【Maya】日本刀、歌仙兼定を作る。 22【uvを作っていく】

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Autodesk Maya 2014で日本刀、歌仙兼定を作る。

 

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【Maya】日本刀、歌仙兼定を作る。21 【暫時まとめ】 | Create3D-3dCG制作作業日記

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  歌仙兼定の刀を作る | Create3D-3dCG制作作業日記

 

歌仙兼定を作るのを棚上げにするという決定。

最近、刀剣講習に行って、今作っているものがいろいろ違うことが発覚w

刀剣のこともまともに知らないメッシュ作成発展期に作り始めたのだから仕方ないけど

このままだと、講習に行くたびに新事実を知って、『作り直したい』欲求があがるので

今作っている刀は『日本刀』として完成させ

『歌仙兼定』はそのあと、『うん、歌仙兼定はもうわかった!』と思ってから暇を見て作ることにする。

 

とういことで、現在のメッシュで確定して、UVを作っていく。

 

どうせなので、記事タイトルはこのまま、数字を増やしていく。

 

何が違うって、あんなに苦労して作りなおした柄巻が違ってててん

やりなおそうかどうしようかと迷っててここ最近何もできなかったので

一切、作り直さない、方針で先に進む。

 

『作り直す』ってのは私にとって『創作』ではない。

『創作』は楽しいけど、『修正』は楽しくない。

その『楽しくない』ことをしたくないから、後回しにして、本当にここ二週間何も3dは進んでない。

(別方向に、服は作ってたけど)

 

『悩む』ことは無駄なんだ。

やるのか、やらないのか。

 

修正したくないなら、今のものをあげるしかなく

今のものを完成させるなら『歌仙兼定』って言わなきゃいいんだ。

それだけの話し。

 

日本刀をまじめに作ったことが無いのに、

すでにモデルがあるものを作ろうとしたのが間違いだったと思えばいい。

最初は類似品のレプリカを作ればいいんだ。

 

過去に、メッシュ習熟で↓こういう小物を作ったよ。

【Maya】3dで簪を作る【UV習熟 2日目】 | Create3D-3dCG制作作業日記

 

【MD4】座布団を作る。【UV習熟 3日目】 | Create3D-3dCG制作作業日記

 

【Maya】火鉢を作る。【UV習熟 1日目】 | Create3D-3dCG制作作業日記

 

↑こういうのはペロッと作れたんだ。

↓こういう流し台とかも、ぺろっと作れたんだ。

【Maya】 和式公衆浴場を作る。【Shadeドリームハウス】 | Create3D-3dCG制作作業日記

メッシュある程度作れるようになったな、って錯覚するやん?

まだ、ガンダムみたいな、細かいものは作れないけど、

日本刀って刀身と柄と鍔と鞘だけだから、↑これが作れたらつくれるだろうって思うやん?

 

そして、前に↓『刀自体』は作ったことがあった。

【ギャラリー】刀作ったので、お披露目~♪【Daz Studio4.6】 | Create3D-3dCG制作作業日記

 

だから、日本刀は、テクスチャの問題だと思ってたんだ。

 

実際、↓ローポリの刀はできたんだからさ、できたといって間違いではないんだ。

【Maya】日本刀、歌仙兼定を作る。21 【暫時まとめ】 | Create3D-3dCG制作作業日記

これを高ポリにしようとしたときに、刀剣講習行き始めて

『最初から全部違うっ!』ってことに気づいてしまってw

『作り直したい』が発生して、

それにもうチョット技術が必要、って話になったんだ。

 

で、『修正』するのがいやで放置して

一つできていないのにほかのことをするのもいやになって、

3d一切触らなくなって

それが気になって他のことも進まない、という暇人ならでわの悪循環にw

(その間にEvernoteいじってて、システム完成させたけどね)

 

今回は、黒漆太刀拵えでいく。

あとで、別部品として、鍔とか、鞘の色替えとか、柄巻とか作ればいい。

今は、『何ものでも無い刀』として進める。

まぁ、元が歌仙兼定を写してるから

室町後記の刀になるけど、そこら辺もあまり考えずにテクスチャ作ることにする。

 

メッシュ作りたてに美女を作るな。

と、私はこのブログでも何度も自分に言い聞かせてきた。

『人間』は難しいから。

最初から、『キレイ』を作ろうとすると、メッシュ技術も無いのに、完成しないって

自分でわかってた。

 

今私は、日本刀を作るのが初めてなのに、日本刀の美人を作ろうとしてたんだ。

 

以前に作った火鉢や簪は『銘』のあるものではなかった。

たんにグーグル画像検索の数枚から平均をとって作っただけなんだ。

『名前のある美人』ではなかった。

 

人間だけではなく

『その種類』のメッシュを初めて作るときに『美人(名前のあるもの)』を作ってはいけない。

それを目指すのはいい。

モチベーション上がらないから。

でも、『できなかった時』に『これはここで暫時完成とする』という

『目標変更』ができないと、いつまでたっても終わらないことになる。

 

今回それを痛感した。

 

最初から美人を作ろうとしてはいけない。

実際、刀身を作るときも、かなり気を使ってたw

 

『美人を作る』のは『趣味』。

『十人並み』をたくさん作って、腕を上げてから美人を作ろう♪

 

 

【迷ったときに読むノート】混乱した作業中に迷いが生じたときはほとんど間違いであるw 最初にちゃんと調査したと思うのなら、新しく資料を探すのではなく、最初の作業記録を読みかえせ。

↑というのを、Evernoteで書いてたw 今見つけて、凄く救われた私。過去の自分に感謝。

まじか、過去の私!

今、めっちゃ救われたよホント。

 

そうそう、私は作業開始に必要な資料を集めて始めてるんだから

作業を進めたあとで新しい資料を探したら、『最初の作業計画』が変わるのは当然なんだ。

今、刀剣講習とか行って、『別の資料が出てきた』状態。

 

最初に集めた資料で始めてるんだから、

その資料で完成させて

新しい資料で出たことは、

その完成させたものからまた発展させればいい。

 

現時点でも高ポリに作り直したあとで、柄巻をやりなおしてるから

二回の大きな制作変更が入ってるんだ。

 

これだけ大きな制作変更は、別プロジェクトを作らなければならないものなのに

それを一つの作業でやってしまっているから『完成しない』と思ってる。

制作変更したときに、その前のを完成、させていけばいいんだ。

 

『暫時完成』してしまえば、制作変更したかったものは『趣味』で後回しにできることに気づく。

今の技術では簡単にできないことにも気づく。

 

『できないから失敗』ではなく、『できないからできるまであとまわし』にするだけの話し。

『できない いこーる 失敗』ではない。

現時点での技術が足りてないだけ。

 

今私は3dメッシュ発展途上なんだから、すぐできるようになる♪

だって、作りたいものがそこにあるんだから。

 

作りたいものが無い場合に技術を向上させようというのは拷問になるけど

作りたいものがあるんだから、それを作るための最短の技術だけを身に着けていけばいいんだ。

 

 

ごたくついでに書いてしまうけど

テレビ地上波の『プレバト』という番組で俳句のコーナーが大好きだ♪

それで最近よく『俳句の容量がわかってない』って先生がおっしゃってる。

 

小説家が俳句を作ると、

一本の小説を俳句の17音に閉じ込めてしまうから、

そりゃ壮大なものにはなるけど、まとまりがつかなくもなる。

 

映像で言うと、小説は映画。

俳句は写真。

写真で映画を表現しようってのはどだい無理なんだ。

 

無理なことに挑んで、無理だと諦めて、『失敗した』と自分を責め、精神を病んでも誰も喜ばない。

最初から無理だった、という一番重要な『現実』を見ていないが為の『失敗』でしかない。

 

富士山に登れないのにエベレストに登るのは無理なんだ。

無理なのを無視して、エベレストに登れないから私は駄目なんだ、ってのは

本当に頭が駄目なんだ。

 

 

3d作業に関わらず、

最初にプロジェクトを立てた段階で、

どれぐらいの作業量のプロジェクトなのか』は確定しておかないといけない。

それ以上になったら、別プロジェクトにして、あとで合体させるなり

しないといけない。

 

それに気づかず、別プロジェクトにするような変更点を

そのままそのプロジェクトで進めてしまうから、『いつまでたっても終わらない』ってなる。

 

『大きな変更点』が出た時点で

これまでの作業を暫時完成、させないといけない。

 

完成させて、そのプロジェクトを終えた状態で、

そこから、別のプロジェクトとして、変更を加えて行く。

 

そこで、現状のプロジェクトを終了させるのに、数日かかろうが

まず最初の計画で完了させる。

そののち、変更点を別プロジェクトで開始する。

 

これは勿論、技術力発展途上で、お金が絡まない『個人の修練時』の話し。

小さな話し。

 

お金が絡んで締め切りがある時にこんなことをしていてはいけない。

それこそ、大きな変更点が出たら、クライアントに報告して裁可を仰がなければならない。

 

ということで、

とにかく、この現状の刀自体は『日本刀』として仕上がってはいるから

それでUVを割っていく。

 

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歌仙兼定の刀を作る | Create3D-3dCG制作作業日記

 

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↑タグの統合そのうちします。

 

 

エンジョイ! & サンキュー♪

 

   ↑これ、Maya買ったらなるべく早い内に読む方がいい。 モデリングのスタートダッシュが早くなる。  

モデリング講師の方が書かれているので、

  • 『天才』が書いた本で、『ここはぐーっとディティールを書き込む』とか
    • 『だから、そこをどう書き込むんだよ!!』みたいな
  • 『そこ、飛ばしたけど、そこが知りたいねん!』みたいな

そういう、曖昧模糊とした所がない。

 

  • 『なぜできない』のか?
    • 『どうやったらできる』のか?
  • 初心者がどこでつまずくのか?
    • それをどうやって解決するのか?
  • プロでも、独学でしていたら気付かずに苦労しているのはココ。
    • こうしたら、初心者でも、プロ波のツールにできる!

それが、具体的に書かれているので、すぐに初心者脱出できます。

 

基本はマヤを使っていますが、

モデリングの基本はブレンダーでも流用できる『考え方』です。

 

私が初期に買ったのは下記の6冊。

Maya スタジオプロジェクト Dynamics - Mayaで作成するリアルな大地、風、火、水のエフェクト田島光二作品集 & ZBrushテクニック (KOUJI TAJIMA ARTWORKS & ZBrush Technique)[digital]TEXTURING & PAINTINGMaya実践ハードサーフェスモデリング:プロップと背景から学ぶワークフロー (CG Pro Insights)Maya 3D スーパーテクニックAutodesk Mayaキャラクターモデリング造形力矯正バイブル -へたくそスパイラルからの脱出! ! - 

 


[digital]TEXTURING & PAINTING

テクスチャを自分で作るなら、

これも読んだ方がいい。

映画のテクスチャとか作っている人の本。

はっきり言うと、精神論なんだけど、

『リアルなテクスチャを作るなら、ここまでやるんだ?』という

『プロの最高峰』が見える。

 

別に自分が最高峰にならなくても、最高峰を知っておくことは重要。

この人も天才だから、私には意味不明のところがあったけど

それ以外の『理屈』ははっきり書かれている。

 

『理屈から入る』人には最適。

 

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