『マイフィギア用』の服をうっかり作ってしまった時の対処方法【Daz Studio4.6】

3Dいじり3dでマイキャラ作成3Dを自作するDaz StudioDaz Studio 服・小物 自作 講座作業記録

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【Marvelous Designer 3】ライアン・ゴールドスミスの服を作ってみる。10 | Create3D-3dCG制作作業日記

↑の記事にめもしていたものですが、よく私が参照するので別記事に仕立てました。

 

Daz Studio4.6のGenesisやGenesis 2 Male、Genesis 2 Femaleで着せる服を

Marvelous Designer 3で作る場合。

(別にMarvelous Designer 3以外のどんなソフトで作ってもいい)

 

基本的には基本フィギアで作りますが

基本フィギアなんて使わねーよっ、ってかた、多いと思います。

DAZファミリーのフィギア、使ったりとか、自作&改変フィギア使ったりがそれにあたります。

 

↓こういうのとかね。私が改変したGenesis 2 Male。

『マイフィギア用』の服をうっかり作ってしまった時の対処方法【Daz Studio4.6】

ライアン・ゴールドスミスを作る | Create3D-3dCG制作作業日記

 

↑この人用にMarvelous Designer 3で服を作ったあと

どうしていいか判らなくなったので↓下記のメモをブログ中探してました。

【Marvelous Designer 3】ライアン・ゴールドスミスの服を作ってみる。10 | Create3D-3dCG制作作業日記

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ジャンニの服を作りたければ

前提として、

ジャンニをGenesis 2 Maleの身長に合わせたアバターをMarvelous Designer 3に作っておく。

勿論、Genesis 2 Maleも。

  1. Genesis 2 Male身長のジャンニに合わせて型紙を作る。
  2. ジャンニ服をOBJ書き出しする。
  3. ジャンニ服をGenesis 2 Maleのサイズに合わせる。(そのままでもいい)
  4. Genesis 2 Male服をDaz Studio4.6で読み込み、トランスファーユーティリティする。
  5. Genesis 2 Male身長のジャンニ服をジャンニの身長に合わせて拡大する。
  6. トランスファーユーティリティしたGenesis 2 Male服に、モーフローダープロでジャンニ服を読み込む。

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↑最初に、マイフィギアをGenesis 2 Male身長にすることが必要だったンかっ!

 

今回はそれをせずに↑の服を作ってしまったので

とりあえず、Genesis 2 Maleの手足に合わせて拡縮することにする。

 

↓この轍を踏んでしまった…… (私が初めて作った3d服♪)

【Hexagon】虎徹さんの服作成 5 ポリゴン修正 【Metasequoia】 | Create3D-3dCG制作作業日記

↑この時は、Genesis改変フィギア用の服でも

最初にGenesisで服を作らなければならない、ということを知らなかったので

作った後でGenesis体型にメタセコで変形させたんだ。

 

↓虎徹さん用に作った服だったからね。

 

今回も、うっかりライアン体型で作っちゃったわけだ。

しかも、この人ものすごく足長くしたから

どのみち、身長をGenesis 2 Maleに合わせてもずれる。

↓股下96センチ♪ 身長187センチ♪

 

↑のように、うっかりマイフィギアで服を作ってしまった時の対処。

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今回は、Genesis 2 Male改変フィギアのライアンさんの服の対処。

 

  1. 服はOBJで書き出す。『服OBJ
  2. ポリゴン操作できるソフト(今回はMaya)に『服OBJ』を読み込む。
  3. Daz Studio4.6から、服と同じ縮尺でGenesis 2 MaleをOBJで書き出す。『Genesis 2 MaleOBJ
  4. Mayaに『Genesis 2 MaleOBJ』を読み込む。
  5. 縮尺が同じなので、服のスケールとGenesis 2 Maleは同じ。
  6. 裾を短くしたりソフトブラシを使ったりして、Genesis 2 Maleに服を合わせる。
  7. Genesis 2 Male服OBJ』として書き出す。
  8. Daz Studio4.6でGenesis 2 Maleをロード。
  9. Genesis 2 Male服OBJ』をインポート。
  10. Genesis 2 Male服OBJをGenesis 2 Maleにトランスファーユーティリティして着せる。『Genesis 2 Male服ダズ
  11. ライアンをロード。
  12. Genesis 2 Male服ダズ』を『編集-フィギア-フィットツー』でライアンに着せ変える。『Genesis 2 Male服ライアン
  13. これで支障がなければ完了。
  14. 支障があれば、『Genesis 2 Male服ライアン』に、『服OBJ』をモーフローダープロで設定。
  15. モーフを100%にすると、ライアン服として作った服が設定される。

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ということだね。

 

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ライアン服OBJをGenesis 2 Male体型に合わせる。

私はZBrush 4R6でした。

20140717_Create3D0473

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このあと、↑で改変したシャツをGenesis 2 Maleにトランスファーユーティリティすればいい。

 

ここで問題が一つ。

↑で改変したOBJは、マテリアル設定していなかった。

20140717_Create3D0476

 

Mayaで四苦八苦してUVを拾い集めたので、もう一度なんてしたくない。

20140717_Create3D0478

そういう場合の対処。

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すでにライアン服にマテリアルを設定してしまった場合。

(してない場合はそのままZBrush 4R6でサイズ変更したあと、マテリアルを設定すればいい)

 

  • マテリアルをつけたライアン服をOBJで書き出す。『ライアン服OBJ』
  • マテリアルのついていないGenesis 2 Male改変服。『Genesis 2 Male服OBJ』

 

  1. 『ライアン服OBJ』に『Genesis 2 Male服OBJ』をモーフローダープロする。『Genesis 2 Maleライアン服』
  2. (このとき、Genesis 2 Maleに服をトランスファーユーティリティする必要はない)
  3. 『Genesis 2 Maleライアン服』をOBJで書き出す。『G2Mライアン服OBJ』
  4. 『G2Mライアン服OBJ』を読み込む。
  5. (この時点で、マテリアルが別れていることを確認)
  6. 『G2Mライアン服OBJ』をGenesis 2 Maleにトランスファーユーティリティする。『ライアン服G2Mモーフ』
  7. 『ライアン服G2Mモーフ』に『ライアン服OBJ』をモーフローダープロする』

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これでOK!

 

サーフェイス名が変わることがあるけれど、サーフェイスができていれば改名だけなのでOK。

 


Marvelous Designer 3のゼロポーズ服を簡単にモーフに使う方法。

 

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Marvelous Designer 3のこのゼロポーズからDAZのゼロポーズに移行するために

今回はZBrush 4R6で袖を変形した。

20140717_Create3D0514

最初にトランスファーユーティリティするときはそれが必要だけれど

そこにモーフローダープロで読み込むのは、

↓これで読み込んで、Marvelous Designer 3ゼロポーズの服を着せて

20140717_Create3D0526

Daz Studio4.6でフィギアをゼロポーズにして

その服をZBrush 4R6に書き出し

その服を修正する方が、修正が簡単。

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Marvelous Designer 3は腕をわずかにおろした状態がゼロポーズなので

どうしても脇に布がたまる。

それをDaz Studio4.6のゼロポーズにすると、脇がぐちゃっとなる。

これは、腕を上げた状態でMarvelous Designer 3から書き出したものを

モーフにする以外、解決策はなさそう。


 

 

 

 

うっかりフィギア用の服を作ったときの対処方法

でした。

 

エンジョイ! & サンキュー♪

2014_07_16(水) pm09:39

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