Autodesk Maya 2014で日本刀を作る。
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【Maya】日本刀、歌仙兼定を作る。26 【目釘穴を開ける。】 | Create3D-3dCG制作作業日記
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歌仙兼定の刀を作る | Create3D-3dCG制作作業日記
刀身がへんなことになってるの発見。
なんだ? このいびつさ。
↓長い方のラインは水平。
短片で分割したときにへこんだらしい。
ここ、縁があって凄くじゃまくさい。
【Maya】頂点を任意の軸で整列させる。【MEL】 | Create3D-3dCG制作作業日記
↑これで頂点を整列させる。
細かい頂点が取りにくいので、フェイスで選択して頂点に変換。
まだ歪んでる。
真ん中のエッジがへこんでたので、削除して、三本エッジを自動追加して、両端を削除。つなげる。
根元も三角を無くした。
どうしも気になったので、エッジを調節する。
けっこう最初のころから気になってたんだけど、目の錯覚かと置いてけぼりにしていたライン。
ここが↓へこんでるねん。
まわり三本を修正。
私の目には、キレイに見える。
キレイなのが目の錯覚じゃないよね?w
よし。
……、いまさら、切っ先の間違いに気づいた……
と思ったら間違いじゃなかったw
↑このノートを、作業フォルダ全部にコピーして置いてあるw
今も、ネット上の情報で『間違い』だと思ったけど
自分の集めた写真資料を見たら、
この刀はこれであってた。
前はこのままうっかり作り直しちゃったんだよね。
『新情報の方が正しい』ってどこかで思ってるんだ。
『新情報』って決して『日付が新しい情報』ではなくて
最初に情報を集めたときに『いらない』と判断した情報のことが多い。
Evernoteって、この、『プロジェクト』フォルダが一覧できて
いちいち開けなくても中身が見られて
画像もテキストも一緒に保管できる
ってのが本当にすばらしい!
この写真、なんのために参考資料としてとっておいたのかな?
とか、忘れるやん。
それを、メモを画像と並べて表示できるから、忘れようがないんだよ。
ほんと、凄く楽になった。
それでも迷うから『迷ったときに読むノート』を同梱してるわけだけどw
これが、本当に役に立つwww
だって実際、作ってるときなんて、迷いっぱなしなんだよ。
『前の自分の作業記録を読み返す』より、ネット上で調べた方がいい、って思っちゃうんだよ。
なんでかと言うと『自分の用意した資料でダメだったから』間違ってる、と思いこんでるから。
違うねん、『今見つけた』『新情報だと思ってる情報』が『間違ってる』ねん。
勿論、作業開始時に識らなかった情報ってのがあるから、この迷いが生じるわけ。
まず、最初に用意した資料を確認する。再確認する。三度確認する。
それでも間違ってると思うなら、新情報で資料を組み直す。
よし。
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↑タグの統合そのうちします。
エンジョイ! & サンキュー♪
【この記事を書いた日 2016/07/07 8:53 】
↑これ、Maya買ったらなるべく早い内に読む方がいい。 モデリングのスタートダッシュが早くなる。
モデリング講師の方が書かれているので、
- 『天才』が書いた本で、『ここはぐーっとディティールを書き込む』とか
- 『だから、そこをどう書き込むんだよ!!』みたいな
- 『そこ、飛ばしたけど、そこが知りたいねん!』みたいな
そういう、曖昧模糊とした所がない。
- 『なぜできない』のか?
- 『どうやったらできる』のか?
- 初心者がどこでつまずくのか?
- それをどうやって解決するのか?
- プロでも、独学でしていたら気付かずに苦労しているのはココ。
- こうしたら、初心者でも、プロ波のツールにできる!
それが、具体的に書かれているので、すぐに初心者脱出できます。
基本はマヤを使っていますが、
モデリングの基本はブレンダーでも流用できる『考え方』です。
私が初期に買ったのは下記の6冊。
![]() [digital]TEXTURING & PAINTING | テクスチャを自分で作るなら、 これも読んだ方がいい。 映画のテクスチャとか作っている人の本。 |
はっきり言うと、精神論なんだけど、
『リアルなテクスチャを作るなら、ここまでやるんだ?』という
『プロの最高峰』が見える。
別に自分が最高峰にならなくても、最高峰を知っておくことは重要。
この人も天才だから、私には意味不明のところがあったけど
それ以外の『理屈』ははっきり書かれている。
『理屈から入る』人には最適。
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