ShadeドリームハウスとAutodesk Maya 2014で和式公衆浴場を作る。
ちょっと温泉っぽくて、大きな洗い場のある所。
作る目的。
↓これを買ってたんだけど、洗い場が三つ。 i13 Sento
今回、10人以上でお風呂に入ってるシーンが欲しいので
ヒトサマのを改変するのも申し訳ないから 自分で作ることにする。
必要条件
- 洗い場が六つ。
- 湯船部分は丸い。(角度的に四角いマスに入るように)
- 温泉っぽく、湯船部分のへりは石で囲いたい。
- 中に柱を作らない。
Shadeドリームハウスから参考部品を貰う。
Shade用に書き出し、ShadeでOBJに書き出してMayaに持ってくる。
相変わらず↓こんなこみいったメッシュになってる。
Genesis 2 Maleは180センチ。 大きさはこんなもんでいい。
カランを作る。
このカランだと操作が邪魔臭いので、温泉によくある、押して出るタイプにしたい。
なぜナイフが並ぶ?
『カランビット』がスミス&ウエッソンの作っている軍用ナイフなんだとか。へー!
↓さぁ殺りまっせ! っていう、意気込みを感じるデザインが凄い。
今度作ってみようか♪
『カランダッシュ』はスイスの高級筆記具メーカーだって。
このボールペンかっこいい!
だから、カランだよ!
↑コレコレ! 超便利!
腱鞘炎の私でも、手首を捻ることなくお湯が出るスグレモノ!
水道の蛇口を捻る、って動作が、かなり痛いから、マジ助かる。
把手を作る。
プレーンを出して分割挿れようとしたらとんでもないことになった。
これは、拡縮ツールでプレーンを拡大したあとで分割を挿れたからだった。
最初から、ヒストリ?で大きさも変えていたら綺麗に分割が入る。
この機能なんていうんだっけ?
機能がわからないから検索ができない(笑)
把手完成。
カランを作成。
パスですると綺麗にならない。
押し出しですると
エッジフローの分割いれるとこうなる(T_T)
こんなの、自動で綺麗に曲がらないの?
凄い! 凄いけど、今ほしいのはこういうんじゃないんだ。 けど、これは凄い!
Zで行こう!:円周に沿ったフォールオフ modo 302 – livedoor Blog(ブログ)
↑Mayaじゃないけど、こんな動かし方があるんだね!
ピボットを原点に戻す。
Autodesk Maya オンライン ヘルプ: ピボット ポイントを変更する正確な値を指定してピボット ポイントを移動するには
ボーナスツールで↑こういうことできるって書いてるんだけど
borndigitalのブログ:Maya tips:BonusToolのちょっと便利なPivot編集2016改 – livedoor Blog(ブログ) BonusTools>Modify>Zero Pivot Tool>Move Pivot to Origin and Zero All Valueで、Freezeをかけつつ、ピボットも原点に移動した状態になる。つまり、TranslateもPivotも一気に全部0にすることができます。
Zero Pivot Toolってのが無いのね。↓
赤枠の中がピボットなんだけど、原点に戻るようなのは無いの。
けど、一番下のが、オブジェクトの下端とか上端にピボットを移動できる! これは便利♪
今、ピボットを原点に戻したかったのは
↓こういう原点を基準にしたミラーをしたかったからなんだ。
↓そういう機能がボーナスツールにあった
とりあえず、ピボットを原点に戻すのは手動、ということで、今回のピボット問題は解決した。
蛇口周り完成。
こういうの、複雑に見えるけど、分解して一つ一つ作ったら大した形じゃないんだよね。
もちろん、簡便化して作ってるからだけど。
漫画レンダリングの私にはこれで十分なんだ。
カランの、90度曲がるあたり、どうにか簡単にできるでしょ、とツイートしたら
『ブリッジ機能でできますよ』って教えていただいた! 感謝!
スターターチュートリアルで『ブリッジ機能』自体は知ってたんだけど
こういうふうに使うものだと思いつかなかった!
やっぱり基礎をもう一度するべきだね。
基礎チュートじゃなくて、基礎機能で何ができるのか。
とりあえず、モデリングツールに一覧されているツールを一通りやってみる。
ベベルぐらいしか知らないんだもんな。 Mayaもったいない!
シャワーヘッドを作る。
球から作ろうかと思ったけど、立方体から作った。
Daz Studio4.8でサブデビジョンかけるとこうなるので、これで完成とする。
このぐらいの分割でも、Dazでは自動で一段階スムーズが入るのでなんら問題ない。
アップにするときだけ、別にシャワーヘッドを作ってそれをサブデビジョン掛ければいい。
誰もシャワーヘッドなんて注目してない。
『背景』はなるべく手を抜く。メッシュを軽くする。
シャワーのホースを作る。
ホースはさすがにパスで作った方が簡単かなぁ。
シャワーヘッドをどこに固定したらいいのかわからないので、基礎部分を作る。
棚を作るには椅子の高さがわからないといけないので、椅子を先に作る。
Dazの椅子とGenesis 2 Maleの膝丈から椅子の高さのキューブを取得。
この高さのキューブを、椅子の高さテンプレとして保存しておく。
一般的な道具類は、世界標準として、160~180センチの身長で使いやすいように
高さが決められているらしい。(↓この時に調べた。
【Daz Studio4.6】車をいじる | Create3D-3dCG制作作業日記)
なので、180センチのGenesis 2 Maleにあわせると上限で作ることになるので 少し低めに作る。
こういう椅子を作る。
四分の1作って特殊複製。
ベベルつけて完成。
椅子に合わせて棚の高さを決め、それにカランを取り付ける。
シャワーヘッドの留め具を作成。
ホースは、あとで動きモーフを作るので、パスで作っておいた方がいいと思う。
いや、テキトーに作って、ZBrushでモーフ作ればいいか。
ここらへん、パッとしたので画像が一枚も無かった。
だから、初心者の内に作業記録付けてたんだ。
なれてくると、作業記録なんか取らずにパーッとやって足跡が残らないから。
もっとうまくなったら、『作業記録』じゃなく『メイキング』を作りますね。
作業記録は、あくまでも私のための記事だから。
Daz作業
サーフェイスを適当に全部分けて、OBJで丸ごと書き出す。
(椅子とか動かせない) Dazでサーフェイスを付けてから、インスタンス。 並んでくれるんだね!
床と壁はプレーンで作成。
鏡と床は他のアイテムからサーフェイス借りてきた。
できた。
ほら、もうDazでマテリアルつけることなんてなれてるからイチイチ作業記録取らないのね。
この記事を書きながら、四時間半ぐらい。
関連記事UV習熟 | Create3D-3dCG制作作業日記
3Dで髪の毛を作成する | Create3D-3dCG制作作業日記
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↑タグの統合そのうちします。
エンジョイ! & サンキュー♪
↑これ、Maya買ったらなるべく早い内に読む方がいい。 モデリングのスタートダッシュが早くなる。
モデリング講師の方が書かれているので、
- 『天才』が書いた本で、『ここはぐーっとディティールを書き込む』とか
- 『だから、そこをどう書き込むんだよ!!』みたいな
- 『そこ、飛ばしたけど、そこが知りたいねん!』みたいな
そういう、曖昧模糊とした所がない。
- 『なぜできない』のか?
- 『どうやったらできる』のか?
- 初心者がどこでつまずくのか?
- それをどうやって解決するのか?
- プロでも、独学でしていたら気付かずに苦労しているのはココ。
- こうしたら、初心者でも、プロ波のツールにできる!
それが、具体的に書かれているので、すぐに初心者脱出できます。
基本はマヤを使っていますが、
モデリングの基本はブレンダーでも流用できる『考え方』です。
私が初期に買ったのは下記の6冊。
[digital]TEXTURING & PAINTING |
テクスチャを自分で作るなら、 これも読んだ方がいい。 映画のテクスチャとか作っている人の本。 |
はっきり言うと、精神論なんだけど、
『リアルなテクスチャを作るなら、ここまでやるんだ?』という
『プロの最高峰』が見える。
別に自分が最高峰にならなくても、最高峰を知っておくことは重要。
この人も天才だから、私には意味不明のところがあったけど
それ以外の『理屈』ははっきり書かれている。
『理屈から入る』人には最適。
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