【Maya】日本刀、歌仙兼定を作る。62【切羽行方不明w】

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Autodesk Maya 2014で日本刀、歌仙兼定を作る。

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切羽を調節する。

切羽と鞘がカタチ合ってない。

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この切羽ってどこでカタチあわせた?

塚だよね?

 

あれ?

柄と鞘のカタチって同じじゃないといけないのか!

考えたことなかった!

 

今更こんな穴にはまってたとは!

 

↓左の青いのが鞘で、右が柄。

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黄色の一番太い部分と、鞘が同じじゃないといけない。

 

現時点で一番修正が少ないのは、

柄の黄色い部分を鞘にあわせ、それにあわせて切羽も作り替える。

 

そうそう

柄と鞘の間には鍔が入るから、カタチが揃ってなくても気にならないと思ったんだ。

 

実際↓歌仙兼定鍔ではなく、全円の鍔だと、断面が互いに見えないから気にならない。

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切羽のカタチが違うのは駄目だけど。

 

そっか、切羽は前にも設置するから、

柄の断面と鞘の断面は同じじゃないといけないんだっ!

 

うっかり。

 

このメモをEvernoteについか↓

  • 3dを作るときの、事前調査
    • どこの大きさが一緒なのか。
    • どこの色が一緒なのか。
    • 二分割で作れるか?
    • 四分割で作れるか?

 

柄端を整える。

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【Maya】頂点を任意の軸で整列させる。【MEL】 | Create3D-3dCG制作作業日記

↑これで鞘から頂点を取って、柄はしに適用していく。

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柄と同じだけ鞘にエッジを増やす。

 

三つほど頂点を揃えてから

  1. 鞘からメッシュを複製して、
  2. 柄はしのメッシュを削除して
  3. ターゲット頂点でマージ

すりゃいいんじゃん。

と思いついた。

UVは作り直しになるけど。

 

切羽はテクスチャが必要なので、変形ですますのはキツイから、作り直しでいい。

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柄を半分にして、マージ。

 

フローでエッジループ入れると下にへこむ……なぜだよ……

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多分、この時点で、下にへこんでる部分の左のエッジがマージされてない。

この時は気づいてなかった。

 

UVを作り直し。

この面だけだから簡単♪

 

エッジループを入れようとして………………↓とがる。

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色々エッジを入れたんだけど、結果的に

↓エッジがマージされてない、ということが発覚。

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そして、これがしぶとく、100回クリックしてもマージされてくれなかった。

 

↓エッジで選択してマージ、頂点をセンターにマージしてもできない。

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↓この部分のフェイスを削除してアペンド。

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↓下一カ所だったのに、脇の二カ所に増殖!

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穴をふさぐ、したら、下はふさがったけど、ここはふさがらない↓

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結果的に、もう一度アペンドしたら、エッジマージする部分がなくなった!ヽ(´▽`)ノ

 

ということで↓ここ、一つずつ全部削除して、全部アペンドして、綺麗になった!

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よし、スムーズ確認しても綺麗綺麗♪

 

エッジマージツールでエッジマージできない境界エッジってなんなの?

 

とりあえず、一度だめでももう一度やるw

できるまでやらないとできないんだから、やるしかないんだ。

 

切羽に入れた真ん中のエッジは、

『Nightshade UV Editor』で処理しやすくするためのものなので

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UVが綺麗になったら削除する。

今、UVみて思い出した。

 

切羽が行方不明になったw

100倍にしYマイナスでマージして

Xマイナスでマージしようとしたら

↓こうなるから

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ピボットポイントを操作してたら

等倍に戻したときにどっかいったw

 

切羽は選択できる。

刀も選択できる。

けど、両方を選択してフォーカスしたら

↓こうなってしまって、切羽がXプラスにいるのかマイナスにいるかすらわからない。

20161009_00Create3D6118

 

切羽の移動数値は微々たるものだから、数字をいじっても戻せない。

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アトリビュートエディタのピボット情報を見る。

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↑ワールドで凄く動いているので、その逆方向にXで移動する↓

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戻ってきた戻ってきた!

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さっき、グリッドに揃えたのでまっすぐ。

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ここですべてをフリーズ。

 

この状態で斜めにして、角度を取得。

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前にメモしてた数値が会わないと思ってたんだ。

 

鍔回りは全部この角度でY軸回転がかかるので、とても重要な数字。

毎回目分量しなくても、この数値を入れると全部鍔に揃う。

 

 

 

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エンジョイ! & サンキュー♪

【この記事を書いた日 2016/10/09  8:23 】

 

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↑タグの統合そのうちします。

 

   ↑これ、Maya買ったらなるべく早い内に読む方がいい。 モデリングのスタートダッシュが早くなる。  

モデリング講師の方が書かれているので、

  • 『天才』が書いた本で、『ここはぐーっとディティールを書き込む』とか
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そういう、曖昧模糊とした所がない。

 

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それが、具体的に書かれているので、すぐに初心者脱出できます。

 

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テクスチャを自分で作るなら、

これも読んだ方がいい。

映画のテクスチャとか作っている人の本。

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