噴き出す血を作る | Create3D の続き。
ある朝、こんなメモをしていた。
起きてすぐ、思いついたことをメモするためのホワイトボード。
今、詰まっているのは、Fluidから連続して液体が出ない、ということ。
連続して液体をだすためには、ある程度のFluidの質量が必要であること。
質量を用意しても、『噴き出す』にはほど遠いこと。
どこかに設定があるのかもしれないけれど、フォース使って吹き飛ばす方がいいのかもしれないと思ったとき
このメモを思い出した。
流入口のオブジェクトをその一回り大きい障害物で囲み、一番上に少し間を開ける。
そしたら噴き出してくれないだろうか?
今回は円柱が流入口なので、それを複製。
もうちょっと大きくして、上の蓋を別オブジェクトにして傾け、隙間を作る。
まず複製するのに検索(笑)
上の蓋を別オブジェクトにするのに検索。
Blender2.67の基礎をまったく勉強しないまま突き進んでおります。
そうそう、素直に基礎チュートリアルをする気にならなかったのは
空白キーを押すとメニューがでて使いやすいですよ、って書いてあったけど
↓うちのメニューはこの状態で、使いやすいとは思えなかったので、そのチュートリアルをしなかった。
流体の円柱のまわりに障害物の立方体を置いた。
ボリュームにすると流体がまったく動かなかったので、外郭にしたら↑の状態で止まった。
この液体はここにあるだけで、時間が経っても、滴ったり飛んで行ったりしない。
私の予想は、立方体の内側に液体がたまってくれることだった。
流入口の円筒を首と同じぐらいの面積にした。
たしかに途切れずに噴き出しているけれど、首から噴き出す血はこんなんじゃない。
こんな量は出ないから、円筒を小さくしたんじゃないか。
でも、小さくすると、流量が途切れるんだよね。
ホースを潰したように『噴き出させる』にはどうしたらいいんだろう。
もう一度、この円筒の外側に障害物の立方体を置いてみた。
そうそう、こういう結果が欲しかった。
つまりは、さっきのは流量が少なかったってことか。
もう一度、立方体の蓋をずらした状態にしたら、やっぱりここで液体は止まった。
蓋を完全に削除してみても、この通り。流量が増えない。
そういう問題だったンか。
立方体を向こうにはみ出していることも一緒。
このはみ出しは一体なんなんだ。
あっちにおちてる。
円柱の流入速度を100にしたら出てきた。
流量の問題だったらしい。
この状態で障害物の蓋を少し締めたら、またこの状態でわだかまってる。
狭い場所から噴き出させるってのはできないのかな?
粘土のプリセットの差。
仕切り直し。
流体をたたいて飛沫を出してみよう。
- ドメインを作る。
- その中に入れ物を作る。
- その中に流体を作る。
- 流体を動かす障害物を作る。
- 障害物をアニメーションで動かす。
予想。
右端から水が跳び出す。
おう?
ああ!
『障害物』の『外郭』にして、上面を削除しても、その立方体の外郭が全部『障害物』なんだ?
障害物の立方体を蒲凹板にして、側面と床を造って『障害物』の入れ物にした。
流体を上から落とす。
さっき、これをして、『上面をとった立方体の障害物』の中に流体がまったく入らなかったのでようやく気付いた。
上に浮かした水が入れ物の中に入った。
ベラが水を入れ物から押し出していく。
40コマ使って押し出したから、普通にあふれさせただけだった。
今回は、5フレームで右端まで振り切った。
右端がドメインにぶつかっていたので、ドメインを大きくしたら、同じ動きなのに、同じ飛沫が上がらなくなった(T_T)
で、ついでなので、さっきのやり直しとして、蓋をして隙間を開けてみた。
どうやら、『狭い隙間から噴き出させる』ってのは無理っぽい。
今日の許容量超えたので、また後日。
今日、一時に目が覚めてからずっとこれやってた。
<
p>2013_06_05(水) am04:29
コメント
流体シミュレーションについてブログ記事にまとめてみました。よろしければご覧ください。(;´▽`A“
とうふさんありがとうございます!
どうしても派手な飛沫がほしくて、細い口から噴き出させようとしたら
細すぎると液体が噴き出さないみたいで困っていました。
新たに衝突物を与えるとは!
やってみます!
ありがとうございます!