【Maya】蜻蛉切の戦正装を作る 1【3d服作成】ごたく&袴作成

3Dいじり
3Dいじり3dでマイキャラ作成3Dを自作するMaya作業記録

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Daz Studio4.8フィギア用の服を【Autodesk Maya 2014】で作成する。

 

公式蜻蛉切(とんぼぎり)さん。↓

刀剣乱舞-ONLINE- クリアしおり 蜻蛉切

↑左の派手なのが戦正装。

 

↓槍も作ったよ♪

蜻蛉切の槍を作る | Create3D-3dCG制作作業日記

 

↓右側の内番服は作成済み。

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【D|S】蜻蛉切の内番服を作る6【完成】 | Create3D-3dCG制作作業日記

 

Marvelous Designer 5ではなく、なぜMayaで作るのか。

すでに、布シュミレーション専門ソフトである、Marvelous Designer 5(MD5)で

袴を作っているのに、なぜいまさらMayaで袴を作り直すのか。

 

まずMarvelous Designer 5を知らない方向けに、

MD5の最大の利点をお教えしよう!(えっへん!)

 

MD5は型紙を2Dウインドウで作って、3dウインドウでフィギアに着せていく。

その『型紙』がそのままUVになるために、UV展開が必要ない!(ブラボー)

そして、自動布シミュなので、本当にさくっと服ができる。

 

なのになぜ、いまさらMayaで服を作ろうとしているのかと言うと。

MD5で袴を作るのがすんごい大変だったから。

 

↓この箱襞の部分で、一つのラインに三つのメッシュが重なるので凄く大変。

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Marvelous Designerで袴に奮闘している作業記録。

【MD4】3dで和泉守兼定の服を作る。27 | Create3D-3dCG制作作業日記

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でも、Mayaだから布シミュレーション完璧かと言うと↓こういう問題が発覚してる。

【Autodesk Maya 2014】nCloth、すり抜けてニゲル布。(動画)

↓失敗例

Autodesk Maya 2014 nClothが障害物をすり抜ける – YouTube

Autodesk Maya 2014 nCloth Why? – YouTube

↓成功例

Maya nCloth シミュ 140306 1 – YouTube

2016だと違うのかもしれないけど、使えなくなるまで、2014使うよね。

 

 

今回も袴なので、この袴使うといいんだ。

作るのが大変だっただけで、布シミュに関しては、そんなに不具合は出ないから。

 

ただ、

この蜻蛉さん、公式で『行灯袴(スカート)』って発表されちゃったのね。

これ、『乗馬袴(ズボン)』で作ってるの。

 

足広げると↓こうなるのね。

行灯袴だと↑ズボンの切れ目が当然、つかないわけ。

 

まぁ、真ん中の縫合を左右じゃなく、前後で縫合すれば済む話なんだけど

どうせ似たようなの作るなら、

どっちが楽か、MD5とMayaで比較してみようと思った。

 

Mayaでも、この箱ヒダが重なる部分は大変だと思うんだけど、実験はしとかないとね。

 

しかも、↓MD5でできることって、袴と陣羽織と帯だけで、小物は全部Mayaで作ることになるから。

刀剣乱舞-ONLINE- クリアしおり 蜻蛉切

全部Mayaでやってしまおうと思った。

 

布シミュレーションって、動画の時は有り難いけど

静止画を作る上では、

『カッコイイ』翻り方をしてほしいわけ。

 

というと、シミュレーションの『偶然』に頼ってるのが辛いのね。

結果的にZBrushで修正するなら

最初から『体に沿わせるだけ』をシミュでして

翻らせるのはZBrushでするなら

自動シミュで袴作るより、

シミュするまで『動かない』Mayaでやるほうが簡単かな、と思ったんだ。

 

布シミュだと↓ストンと落ちたままのジャージの裾を

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ZBrushでひらっとさせると凄くかっこいい。

ZBrushでこれをするのなんて本当、数秒の話だから

そこを布シュミに風シミュをかけて苦労しなくていいと、本当に思った。

 

 

ゴタク終了。

 

作成にかかる。

行灯袴を作成する。

Mayaで袴を作るセオリーは知らないけれど

平面で一番簡単なメッシュを割って、この時点でUVをつけてしまうことにする。

一度UVつけると、デタッチしない限り、ずっとここから派生でつけてくれるから。

 

和服は直線裁断なので、こういうのが一番効くと思う。

 

最初だけでも均等にメッシュを割りたいので、複数エッジで一気に割る。

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脇の始末をする。

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現時点だと、プレーンを建て半分に割ってるのでUVがこうなってる。

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平面プレーンZでUVを新規作成する。

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あとは、メッシュを適当に分割しながら体に沿わせていく。

 

これでうまく行くかな?

 

 

エンジョイ! & サンキュー♪

【この記事を書いた日 2016/02/12  6:18 】

 

 

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