Autodesk MayaAutodesk Maya 2014で天守閣内装を作る。
↑このレンダリングはDaz Studio4.8 ライト無し
天守閣を作る理由。
↓この飲み会は天守閣でやってて、階段を上がってくるシーンがあるので、その背景を作る。
Dazからこの三人を覆えるキューブを作成。OBJ書き出し。
内装だけでいいので↓こんな感じにする。
以前作った、武家屋敷の玄関の具材を流用。
【Maya】武家屋敷の玄関を作成 1 | Create3D-3dCG制作作業日記
不要なのを削除。
↓キューブを持ってきて大きさを確認。
窓に座るキャラを持ってきて、窓の高さを設定。
日本家屋の間取りなら、規格の高さに合わせるけど
天守閣の窓は規格が無いようなので、フィギアに合わせて作る。
見下ろすための窓だから、低めについてる。
といっても↑このキャラ、足めっちゃ長いので
そんな低い位置ではない。
鴨居の高さが、180センチ(規格)
このキャラは、169センチ。
Mayaで↓ここまで作る。
壁は、一面だけDazに書き出して、Dazのインスタンスで設置する。
けど、今回の目安としてMayaだけで囲って床を作成。
階段の穴を空ける。
柱を持ってきて、
ななめにして、
階段を作成。
ああ……手すりの柱が真ん中になってない(T_T)
天守閣内装完成♪
下の階は、この階と同じ壁をDazで設置する。
天上も一応作っておこう。
天井があると、俯瞰が撮影できるので迫力が出る。
天上のスクショが残ってない。
四角の真ん中に頂点を作り、3辺を削除。
ここでUVを作って、真ん中の頂点を屋根の角度に持ち上げる。
梁も、8角形円柱プリミティブのUVをそのまま使ってる。
Dazで設置。
OBJをエクスプローラからまとめてドロップしたら複数を一気に読み込める!
↑梁は自然木を丸太で使ってるので歪んでる。
三カ所エッジ切ってるだけ。
気になればDazでサブデビジョン掛けるけど、絶対気にならない。
↓壁を軸反転させると黒くなっちゃうけど、レンダリングはできるのでオーケー♪
インスタンスで設置していく。
なぜインスタンスなのか。
Mayaでくみ上げたものをポンと持ってきた方が20倍早いけど
壁とか柱は同じなんだから、インスタンスで設定すると、レンダリングが早いらしい。
これぐらいのメッシュだとかわんないかな。
とりあえず、ストマで使う限りは、数人を呼び出すこともあるので、背景は軽いにこしたことは無い。
インスタンスは、グループをインスタンスすることはできるけど、
グループに内包されているインスタンスをコピーはしてくれないっぽい(T_T)
これができたらすっっっごい捗るんだけどな。
コピーにすると↑元アイテムからずれる。
ペアレンツにすると、元アイテムと同じ所に出現してくれるのでまだやりやすい。
今回だと、他三面の壁を二個ずつ作るので、合計 7つのインスタンスを作るけど
複数インスタンス作成ですると、まったく別の場所に出て来られるので
一つ一つ、元アイテムからインスタンスする。
階段の方の壁は消すことがまずないので、そこに元アイテムを置く。
元アイテムを不可視にすると、インスタンスは全部不可視になる。
一度、Mayaで全部作ったものと、インスタンスで作ったもののレンダリング時間を確認してみよう。
結構、人数が増える予定なので、かるけりゃ軽い方がいいんだけど
インスタンスが本当に、Mayaでアイテム作るのと似た時間必要なんだ。
階下にも、壁と床を見えるところだけインスタンスを作成。
下階の床は、Dazでプレーンを設置。
壁を東西南北にわけて、そこだけ不可視にできるようにする。
カメラの邪魔にならないように。
階段は『床』グループに入れる。
窓も左側だけが開く(笑)
右側も開けられるようにする予定だったけど、忘れて壁と一緒に書き出してしまった。
Dazでマテリアルをつけて完成♪
ほーら、こんなテキトーメッシュでも、マテリアルつけたらこーんな綺麗♪
うん、全然気にならない。
木目マテリアルは↓これ。
角度違いが入っているので、正目が必ず出てくれるのが嬉しい♪
今回はMayaでちゃんと、UV張ってきたのでキレイキレイ♪
ただ、床が巨大な一枚板になってる(笑)
人物の背景に使う。
実際に漫画で使うとこんな小さい。というか、どうでもいい扱い。
あくまでも人物がメインなんだから、力入れて背景作らなくていいんだ。
気を抜いて、パッパと作っていこう♪
一度作ってしまえば、パースとか何も考えなくていいのが、
本当に3dのいいところ♪
よし、ストマ作成を続ける。
↓このストマのためにこの背景作った♪
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↑タグの統合そのうちします。
エンジョイ! & サンキュー♪
【この記事を書いた日 2015/11/14 9:28 】
↑これ、Maya買ったらなるべく早い内に読む方がいい。 モデリングのスタートダッシュが早くなる。
モデリング講師の方が書かれているので、
- 『天才』が書いた本で、『ここはぐーっとディティールを書き込む』とか
- 『だから、そこをどう書き込むんだよ!!』みたいな
- 『そこ、飛ばしたけど、そこが知りたいねん!』みたいな
そういう、曖昧模糊とした所がない。
- 『なぜできない』のか?
- 『どうやったらできる』のか?
- 初心者がどこでつまずくのか?
- それをどうやって解決するのか?
- プロでも、独学でしていたら気付かずに苦労しているのはココ。
- こうしたら、初心者でも、プロ波のツールにできる!
それが、具体的に書かれているので、すぐに初心者脱出できます。
基本はマヤを使っていますが、
モデリングの基本はブレンダーでも流用できる『考え方』です。
私が初期に買ったのは下記の6冊。
[digital]TEXTURING & PAINTING |
テクスチャを自分で作るなら、 これも読んだ方がいい。 映画のテクスチャとか作っている人の本。 |
はっきり言うと、精神論なんだけど、
『リアルなテクスチャを作るなら、ここまでやるんだ?』という
『プロの最高峰』が見える。
別に自分が最高峰にならなくても、最高峰を知っておくことは重要。
この人も天才だから、私には意味不明のところがあったけど
それ以外の『理屈』ははっきり書かれている。
『理屈から入る』人には最適。
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