Daz Studio4.9で日本刀を設定する。
Autodesk Maya 2014で日本刀を作る。
前記事↓
【Maya】日本刀、歌仙兼定を作る。32 【ハバキを作る】 | Create3D-3dCG制作作業日記
シリーズ一覧記事。↓
歌仙兼定の刀を作る | Create3D-3dCG制作作業日記
Daz Studio4.9で基礎設定する。
部品ごとにグループにまとめる。
- 刀
- 柄まわり
- 柄巻
- 目釘
- 目貫
- 刀身まわり
- 鍔
- 切羽
- はばき
- 鞘まわり
- 栗型
- 返り角
- 下緒
- 柄まわり
長いものは、トップとエンドにヌルを入れて、選択しやすいようにする。
これをしないと↓この状態で、鞘尻(鐺 こじり) を表示させようとすると大変だけど
↓鞘『top』というnullを入れて、鞘の先端に設置する。
↑これをシーンで選択して、センタリングすると↓こうなる。
↓こういう角度が簡単にとれる。
これを各所に仕込む。
↓五ヶ所にヌルを仕込む。
- 柄の頭
- 鍔まわり
- 鞘で手に持つところ
- 刀身の先端
- 鞘の先端
鍔まわりは、鍔をせんたくすりゃいいんだけど
鍔を外して使えるようにもするので、
鍔メッシュに依存せず、鍔あたりを選択できるようにしてある。
とにかく、長得物って取りまわしが大変なんだ。
手に持たせてポーズとらせた時は、柄に『ゼロ位置』が来てりゃいいんだけど
マテリアルを確認するときとかに先端をパッパッ、と見られないと面倒なの。
あと、ポーズ取らせたあとも、
刀身から顔、とかを取るときに、凄く便利♪
レンダリングのためなら、カメラでその箇所をセンタリングしたのを
保存するだけでもいい。
Dazで売ってる建物とか自然物とかはたくさんカメラが入ってるのは
そういういともあると思う。
この角度で一番綺麗な角度、っていう『レンダリング』のためのカメラ位置。
今回は、レンダリングではなく、アイテムの取りまわしのためなので
ヌルをアイテム自体に仕込む。
ヌルについては意味がわからなかったんですが
↓この記事の二番目の『家』で、nullを使ってたんですね。
【Daz3D 新製品】 2 Femaleにアジアン美人登場! | Create3D-3dCG制作作業日記
これでヌルってこんな使い方ができるんかー!
と気づきました。
あちこちにnull仕込んでおくと、本当に楽です♪
ヌルがあると便利な用例。
↓こういうシーンを取るときに、切っ先にヌルがあると、パッとカメラを移動できる♪
【Maya】蜻蛉切の槍を作る4【UV習熟 8日目】 | Create3D-3dCG制作作業日記
↑この槍、6メートル40センチあるねん。
Daz内での取りまわし、すっっっっごい大変だった。
カメラが凄いところにあるのわかります?w
切っ先までカメラ動かすの凄く大変よw
獲物を持っている手と、切っ先と、顔を一画面に納めたかった。
↓こういうのとか。
【D|S、PS】湯屋5-2 【コマワリ漫画を作る】 | Create3D-3dCG制作作業日記
長獲物の時は、その先端に選択ポイントがあるかないかで
作業スピードがものすごく違ってくる。
マシンガンとか、ライフルとかも、重厚にヌルを入れておくと、カメラワークとか簡単♪
ロードしたときにパパッと設置しておくと凄くラク♪
あと、動画を取るときも
注視点としてnullを設置しておくと、
完全にカメラの動きを制御できます。
【Daz Studio】カメラを完全制御する。【初歩】 | Create3D-3dCG制作作業日記
機械ができることは機械でしてもらって
私は、私にしかできないことをする。
極力手間は減らしていく。
そので、人間にしかできない工夫をする。
シリーズ一覧記事。↓
歌仙兼定の刀を作る | Create3D-3dCG制作作業日記
関連記事
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↑タグの統合そのうちします。
エンジョイ! & サンキュー♪
【この記事を書いた日 2016/07/11 14:33 】
↑これ、Maya買ったらなるべく早い内に読む方がいい。 モデリングのスタートダッシュが早くなる。
モデリング講師の方が書かれているので、
- 『天才』が書いた本で、『ここはぐーっとディティールを書き込む』とか
- 『だから、そこをどう書き込むんだよ!!』みたいな
- 『そこ、飛ばしたけど、そこが知りたいねん!』みたいな
そういう、曖昧模糊とした所がない。
- 『なぜできない』のか?
- 『どうやったらできる』のか?
- 初心者がどこでつまずくのか?
- それをどうやって解決するのか?
- プロでも、独学でしていたら気付かずに苦労しているのはココ。
- こうしたら、初心者でも、プロ波のツールにできる!
それが、具体的に書かれているので、すぐに初心者脱出できます。
基本はマヤを使っていますが、
モデリングの基本はブレンダーでも流用できる『考え方』です。
私が初期に買ったのは下記の6冊。
[digital]TEXTURING & PAINTING |
テクスチャを自分で作るなら、 これも読んだ方がいい。 映画のテクスチャとか作っている人の本。 |
はっきり言うと、精神論なんだけど、
『リアルなテクスチャを作るなら、ここまでやるんだ?』という
『プロの最高峰』が見える。
別に自分が最高峰にならなくても、最高峰を知っておくことは重要。
この人も天才だから、私には意味不明のところがあったけど
それ以外の『理屈』ははっきり書かれている。
『理屈から入る』人には最適。
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