【Maya】日本刀、歌仙兼定を作る。19 【柄巻を作り直す 二回目】

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Autodesk Maya 2014で日本刀、歌仙兼定を作る。

 

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柄巻が仕上がったところで、『歌仙拵え』の柄巻ではないと気づいたw

今回は『歌仙拵え』じゃないようにしたら一件落着だったんだけど

ZBrushでの鍛練のためにも、作り直す。

 

ZBrush 4R7でパスを使って、やってみようと思う。

インサーネットメッシュブラシで行こう。

 

ZBrushでインサーネットメッシュブラシを作る。

柄に柄巻を13回まくので、ZBrushでわかりやすいように、印をいれる。

20160531_00Create3D2135

エッジを選択してベベル。

ベベルを選択して押し出しでマイナス厚み。

20160531_00Create3D2136

 

柄巻ようのメッシュを作成。

20160531_00Create3D2137

 

インサートメッシュブラシとしては登録。

20160531_00Create3D2138

 

ウエルドすると、ぐしゃっとなる。なせ?

20160531_00Create3D214020160531_00Create3D2139

【ZBrush】インサートメッシュブラシを作成してウエルドできない場合。【解決】 | Create3D-3dCG制作作業日記

↑この方法で解決。

メイクポリメッシュ3dにしてなかっただけ。

 

とりあえず、インサートメッシュブラシでやると邪魔クサイということが判明。

Mayaで作成する。

 

柄からメッシュを取り出してデタッチ、後、高さを変える。

20160609_00Create3D2197

 

ZBrushでつまむ無部分をクロスさせていく。

20160609_00Create3D219820160609_00Create3D2199

 

クロスした真ん中をつまむように細くする。

20160609_00Create3D220020160609_00Create3D2201

Mayaに戻す。

 

よくみたら、やっぱり諸捻り巻だったw

なんというか、体調悪いときに決定しちゃだめだね、っていう証拠だね。

これをどうやって繕うかと、二週間ぐらい放置してしまったよ。

 

元に戻る(T_T)

 

なにやってんだろうね一体。

混乱してるんだろうね。

 

もう一度のせとくw

20160609_00Create3D2202

ただこれ、捻りの方向が違うねん……(T_T)

一個おきに逆向きにひねっててん。

 

よくみてやれよ、って本当にねぇ。

今回はもう、このまま行く。

 

いや、気持悪いので、やっぱり逆にする。

 

なんでここでうろうろしているのかというと

『歌仙兼定拵え』という刀の装飾なのね。

名前がついてるのよ。

 

これが、どこにかかってるのかわからないの。

この柄巻の向きも『歌仙兼定拵え』に入ってたら、向きが違うだけで『歌仙兼定拵え』にならないやん?

 

どれがそうかわからないから、全部まねしないといけないんだよ。

私が気持わるいんだから仕方ない。

 

これがたんに『日本刀を作る』だったら、このまま完成にしてるねん。

 

柄巻の捻り部分を逆にする。

20160609_00Create3D2204

 

-Xで逆にして縫合しなおした。

20160609_00Create3D2206

けっこう簡単にできたわ。

 

20160609_00Create3D2208

 

よし。

 

柄尻の飾りを繕う。

(すっかり忘れてた)

 

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歌仙兼定の刀を作る | Create3D-3dCG制作作業日記

 

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↑タグの統合そのうちします。

 

 

エンジョイ! & サンキュー♪

【この記事を書いた日 2016/06/11  6:52 】

 

   ↑これ、Maya買ったらなるべく早い内に読む方がいい。 モデリングのスタートダッシュが早くなる。  

モデリング講師の方が書かれているので、

  • 『天才』が書いた本で、『ここはぐーっとディティールを書き込む』とか
    • 『だから、そこをどう書き込むんだよ!!』みたいな
  • 『そこ、飛ばしたけど、そこが知りたいねん!』みたいな

そういう、曖昧模糊とした所がない。

 

  • 『なぜできない』のか?
    • 『どうやったらできる』のか?
  • 初心者がどこでつまずくのか?
    • それをどうやって解決するのか?
  • プロでも、独学でしていたら気付かずに苦労しているのはココ。
    • こうしたら、初心者でも、プロ波のツールにできる!

それが、具体的に書かれているので、すぐに初心者脱出できます。

 

基本はマヤを使っていますが、

モデリングの基本はブレンダーでも流用できる『考え方』です。

 

私が初期に買ったのは下記の6冊。

Maya スタジオプロジェクト Dynamics - Mayaで作成するリアルな大地、風、火、水のエフェクト田島光二作品集 & ZBrushテクニック (KOUJI TAJIMA ARTWORKS & ZBrush Technique) [digital]TEXTURING & PAINTINGMaya実践ハードサーフェスモデリング:プロップと背景から学ぶワークフロー (CG Pro Insights) Maya 3D スーパーテクニックAutodesk Mayaキャラクターモデリング造形力矯正バイブル -へたくそスパイラルからの脱出! ! - 

 


[digital]TEXTURING & PAINTING

テクスチャを自分で作るなら、

これも読んだ方がいい。

映画のテクスチャとか作っている人の本。

はっきり言うと、精神論なんだけど、

『リアルなテクスチャを作るなら、ここまでやるんだ?』という

『プロの最高峰』が見える。

 

別に自分が最高峰にならなくても、最高峰を知っておくことは重要。

この人も天才だから、私には意味不明のところがあったけど

それ以外の『理屈』ははっきり書かれている。

 

『理屈から入る』人には最適。

 

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