁ……
この角度の六角形では、写真とは違う。
ということは、四角形でいいのかな?
蜻蛉切もよく見ると四角だな。
四角で行こう。
あと、御手杵がレプリカ三つあってw
全部カタチ違うので、快楽美は四角形で作る。
似た時代に作られてるから、ここらへんの様式は同じだと考える。
しかも、蜻蛉切、違うものを作っていたことが発覚w
どうせ裏面作り治すし、樋を通さないようにするから
作り直した方が速いさ! そして、綺麗さ!
日本号のメッシュを作成する。
上下反転して下を作って……と思ったら、ナカゴの後ろが閉じてなかった。
ナカゴを閉じるより先に、ナカゴの作成をやめる、という案が出た。
日本刀は、柄を外して展示されることもあるし
もう作っちゃったから満足してるけど
槍のナカゴは刃と似た長さがあって、それ全部にテクスチャつけなきゃいけないんだよ!
しかも、メッシュを刃と一体型にしたら、レンダリングの時に不可視にもできない。
銘を入れるなら、ナカゴのメッシュもちょっと細かくしなきゃいけない。
そのメッシュが細かい分、レンダリングが遅くなる。
だれが3d槍を刀身だけで鑑賞する?
槍はナカゴ作らない!
よし。
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エンジョイ! & サンキュー♪
天川和香
【この記事を書いた日 2017/02/18 8:21 】
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↑タグの統合そのうちします。
↑これ、Maya買ったらなるべく早い内に読む方がいい。 モデリングのスタートダッシュが早くなる。
モデリング講師の方が書かれているので、
- 『天才』が書いた本で、『ここはぐーっとディティールを書き込む』とか
- 『だから、そこをどう書き込むんだよ!!』みたいな
- 『そこ、飛ばしたけど、そこが知りたいねん!』みたいな
そういう、曖昧模糊とした所がない。
- 『なぜできない』のか?
- 『どうやったらできる』のか?
- 初心者がどこでつまずくのか?
- それをどうやって解決するのか?
- プロでも、独学でしていたら気付かずに苦労しているのはココ。
- こうしたら、初心者でも、プロ波のツールにできる!
それが、具体的に書かれているので、すぐに初心者脱出できます。
基本はマヤを使っていますが、
モデリングの基本はブレンダーでも流用できる『考え方』です。
私が初期に買ったのは下記の6冊。
[digital]TEXTURING & PAINTING |
テクスチャを自分で作るなら、 これも読んだ方がいい。 映画のテクスチャとか作っている人の本。 |
はっきり言うと、精神論なんだけど、
『リアルなテクスチャを作るなら、ここまでやるんだ?』という
『プロの最高峰』が見える。
別に自分が最高峰にならなくても、最高峰を知っておくことは重要。
この人も天才だから、私には意味不明のところがあったけど
それ以外の『理屈』ははっきり書かれている。
『理屈から入る』人には最適。
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