【Daz Studio4】カッコイイポーズを研究する。【思考】

3Dいじり
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【D|S】カッコイイポーズを研究する。

日本刀は、武器が小さいので、カッコイイポーズが作りやすい。

 

日本刀は決して小さくないって?

短いんだよ。

 

槍に比べたら。

杵と蜻蛉切_03

↑左が御手杵、3mちょっと、右が蜻蛉切、六m半ぐらい。

服も髪も槍も、3dで私が作りました。

 

自分が作った服で自分が作った武器持って立ち回ってくれるとか……至福♪

 

これでどうにか手合わせシーンを作ってみた。

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すっごい大変だった!

しかもこのポーズ↓槍の尻が地面に埋まってるねん……↑www

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石突き(槍の尻)を上げたらいいんだけど

すると、穂先が下になるから、カッコつけにくいのよ。

 

公式の蜻蛉切さんのポーズをつけると↓こうなると思う。

 

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↓こうなってる。

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これでも、石突きは埋まってるのね。

 

ここまで腕を伸ばさないと、槍が腹を突き通すんだわ。

こういうのは3dではよくあることなので、気にはしてないんだけど

汎用ポーズにできないのが痛いんだよね。

 

汎用ポーズ → どの角度から見ても使えるポーズ。

 

 

↓これは、腕の長さとか変えずにできる。(服は破れてるけど)

20160119_00Create3D1381

槍を前方に向けたいなら、両腕が体側に来る。

 

日本刀だって、『短い』得物では全然ないけれど

槍に比べれば短い。(当たり前)

 

武器のパーソナルスペースが小さいので↓

腕の二倍ぐらい見込めば良いわけで、イラストにしやすい。

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武器のパーソナルスペース』って私が今、勝手に書いてるだけ。

何かの用語ではないです。

 

でも、かなり無茶するけどね……

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↑多分、こんなポーズ取らない。

実際にとったとしたら、切っ先は手を伸ばした延長線上にあるから、あっち向いてると思う。

それだと絵にならないので、体とほぼ平行にした。

 

短いったって、槍に対してで、長いのは長いので、

ちょっと角度をつけると、もう『日本刀』だってわからなくなる。

短刀とかドスに見えたら意味無いからね。

 

日本刀を日本刀らしく見せるためには、

  • 刃をほぼ横から見せる。(長さを見せる)
  • 柄巻を見せる。(塚の長さで短刀ではないとわかる)

これしかない。

 

とにかく、短刀ではない証拠が『長さ』しか無いわけだから、何かを見せなきゃいけない。

柄を見せる。
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刃を横から見せる。
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それと、私の、『カッコイイポーズ』のメインの考え方として

  • 武器
  • 武器を持っている手

が、

  • 顔のアップに入る

ってのが、重要。↑この二枚の画像みたいに。

 

武器を持ってないとしても、顔のアップには手を入れると、

画面がごちゃっとして間が埋まる。

そして、キャラの美形、力強さ度とかがアップする。

『手』っていうのは魔法のアイテム。

 

視線よりも、手や指が、『次に何をするか』とか『感情』とか、『体格』とかを教えてくれる。

常にレースの手袋をしているのなら、はした仕事をしないお嬢様って符号にもなる。

手は顔の次に万能アイテム。

 

日本刀の長さだと↑上二つのように、それらを簡単にカバーできる。

 

↓こんな感じで全身を描くことって、漫画ではそんなない。

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↑このポーズを作っている時の作業記録動画↓

Daz Studio4 8で剣豪ポーズ01 – YouTube

 

バストアップでカッコイイ、ってのが私にとっては一番。

 

↓絡ませたとしても、ごちゃっとした部分を顔周りに持っていくことも簡単。

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漫画だと、↑この上半身しか映らないことが多い。

だから、やっぱり『バストアップ』に必要なものを入れないと、絵として不足する。

 

槍って、もう、持たせたときから凄い困るw

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両手で持たなきゃいけないってのが、悲劇の一つではあるんだけどね。

3dで『モノを持たせる』ってのは簡単ではないのに

それを『両手で』持つわけだから、難易度は五倍になる。

キャラに愛がないとやってられない面倒くささww

 

私は特に、『絵は自分の手で描かない』って決めた最後の砦が3dなので

もうここから逃げるわけには行かないから必死。

 

↓手と武器と顔が一枚のフレームに入るとこうなる。

20160119_00Create3D1391

やっぱりこういうのが『私の中のカッコイイ』なわけ。

 

↑これを撮るためには、↓こういう無茶が必要になる。

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これ、一人ならどうにでもできるんだけど、

 

二人いると、やっぱり簡単じゃないわけだ。

20160119_00Create3D1381

↑この手合わせシーンは、↓この赤丸のコマに入る。

20160119_00Create3D1394

なので、右側が低位置にいてもらわないといけないのね。

大ゴマではあるんだな。

 

できたら、二人の顔をこっちから見えるようにしたいんだけど

槍の対戦距離で、二人を横から撮ったら、凄い距離が必要になるし

迫力はなくなるし、二人が小さくなって迫力も無くなる。

 

横から見るとこうなる。

↓これでもかなり近い。

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蜻蛉さんの槍のパーソナルスペースは直径六m半だから

こんな近くに入られた時点で負け。

うちの蜻蛉さんは、短刀とか日本刀に肉薄されたら相手抱き潰すし(文字通り骨を折る)

殴り潰すから、遠近隙無いけどねw

 

これでも悪くは無いんだ↑

両方の切っ先と顔が見えるから。

 

杵の顔を映すならこうなるけど↓ 右上がページで欠けるので、こっちにする必要がある↓

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切っ先が見えない。

同じ理由で↓これもだめ。切っ先が見えない。

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武器が攻撃する部位見えなくてどうするんだ、っていうね。

 

  • 蜻蛉切の顔が見えて
  • 切っ先が見えて
  • 奥行きがある。

となると↓これしかなかった。

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けっこうポーズって、消去法で決めると迷わなくて済むw

 

これでも何が文句あるって

蜻蛉さんの槍の穂先の迫力が出せない、ということ。

広角で大きく見えるのは、カメラに対して一番こっちに来ているものなので

この場合だと、杵の槍の柄がそれに当たる。

 

それもあって、できれば、切っ先はカメラ側に向けたいんだけど、まぁ今回は仕方ない。

一枚イラストじゃなくて、漫画の一コマなので

所々あきらめてパパッとやっていくことは必要。

 

漫画って、全こまに力入れると、見てて疲れるよね。

 

 

『迫力』ってのも、私の中の『カッコイイ』の一つなんだよね

どうやったら、迫力があってカッコイイ絵になるか。

 

迫力は簡単なんだよ。

基本的には『奥行き』を大きくつければ迫力が出る。

20160119_00Create3D1395これよりは

 

これの方が迫力はある。

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なんだろうな、『完全に背中を向けられてる』っていう迫力かな。

相対的に向こうの人が半身になってるから、

こっち向いてる背中が大きく見えるしね。

 

 

どっちかを手前にするなら……

杵の方が修正が容易!(ソコ!)

 

3d独特の『破れ』はフォトショで修正するので

(3dで修正すると超綺麗になるけど、今回はしない)

 

ということで、杵を手前にした。

 

↓これ見てるとじわじわ笑えるのは私だけかなぁ?

杵と蜻蛉切_03

 

 

とりあえず、槍ポーズでかっこいいポーズを研究しなきゃならない。

20160119_00Create3D1381

この二人をかっこよくさせるために!(握り拳)

 

 

カッコイイポーズを研究する。

でした。

 

 

エンジョイ! & サンキュー♪

【この記事を書いた日 2016/01/19 20:46 】

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