【Maya】日本刀、歌仙兼定を作る。43【柄巻】

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Autodesk Maya 2014で日本刀、歌仙兼定を作る。

【Maya】日本刀、歌仙兼定を作る。43【柄巻】

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ZBrushで厚みをつけるテスト。

Mayaでは押し出しをすると頂点が暴れるけど

20160914_00Create3D4822

ZBrushのエキストラクトだと綺麗に厚みが付けられる。

 

ということで、何かがおかしいけど、ZBrushではできるので

このまま進める。

 

段違いに高さをつける。

↓うっかりと、どっちもが柄に沿ってる。

20160914_00Create3D4823

20160914_00Create3D4824

高さは互い違いにしないといけない。

 

筈なんだけど、↓ZBrushで、裏だろうが表だろうが、外側に厚みがついてる。

 

20160914_00Create3D482620160914_00Create3D482720160914_00Create3D4828

 

互い違いにせずに厚みをつけるとこうなる。↓

20160914_00Create3D482920160914_00Create3D4830

やっぱりねじれの部分でおかしくなってる。

 

厚みをつけてから複製する。

大人しく、この時点で厚みをつけて、頂点を整えてから複製することにする。

20160914_00Create3D4852

 

スムーズすると間が空いてる。

20160914_00Create3D485320160914_00Create3D485420160914_00Create3D4856

 

 

20160914_00Create3D486320160914_00Create3D486220160914_00Create3D4864

 

↓↓前回はここらへんが、柄についてなくて、ZBrushで必死になって調整してた。

20160914_00Create3D4862 - コピー

これぐらいのランダム性ならあったほうがいいかなと思ってたんだけど

日本の職人さんにそんな『ランダム性』なんてないんだわ。

 

なのでんこの最初の時にじっくり作り込む。

 

ということで↓頂点は全部合わせた。

20160914_00Create3D4865

 

下まで複製。

20160914_00Create3D4873

 

ZBrushで、今度こそちゃんと選択範囲を作って脇だけを柄に沿わせる。

20160914_00Create3D4874

選択範囲は、『マスク カーブブラシ』で作る。

癖が有りすぎるブラシなので、慣れるまで凄くたいへんw

 

ここらへんは↓このチュートリアルで詳述しています。

BLESTAR ZBrush ベーシックチュートリアルの目次 | Create3D-3dCG制作作業日記

ZBrush初心者はまずこのチュートリアルやるべし。

動画は50時間ぐらい、実践一週間。

それで基礎は全部マスターできます!(握り拳。

 

大きなブラシで一気にずらす。

20160914_00Create3D4875

美しい!

ここらへんはZBrushで一分ぐらい。

インポートする時間の方が長いw

 

前はこれを選択範囲を使わずに、しかも小さなブラシでしてしまったから

大幅に脇が歪んだんだよね。

 

巻留めを合成する。

 

 

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エンジョイ! & サンキュー♪

【この記事を書いた日 2016/09/14 13:00 】

 

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↑タグの統合そのうちします。

 

   ↑これ、Maya買ったらなるべく早い内に読む方がいい。 モデリングのスタートダッシュが早くなる。  

モデリング講師の方が書かれているので、

  • 『天才』が書いた本で、『ここはぐーっとディティールを書き込む』とか
    • 『だから、そこをどう書き込むんだよ!!』みたいな
  • 『そこ、飛ばしたけど、そこが知りたいねん!』みたいな

そういう、曖昧模糊とした所がない。

 

  • 『なぜできない』のか?
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  • 初心者がどこでつまずくのか?
    • それをどうやって解決するのか?
  • プロでも、独学でしていたら気付かずに苦労しているのはココ。
    • こうしたら、初心者でも、プロ波のツールにできる!

それが、具体的に書かれているので、すぐに初心者脱出できます。

 

基本はマヤを使っていますが、

モデリングの基本はブレンダーでも流用できる『考え方』です。

 

私が初期に買ったのは下記の6冊。

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[digital]TEXTURING & PAINTING

テクスチャを自分で作るなら、

これも読んだ方がいい。

映画のテクスチャとか作っている人の本。

はっきり言うと、精神論なんだけど、

『リアルなテクスチャを作るなら、ここまでやるんだ?』という

『プロの最高峰』が見える。

 

別に自分が最高峰にならなくても、最高峰を知っておくことは重要。

この人も天才だから、私には意味不明のところがあったけど

それ以外の『理屈』ははっきり書かれている。

 

『理屈から入る』人には最適。

 

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