2020/11/11 にバージョンアップしたDaz Studio4に
新しいレンダリングエンジンが搭載されました!
フィラメントPBR、Iray、3Delight。
Iray用シェーダーでのレンダリングです。
Daz Studio4のバージョンアップした部分。
- ビューポート用のフィラメントPBRレンダラー
- Iray2020.1.1の互換性
- NVIDIA GeForce RTX30シリーズのサポート
- Studioのアニメーション機能の更新
ざっくりと簡単に言うと
- 表示が早くなった。
- レンダリングが早くなった。
- 動画をサクサク作れるようになった。
- 古いパソコンでも、よく動くようになった。
- 『フィラメントPBR』という『Iray』よりリアルタイムに表示するレンダリングエンジンが搭載された。
とにかく、早くなったんです。
とにかく、もっと『フォトリアル』になったんです。
アップデート方法。
まずは、フィラメントPBRの簡単な使い方です。
ビューポートでフィラメントPBRを使う。
カメラの左のオプションをクリック。
『フィラメントPBR』を選択。
これだけ。
下記は、テクスチャシェーダーのビューポート。
フィラメントPBRのビューポート。
Irayビューポートよりはるかに早く、リアルレンダリングされる。
レンダリングでフィラメントPBRを使う。
ビューポートでフィラメントPBRを表示させる。
レンダリング設定タブを開く。
ビューポートを選択。
レンダリングボタンをクリック。
即座に、レンダリングウインドウが起動して、
ビューポートそのままの画像が保存可能。
これを選択していけない。
『ビューポート』の下の『マルチパスオープンGL』を選択してしまうと
延々と時計が回り続けるので気をつけましょう。
私は間違えてこれを何回も選択して、
そのたびに、DAZを強制終了させました。
キャンセルもきかないので、本当に気をつけてください。
五分経ってもまわってるので、結果がどうなるのかは知りません。
IrayとフィラメントPBRのレンダリングの差。
Iray
フィラメントPBR
見やすいように縮小してみた。
どちらも、Irayシェーダーを使ってます。
まだ、フィラメントPBRシェーダーの研究はできてません。
現時点でわかってること。
- Irayと比べて、フィラメントPBRは
- 『影』がつかない。
- Irayのディスプレイメントは反映されない。
- Irayの『ベース』にテクスチャや色が入っていないと色が出ない。
- 早い。
- 速い。
- ハヤイ!
色水戸かは変わりますが、【Irayシェーダー】のアイテムは
そのままフィラメントPBRでもレンダリングされます。
ただ、上記の画像でもわかるように、かなり変わってしまうので
専用シェーダーがあったほうが綺麗にレンダリングできます。
昨日リリースされたここらへんのアイテムですね。
とにかく、
上記の変化を踏まえて、もう一度比較画像を見てみましょう。
フィラメントPBR
Iray。
(50%でレンダリングを終了しました)
ついでに、3Delight。
Iray用ディスプレイメントは綺麗にあたってます。
これはIrayシェーダーをつけているから、という可能性もある。
ただ、下記商品でも言われているように
『現時 点』では『影がつかない』のは確かみたい。
dForce SY Rigged Shadows Filament
この商品は
『影』を『ハリボテ』でつくって
その『ハリボテ』をdForceにして、『地面に沿わせる』ようになってる。
フィラメントPBR、Iray、3Delight。
Iray用シェーダーでのレンダリングです。
まとめ。
3Delightよりフォトリアルなのに、レンダリング時間は駿足。
私は、『時間が足りないから漫画レンダリング』と思ってたんだけど
漫画レンダリングよりフィラメントPBRの方が速いので
フィラメントPBRをメインにしようと思う。
漫画レンダリングを前提にすれば
写り込みとか、影がないとかは、気にならない。
【この記事を書いた日 2020/11/12 8:02 】
コメント