【Daz Studio4.7】ライアンのプロモーションビデオを作る。16【服モーフ作成】

Daz Studio
Daz Studio作業記録

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Marvelous Designer 4とDaz Studio4.7で動画用の服モーフ作成しています。

【Daz Studio4.7】ライアンのプロモーションビデオを作る。16【服モーフ作成】

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ライアン・ゴールドスミスの服を作る | Create3D-3dCG制作作業日記


この記事でしてること。

  • 【チップ】MD4 激しいポーズをさせるときは、間のポーズを細かく書き出す。
  • 【チップ】MD4 ポーズの終わりに服の反動が出るので注意。
  • 【チップ】Daz 服モーフ適用は、前から当てて、後ろから解除していく。
  • 【リスト】タイムラインで服モーフを適用する手順。
  • 【チップ】DazとMD4のポーズの違いによるモーフの違い。
  • 【注意】ポーズモーフを入れる前にプロジェクト保存!
  • 【!】書き出さなくていいから、間のポーズを読み込んで、目的ポーズまで持っていけばいいんだ!
  • 【チップ】MD4 動いたときの服の勢いがほしい場合。
  • 【注意】最終書き出しする前に、メッシュの大きさは整えておきましょう。
  • MD4で繕えない破れはZBrush 4R6で調整。
  • ウェイトマップいじったときにメッシュ消したままだった。
  • ■今回の失敗。モーフを適用せずに登録して行ったこと。
  • Daz シャツに自動的に体型モーフが入ってた!素晴らしい!トランスファーユーティリティ!
  • 【チップ】ハイドライン モードにすると、肌と同系色のシャツの付き破りがよくわかる。

なんか、日に日にリストが長くなるな……

私が読み返すときに、全文読まなきゃいけないのが邪魔臭いんだ(笑)

タイトルからじゃ内容がわからないから。

 

このブログの一番の読者は私。多分。

私のアクセス記録は、ページビューとかには入らないようにしてる。


 

このポーズから

20150117_00Create3D3471

 

↓このポーズまで、一気に服モーフ移動しちゃいけないよね。

20150117_00Create3D3472

 

 

20150117_00Create3D347320150117_00Create3D3474

↑この間に↓ここらへんが必要だよね。

20150117_00Create3D3475

もう一段階いるかな。

↓これも一応書き出した。

20150117_00Create3D3477


こういう動きが大きいポーズってのんびりシミュ見てると

20150117_00Create3D3478

止まったときの反動方向に布が動いてしまう。

ポーズが止まる寸前にシミュを止めないと、動いた反動の布ポーズが取れない。

 

↑こういうポーズだと、シャツの裾は上に跳ねる。

けど、シミュを放置すると、反動で裾が下に激しく落ちる。

 

失敗したと思ったときは、先のポーズを一つ読み込んで

↓前のポーズに戻すと、ポーズが止まったときに反動方向に跳ね上がってくれるので

実ポーズの翻りに近くなる。

20150117_00Create3D3482


↑この理論で↓腹チラを獲得(笑)

20150117_00Create3D3483

上から下に手をおろしてるんだから、裾がめくれていいだろう!


前のフレームに戻すと服が破れてた。

20150117_00Create3D3485

 

そのフレームで新たに読み込んだモーフは、その前も全部継承されるから

(マテリアルとかも同じ。どこかで変更すると、前も全部変わる)

前のフレームでは、そのフレームよりあとのモーフをゼロにしなくちゃいけないんだ。

20150117_00Create3D3486

あとのフレームは、そのまま前のフレームを100%のまま読み込んでいる。

 

今回は、初めてだから様子を見ながら、実際にそのフレームまで動かしてから

モーフを読み込んでいるからこうなったけど

ゼロポーズで全部読み込んでからそのフレームでモーフをオンにすれば

こういう面倒くささはないと思う。

 

↑全部してからこれは失敗だとわかった。

 

一つ一つモーフを適用して、100%にしてから次を読み込まないと

『差分モーフ』にならないから、うまくいかない。

 

今、読み込みだけ先にして、モーフ適用をあとからしたら

全部ずれた(T_T)

やりなおしっ!

 

これは、けちってはいけない手間でした。


■タイムラインで服モーフを適用する手順。

たとえば、1-10のポイントにモーフを適用するとする。

  1. 1フレームで1の服モーフを読み込んで、モーフを100%にする
  2. 2フレームで2の服モーフを読み込んで、モーフを100%にする。
  3. 3~
  4. 4~
  5. 10~
  6. 9フレームに戻して、10の服モーフをゼロにする。
  7. 8フレームに戻して、10と9の服モーフをゼロにする。
  8. 7~
  9. 6~
  10. 1で2フレーム以降のモーフを全部ゼロにして、確認する。

■DazとMD4のポーズの違いによるモーフの違い。

OBJメッシュを読み込んだだけのMarvelous Designer 4では、

Dazのように、腕とか足とかが、間接からぐるんと『回転』して動きません。

 

あまり大きく動くポーズだと↓大きく動く部分が妙な変形をします。

20150117_00Create3D3491

 

↓この二つのポーズを、一気にしようと思わないように(笑)痛い目を見ます。

20150117_00Create3D347320150117_00Create3D3474

 

↓間にこれぐらいのポーズを二つ入れましょう。

20150117_00Create3D347520150117_00Create3D3477

------------------------

↓こういう動きも注意。

20150117_00Create3D351320150117_00Create3D3514

指が袖を引っかけてしまうので、服が爆発します。

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MMDでポーズを書き出せたら一番いいんですが

私の環境だと、MMDを読み込んでシミュレーションもしてくれるんですけど

そのあとMarvelous Designer 4がフリーズしてモーフが書き出せないので使えません。

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ポーズモーフを入れる前にプロジェクト保存!

そこからやりなおせばいいから!

『取り消し(Ctrl+Z)』きかないですからね!

 


股間が破れてる。

20150117_00Create3D348720150117_00Create3D3488

ここのポーズをどうにかしなきゃいけないかと思ったけど

まわりのモーフをいじったらどうにかなったので、ヨシとする。

20150117_00Create3D3489

 

後ろも破れてなかった。素晴らしい♪

20150117_00Create3D3490

ポーズモーフってなんて楽なんだろう♪


↓ポーズの合間に手がこうなるので、これが袖をすり抜けないポーズを選択しなきゃならない。

20150117_00Create3D3491

書き出さなくていいから、間のポーズを読み込んで、目的ポーズまで持っていけばいいんだ!

Genesis 2 Male服を作っておけば

キャラクター服でもある程度ポーズに追従はしてくれる。


今回は必要なかったけど

↓動いたときの服の勢いがほしい場合。

20150117_00Create3D3492

↑静止したあともめり込んだままだったので

これを修正する間に他の部分は収まってしまう。

 

これは↓服メッシュが肌メッシュより大きいから。

20150117_00Create3D3515

最終書き出しする前に、メッシュの大きさは整えておきましょう。

今回は、この作業記録書いてる時に気づいたのでもうしたくない。

 

MD4の自動四角ポリゴン、今初めてまじまじと見たけど、

しわが多いところを自動的に細かいメッシュにしてくれてるんだね!

そっかそっか!

 

ゼロポーズならしわよらないけど、ポーズとらせたらここはしわができる

ってところに先にタックで『より』をつけておいてから四角化して

タックを外してポーズさせればいいんだ?

 

これで、ほしいところに滑らかなしわがつく♪

 

でも、袖はタックつけててもこんなんだしな。

20150117_00Create3D3516

これは、前身頃だけ、分轄ふやしたのかな。

 

  • 前身頃が 10
  • 後身頃が 15
  • 袖が 20

だった。

 

作ったの半年前だったから、メッシュ調整したことすっかり忘れてたよ!

 

メッシュの細かさはここね↓

20150117_00Create3D3517

20が標準。

小さくするとメッシュが細かくなる。

 

5にすると、うちのマシンでもすんごいシミュ遅くなる。

 


↓袖口がみっともないので修正。

20150117_00Create3D349320150117_00Create3D3494

↑袖は、漫画的しわがよるようにタックがつけてあるのであまりふわふわしない。

20150117_00Create3D3498

 

↓この破れがどうにもならないので(メッシュが荒いから)

20150117_00Create3D3495

 

ZBrush 4R6でカタをつける。

20150117_00Create3D3496

 

ついでに袖口を少し、手首の軸に対して水平に修正。

20150117_00Create3D3497

こんなのはそれこそ数秒なので気にせず修正していく。

 


 

あり? サスペンダーが切れてるよ?

20150117_00Create3D350020150117_00Create3D349920150117_00Create3D3501

 

さっき、ウェイトマップいじったときにメッシュ消したままだったんだ。

20150117_00Create3D3502

↑全部表示させたら↓見えた♪

20150117_00Create3D350420150117_00Create3D3503

OKOK♪

 

あー、びっくりした!

 

こういう細かいことって、やったときにイチイチ書いてないから

あとから考えてわからないことがある。

そのために作業記録取ってるんだけど

やっぱり全部は書いてないからな。

 

やっぱり、作業するとき、録画しとこうかな。

といつも思うんだけど、これぐらいいいだろ、と思って、いつも大変な作業になって

録画しとけば良かった、って思う。

 

録画してると、途中で別の作業をしにくいし、勿論、

ぼーっと考えてるときは止めなきゃとか思うから

集中仕切れなくて面倒くさくなるんだよね。

 

考えるときって『今から考えよう』って考えないやん?

しばらく考えてから、「あ、止まってた」って思って録画を一時停止させる。

その時間って、見てる人には凄い無駄時間やん?

 

それと、さすがに、慣れた作業をパッパッとしてるのを録画するのは

見てる人もいいかと思うけど

ド素人の作業風景って、無駄過ぎて私も見るのいやなんだ。

だから、私もアップしたくないんだよね。

 

でも、私のために記録は残しておこうかな。

YouTubeにプライベートアカウント作ってしまえば、

ハードディスクのこと考えずにいくらでもアップできるわけだし。

 


■今回の失敗。

モーフを先にラストまで、モーフを適用せずに、先に作ってしまって

あとからそのフレームでモーフを適用して行った。

 

前述の注意点はこれをしたあとで書いたもの。

 

作業記録をとりながら作業をして

中断する場合はスリープさせて席を離れて、

戻ってきたときに記事を読み返すので

前の部分にあとの時間から加筆することがある。

 


そのあとで、219が破れてたから追加した。

20150117_00Create3D3505

その前後は、214と224、227

 

219が無い状態で、224以降のモーフを作ってるから

219を抜かないとフィットしない。

 

やっぱり、様子を見ながら前から当てていく方がこういう『戻り』がなくていいかもしれない。

 

ゼロフレームで全部モーフをあてたらどうかと、前述しているけれど

前のモーフに重ねて次のモーフを足しているので、それするとチグハグになる気がする。

→要検証→駄目だった。前からモーフ100にしていかないといけない。

 

フレームごとに全部モーフをつけていって、

前に戻りながら後ろのモーフをゼロにしていくのが早いかな。


シャツに、↓自動的に体型モーフが入ってた!

20150117_00Create3D3506

トランスファーユーティリティって、こういうの自動でしてくれるんだね!

凄いね!

 

20150117_121115 ズボンのモーフ完了。

開始時間メモってなかった……(T_T)

そんな時間食って無いはず。


シャツモーフ開始 20150117_121144

 

↓ ハイドライン モードにすると、肌と同系色のシャツの付き破りがよくわかる。

20150117_00Create3D3507

↓ここが破れてる。

20150117_00Create3D3508

いやいや、テストプレイしてるときなんて、肌色と違う服色をつければいいんだよ。

→テンションあがんないだろっ! ライアンは金色じゃないと!←ダメダメ。

 

今、髪の毛不可視にしてるだけでもテンション下がってるのに……(T_T)

ポーズ書き出しをするときに、いちいち不可視にするのがめんどいからずっと不可視にしてる。

 

中断。 20150117_123137

 

もう夜になっちゃったので記事を繰り越します。

 

 

 

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  • 【注意】最終書き出しする前に、メッシュの大きさは整えておきましょう。
  • MD4で繕えない破れはZBrush 4R6で調整。
  • ウェイトマップいじったときにメッシュ消したままだった。
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  • 【チップ】ハイドライン モードにすると、肌と同系色のシャツの付き破りがよくわかる。

 

【Daz Studio4.7】ライアンのプロモーションビデオを作る。16【服モーフ作成】

でした。

 

エンジョイ! & サンキュー♪

2015/01/17 22:04

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