Autodesk Maya 2014で日本刀、歌仙兼定を作る。
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【Maya】日本刀、歌仙兼定を作る。61【マテリアル設定】 | Create3D-3dCG制作作業日記
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歌仙兼定の刀を作る | Create3D-3dCG制作作業日記
切羽を調節する。
切羽と鞘がカタチ合ってない。
この切羽ってどこでカタチあわせた?
塚だよね?
あれ?
柄と鞘のカタチって同じじゃないといけないのか!
考えたことなかった!
今更こんな穴にはまってたとは!
↓左の青いのが鞘で、右が柄。
黄色の一番太い部分と、鞘が同じじゃないといけない。
現時点で一番修正が少ないのは、
柄の黄色い部分を鞘にあわせ、それにあわせて切羽も作り替える。
そうそう
柄と鞘の間には鍔が入るから、カタチが揃ってなくても気にならないと思ったんだ。
実際↓歌仙兼定鍔ではなく、全円の鍔だと、断面が互いに見えないから気にならない。
切羽のカタチが違うのは駄目だけど。
そっか、切羽は前にも設置するから、
柄の断面と鞘の断面は同じじゃないといけないんだっ!
うっかり。
このメモをEvernoteについか↓
- 3dを作るときの、事前調査
- どこの大きさが一緒なのか。
- どこの色が一緒なのか。
- 二分割で作れるか?
- 四分割で作れるか?
柄端を整える。
【Maya】頂点を任意の軸で整列させる。【MEL】 | Create3D-3dCG制作作業日記
↑これで鞘から頂点を取って、柄はしに適用していく。
柄と同じだけ鞘にエッジを増やす。
三つほど頂点を揃えてから
- 鞘からメッシュを複製して、
- 柄はしのメッシュを削除して
- ターゲット頂点でマージ
すりゃいいんじゃん。
と思いついた。
UVは作り直しになるけど。
切羽はテクスチャが必要なので、変形ですますのはキツイから、作り直しでいい。
柄を半分にして、マージ。
フローでエッジループ入れると下にへこむ……なぜだよ……
多分、この時点で、下にへこんでる部分の左のエッジがマージされてない。
この時は気づいてなかった。
UVを作り直し。
この面だけだから簡単♪
エッジループを入れようとして………………↓とがる。
色々エッジを入れたんだけど、結果的に
↓エッジがマージされてない、ということが発覚。
そして、これがしぶとく、100回クリックしてもマージされてくれなかった。
↓エッジで選択してマージ、頂点をセンターにマージしてもできない。
↓この部分のフェイスを削除してアペンド。
↓下一カ所だったのに、脇の二カ所に増殖!
穴をふさぐ、したら、下はふさがったけど、ここはふさがらない↓
結果的に、もう一度アペンドしたら、エッジマージする部分がなくなった!ヽ(´▽`)ノ
ということで↓ここ、一つずつ全部削除して、全部アペンドして、綺麗になった!
よし、スムーズ確認しても綺麗綺麗♪
エッジマージツールでエッジマージできない境界エッジってなんなの?
とりあえず、一度だめでももう一度やるw
できるまでやらないとできないんだから、やるしかないんだ。
切羽に入れた真ん中のエッジは、
『Nightshade UV Editor』で処理しやすくするためのものなので
UVが綺麗になったら削除する。
今、UVみて思い出した。
切羽が行方不明になったw
100倍にしYマイナスでマージして
Xマイナスでマージしようとしたら
↓こうなるから
ピボットポイントを操作してたら
等倍に戻したときにどっかいったw
切羽は選択できる。
刀も選択できる。
けど、両方を選択してフォーカスしたら
↓こうなってしまって、切羽がXプラスにいるのかマイナスにいるかすらわからない。
切羽の移動数値は微々たるものだから、数字をいじっても戻せない。
アトリビュートエディタのピボット情報を見る。
↑ワールドで凄く動いているので、その逆方向にXで移動する↓
戻ってきた戻ってきた!
さっき、グリッドに揃えたのでまっすぐ。
ここですべてをフリーズ。
この状態で斜めにして、角度を取得。
前にメモしてた数値が会わないと思ってたんだ。
鍔回りは全部この角度でY軸回転がかかるので、とても重要な数字。
毎回目分量しなくても、この数値を入れると全部鍔に揃う。
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歌仙兼定の刀を作る | Create3D-3dCG制作作業日記
エンジョイ! & サンキュー♪
【この記事を書いた日 2016/10/09 8:23 】
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↑タグの統合そのうちします。
↑これ、Maya買ったらなるべく早い内に読む方がいい。 モデリングのスタートダッシュが早くなる。
モデリング講師の方が書かれているので、
- 『天才』が書いた本で、『ここはぐーっとディティールを書き込む』とか
- 『だから、そこをどう書き込むんだよ!!』みたいな
- 『そこ、飛ばしたけど、そこが知りたいねん!』みたいな
そういう、曖昧模糊とした所がない。
- 『なぜできない』のか?
- 『どうやったらできる』のか?
- 初心者がどこでつまずくのか?
- それをどうやって解決するのか?
- プロでも、独学でしていたら気付かずに苦労しているのはココ。
- こうしたら、初心者でも、プロ波のツールにできる!
それが、具体的に書かれているので、すぐに初心者脱出できます。
基本はマヤを使っていますが、
モデリングの基本はブレンダーでも流用できる『考え方』です。
私が初期に買ったのは下記の6冊。
[digital]TEXTURING & PAINTING | テクスチャを自分で作るなら、 これも読んだ方がいい。 映画のテクスチャとか作っている人の本。 |
はっきり言うと、精神論なんだけど、
『リアルなテクスチャを作るなら、ここまでやるんだ?』という
『プロの最高峰』が見える。
別に自分が最高峰にならなくても、最高峰を知っておくことは重要。
この人も天才だから、私には意味不明のところがあったけど
それ以外の『理屈』ははっきり書かれている。
『理屈から入る』人には最適。
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